ブレード・マッスルバック・フォージド、アイアンの種類を解説!

アイアンの説明を見ていると、ブレード型、マッスルアイアン、マッスルバック、フォージドアイアンといった呼ばれ方を見かけることがあります。

これらは上級者・中級者向けアイアンに使われることが多い言葉です。同じことを意味しているのか、それとも違う視点からの言葉なのか、詳しく解説していきます。

ブレードアイアンとマッスルバックアイアンは同じ

まず、ブレードアイアンとマッスルバックアイアンは、アイアンの形状の種類を表す言葉です。そして、どちらも同じ意味で使われます。

何故、2つの表現があるのかは分かりませんが、アイアンの注目している箇所によって使い分けているようです。筆者の個人的な感覚としては、フェースの全体の形状や上部の薄さに注目している時は「ブレードアイアン」、フェースの裏側(バックフェース)やその薄さに注目している時は「マッスルバックアイアン」と呼んでいることが多いように思います。

ブレードアイアンと呼ぶケース

と言いますのも、フェースの上部をトップブレードと呼びます。アイアンの特徴を語る際に、トップブレードの角度、両端のシャープさ、薄さなどが取り上げられます。この場合は、ブレードアイアンと表現されることが多いようです。

マッスルバックアイアンと呼ぶケース

そして、こちらはフェースの裏側が異なる2種類のアイアンです。左はすっきりしているのに対して、右はフェース周辺部が縁取りのように肉厚になっています。

左のすっきりした板状の形状をマッスルバック、右の周辺が肉盛りされた形状をキャビティーバックと呼びます。

バックフェースに注目して語られる場合、または、他のキャビティーアイアンと比較して語られる場合、マッスルバックアイアンと表現されることが多いようです。

フォージドアイアンと軟鉄アイアンは?

その他にも、上級者やツアープロ向けアイアンについて語られる際に、フォージドアイアン、軟鉄アイアンという表現を見かけることがあります。そして、フォージド(軟鉄)という表記もよく見かけます。

先ほど取り上げたブレードやマッスルバックとは意味合いが全くことなります。ブレードやマッスルバックは形状を表していますが、フォージドは製法を表しています。アイアンは金属を叩いて成形するものと、溶かして型に流しこんで成形するもので、大きく2種類の製法があります。

前者の金属を叩いて形を作り上げる製法をフォージドと呼び、日本語では鍛造と言います。一方、後者は溶かした金属を鋳型に入れるため鋳造と呼びます。

よくフォージド(軟鉄)と表現されていて、フォージド=軟鉄と解釈されている方もいますが、これは少し誤解があります。フォージド(軟鉄)と書かれている場合、軟鉄を鍛造したという意味になります。そもそも、叩いて作るには金属が柔らかい必用がありますので、フォージド(鍛造)に用いる材質の殆どが柔らかい鉄、つまり軟鉄です。ですからあくまで結果として、フォージドアイアン=軟鉄アイアンであることが殆どです。

まとめ

ブレードアイアン、マッスルバックアイアン、キャビティーバックアイアンは形状を表していて、しかも前者2つは同じものを表します。

フォージドアイアンは製法を表していて、フォージド(鍛造)によるものです。

軟鉄アイアンは素材を表しています。

以上、アイアンを表す言葉としてよく見かけるものを取り上げました。

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