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inpres インプレス UD+2 ドライバー2021 試打・評価・徹底解説

ヤマハから発売されているinpres UD+2 ドライバーの2021年モデルについて取り上げます。

目次

インプレス UD+2 ドライバー 2021

inpres UD+2ドライバーは2016年に初代モデルが発売されていて、2021年モデルは3代目となります。

基本的なコンセプトは初代から変わらず継承されつつ、新たなテクノロジーもプラスされ、より進化しています。

スピードボックスによりエネルギー効率がアップ

3代目モデルで最も特徴的なのが、フェースの直ぐ後ろに設け足られた凹型の構造です。

スピードボックスと呼ばれる1.5mmの凹みがクラウン側・ソール側の両方に設けられていて、フェース周辺の剛性が高められています。

これにより、ヘッド後方への振動の拡散が抑えられ、インパクトエネルギーが効率的にボール初速に転換されます。

重心角が34.5°に

スライス解消に効果的とされるヘッドの重心角は、前作の33°から更に大きくなり、34.5°となっています。

重心角が大きくなることで、ヘッドが返る方向に作用しますので、球のつかまりが良くなります。

オフセット形状を採用

ネック位置は、一般的なドライバーよりもやや前側にあり、フェースのトップラインの位置が後ろに下がった形状になっています。

アイアンで言うグースが効いていて、オフセットがありますので、その分、インパクトのタイミングが遅くなり、よりヘッドをしっかり返して強くボールを捉えやすくなっています。

慣性モーメントが大幅にアップ

慣性モーメントが前作から約8%アップし、4,650から5,020g・cm2となっています。

ヘッドがブレにくくなりますので、弾道の左右のブレ幅が抑えられ、広いスイートエリアで直進性の高い弾道が出やすくなっています。

インプレス UD+2 ドライバー 2021の試打・評価

inpres UD+2ドライバー2021をプロゴルファーが試打・解説

石井プロにより試打した感想として、「球が殆ど曲がらず、打ち出したところに飛んで行く。」「球のつかまりは、前作の方が少し良い。」と述べられています。

重心角がさらに大きくなっているにも関わらず、球のつかまりがアップしているわけではないのは、慣性モーメントが大きくなっているため、深重心になっていることが影響しているのかもしれません。

とは言え、スライスをあえて打とうと思ってもなかなか打ててないので、スライス改善というよりブレが少ないように思います。

構えた感想としては、スピードボックスという他に無い特殊なデザインが悪さするのかと思いきや、深重心のストレッチの長さを感じさせない効果があると述べられています。

このデザインに違和感を覚えるか、または、ヘッドの奥深さを感じさせない効果があるか、捉え方により変わりそうです。

有村智恵プロがinpres UD+2ドライバーを試打して解説

有村智恵プロは、直進性が高くて、曲がらない強い球が出るという感想を述べられています。

ミスショットが怖くないので、自信満々で振っていけて飛距離が出るとも述べられています。

インプレス UD+2 ドライバー 2021のスペック

ロフト角 9.5° 10.5°
ライ角 61° 61°
フェース角
ヘッド体積 460cc 460cc
シャフト インプレス UD+2 ドライバー 2021
シャフト硬さ S S/SR/R
シャフト重量 53 53/48/43g
シャフトトルク 5.6 5.6/6.0/6.2
シャフト調子
クラブ長さ 45.75インチ 45.75インチ
クラブ重量 284g 284/279/275g

ロフト角は9.5°と10.5°の2種類で、クラブ重量は275~284gです。前作よりも軽量化されています。

一般的なアベレージゴルファー向けのドライバーよりも20gほど軽くなっていますので、軽めのクラブで楽に振りたい方は、使いやすいと思います。

オススメのゴルファータイプとしては、飛距離が出ない方、200ヤードの壁がある方、ゴルフの練習がなかなかできない方にオススメされています。

 

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