アメリカのオーガスタ・ナショナルGCで、2021年のメジャー初戦、マスターズが開催となっています。
その2日目、グリーン上で3番ウッドを使ってパッティングする選手が映し出され、話題となっています。
3番ウッドでのパッティング、そして、そこに至った経緯について取り上げます。
グリーン上で3番ウッドでパッティングした実際の映像
驚きの事態が生じたのは、2021年のマスターズの2日目です。
上掲の映像は17番ホールで、パッティングしているのは韓国のキム・シウー(Si Woo Kim)です。
そして、握っているクラブはパターではなく3番ウッドです。
フェアフェイウッドはフェース厚が薄いため、遠目にはL字パターのようにも見えますが、クラブ長さが明らかに長いです。
キム・シウーはキャロウェイのクラブを使っていまして、手にしていた3番ウッドは、恐らくMAVRIK サブゼロフェアウェイです。
クラブ長さは43.25インチありますので、一般的なパターと比べると、10インチ(25.4cm)ほど長いです。
なかなか器用にパッティングしていますが、関心が寄せられるのはパターではなく3番ウッドを使うに至った背景、理由です。
何故、パターではなく3番ウッドでパッティングしているのか?
キム・シウー選手をご存知の方であれば、お察しの方も少なくないと思います。
3番ウッドを積極的に選んだわけではなく、パターを使えなくなった理由があります。それがこちらの動画です。
グリーンエッジで、自分のプレー内容に納得いかなかったのか、激高し、持っていたクラブを地面に叩きつけています。
映像をスローで見ると、シャフトが異様な曲がり方をしている様子が分かります。
この叩きつけたクラブというのがパターで、この行為により折れてしまったようです。
キム・シウー選手は感情表現が豊か!?
先程、キム・シウー選手をご存知の方であれば、原因が分かるといったことを書きました。
その理由は、ゴルフ場での感情表現が豊かな選手として知られているからです。
こちらの映像では、ミスが重なりウェッジを池の中に放り投げてしまうシーンが捉えられています。
ゴルフは紳士のスポーツですから、さらに、世界中に放送される試合でこのような行為は、少なくとも子供たちには見てもらいたくないですね。