パラダイムMAX FASTアイアンの評価・試打動画

パラダイムMAX FASTアイアン

キャロウェイのパラダイムMAX FASTアイアンは、パラダイムシリーズの中で軽量タイプのアイアンです。

ドライバーのMAX FASTは、つかまり、高弾道が特徴となっていますが、アイアンでは特徴が異なっています。

以外にもグースが抑えられていて、トップブレードも薄く、プロも構えやすいと感じるスッキリとした形状になっています。

ただ、ロフトに関しては、飛距離性能を最も高めてありますので、7番のロフト角が26°と最も立っています。

パラダイムMAX FASTアイアンの試打・評価

安心感があって球が曲がりづらい1本。キャロウェイ「パラダイム MAX FAST アイアン」

ゴルフライターの鶴原弘高氏にて、「パラダイム MAX FAST アイアン」の特徴や試打した印象を解説されています。

キャロウェイ『 PARADYM』アイアン 3モデル  トラックマン試打

試打ラボしだるTVにて、パラダイムシリーズのアイアン3機種を試打されています。

3機種を打ち比べされていて、各モデルの違い、適合ゴルファーについて解説されています。

<試打クラブ>

  • パラダイム アイアン(7I)NSプロ ZELOS 7 S
  • パラダイム MAX FASTアイアン(7I)NSプロ ZELOS 7 S
  • パラダイム Xアイアン(7I)NSプロ950GH neo S

【女性試打】 PARADYM MAX FAST アイアン 試打インプレッション

飛んで曲がらない! 話題の 「PARADYM MAX FAST Women’sアイアン」をアマチュアゴルファー 原さんが試打インプレッション。

アドバイザーとしてキャロウェイ・スタッフ プレーヤーの佐伯三貴プロが一緒にその飛距離、弾道、左右ブレの少なさを体感&ワンポイントアドバイス。

番手別にAIが設計してくれているから、アイアンが苦手な人でもとっても打ちやすくて、高さが出しやすい、 そして高さで止める事ができるのでアイアンでグリーンが狙いやすい。

パラダイムMAX FASTアイアンのスペック

番手 ロフト角 ライ角 長さ
I#5 22 60.5 38.25
I#6 24 61 37.625
I#7 26 61.5 37
I#8 30 62 36.5
I#9 35 62.5 36
PW 40 63 35.75
AW 45 63.5 35.5
50° 50 64 35.25
56° 56 64 35

パラダイムMAX FASTアイアンのシャフト

シャフト 硬さ シャフト重量 トルク 調子
SPEEDER NX 40 for Callaway R 約40g 4.9
N.S.PRO 850GH neo S 約88g 2.0
N.S.PRO ZELOS 7 S 約77.5g 2.6

国内女子の獲得賞金ランキングの結果【2022年】

国内女子の2022年の賞金ランキングは、ここ最近の傾向通り、若手選手の活躍が目立ちました。

2022年の国内女子 賞金ランキングの結果

トップ10の顔ぶれを見ると、10位の上田桃子を除いた1~9位までの9名全員が25歳以下という若さです。

改めて女子プロゴルフの世界の低年齢化が顕著となたったシーズンです。それでも、昨シーズンと比べると、トップ10のメンバーは6名が同じ顔触れです。

低年齢化が進むことで世代交代も加速しそうですが、強い選手はしっかりと価値を重ねて安定した成績を残し続けています。

特に、10位の上田桃子、11位の藤田さいき、13位の菊地絵理香、16位の青木瀬令奈、18位の申ジエの5名は、30歳を超えたベテラン選手です。

このあたりが上位の直ぐ近くで名を連ねている当たり、女子プロゴルフ界の層の厚さが感じられます。

▼1~30位

順位 女子プロゴルファー 獲得賞金 出場試合 優勝回数
1位 山下 美夢有 ¥235,020,967 33 5
2位 西村 優菜 ¥149,158,595 30 2
3位 稲見 萌寧 ¥139,402,087 38 2
4位 勝 みなみ ¥136,776,675 34 2
5位 西郷 真央 ¥130,059,607 25 5
6位 吉田 優利 ¥114,444,959 37 0
7位 小祝 さくら ¥108,158,103 37 2
8位 川﨑 春花 ¥92,052,000 21 2
9位 菅沼 菜々 ¥86,198,649 33 0
10位 上田 桃子 ¥80,605,943 28 1
11位 藤田 さいき ¥79,038,586 32 1
12位 木村 彩子 ¥77,450,178 33 1
13位 菊地 絵理香 ¥76,182,263 34 1
14位 永井 花奈 ¥74,537,824 35 0
15位 堀 琴音 ¥73,554,292 34 1
16位 青木 瀬令奈 ¥70,929,499 38 1
17位 高橋 彩華 ¥70,074,596 35 1
18位 申 ジエ ¥62,580,672 24 0
19位 森田 遥 ¥61,075,559 32 0
20位 植竹 希望 ¥55,787,231 34 1
21位 渡邉 彩香 ¥54,726,940 33 1
22位 岩井 千怜 ¥54,442,555 28 2
23位 黄 アルム ¥53,828,362 30 0
24位 ささき しょうこ ¥53,715,416 35 0
25位 イ ミニョン ¥52,239,254 30 1
26位 佐藤 心結 ¥49,871,507 37 0
27位 セキ ユウティン ¥48,641,896 26 1
28位 鈴木 愛 ¥45,882,311 31 0
29位 ペ ソンウ ¥44,788,039 31 0
30位 三ヶ島 かな ¥44,770,435 34 0

過去10年の賞金女王の2022年の結果

シーズン 賞金女王 2022年の順位
2020-21年 稲見萌寧 3位
2019年 鈴木愛 28位
2018年 アン・ソンジュ
2017年 鈴木愛 28位
2016年 イ・ボミ 82位
2015年 イ・ボミ 82位
2014年 アン・ソンジュ
2013年 森田理香子
2012年 全美貞 27位
2011年 アン・ソンジュ

こちらは、過去10シーズンを遡って、これまでの賞金女王の2022年の成績をまとめたものです。

昨シーズン覇者の稲見萌寧は、勢いを維持して3位に着けましたが、圧倒的な強さを誇った鈴木愛は、2020・2021年が17位、2022年が28位と徐々に順位を落としています。

 

 

国内男子の獲得賞金ランキングの結果【2022年】

2022年の国内男子 賞金ランキングの結果

2022年の賞金ランキングは、比嘉一貴が初の賞金王に輝きました。

沖縄出身の身長158cmという小柄な体格で、歴代で最も小柄な賞金王としても話題になりました。

これまでは2019年、2021年に共に1回ずつ優勝していて、2022年には一気に4勝を挙げ、躍進の年となりました。

男子と女子で異なる点として、女子では若手の台頭が毎年のように際立っていますが、男子の方はトップ10に30歳以上のベテラン勢が半分を占めています。

力のあるゴルファーが安定したゴルフを長年続けているとも言えますが、若手がなかなか伸びてこない実状も見て取れます。

若手の新たなスター選手の登場が、ゴルフ人気を牽引する大きな要因だと考えると、男子ゴルフは停滞がやや続いているとも言えます。

▼1~30位

順位 女子プロゴルファー 獲得賞金 出場試合 優勝回数
1位 比嘉 一貴 181598825 24 4
2位 星野 陸也 111414305 21 1
3位 岩﨑 亜久竜 96670570 22 0
4位 堀川 未来夢 95594744 24 2
5位 岩田 寛 87317389 25 1
6位 C・キム 86805149 12 1
7位 大槻 智春 84902380 26 1
8位 桂川 有人 83324433 21 1
9位 河本 力 77766121 20 2
10位 石川 遼 76949337 23 1
11位 稲森 佑貴 73001240 25 2
12位 今平 周吾 68656021 25 2
13位 大西 魁斗 68186276 22 1
14位 谷原 秀人 55572143 18 1
15位 池村 寛世 53631848 26 1
16位 池田 勇太 49568510 22 0
17位 B・ケネディ 47217549 19 0
18位 香妻 陣一朗 46138125 19 1
19位 時松 隆光 43275615 26 0
20位 木下 稜介 42069422 20 0
21位 出水田 大二郎 40809355 24 0
22位 片岡 尚之 40425841 26 0
23位 久常 涼 37085872 17 0
24位 清水 大成 36051229 25 0
25位 小平 智 35045259 11 0
26位 S・ビンセント 32486250 7 1
27位 大岩 龍一 32051043 26 0
28位 金谷 拓実 31461833 6 0
29位 長野 泰雅 30237359 10 0
30位 T・ペク 28802150 24 0

過去10年の賞金王の2022年の結果

シーズン 賞金王 2022年の順位
2020-21年 チャン・キム 7位
2019年 今平周吾 12位
2018年 今平周吾 12位
2017年 宮里優作 66位
2016年 池田勇太 17位
2015年 金庚泰 116位
2014年 小田孔明 47位
2013年 松山英樹
2012年 藤田寛之 109位
2011年 ベ・サンムン

男子の過去10シーズンの賞金王は、女子と違って毎年のように目まぐるしく変わっています。複数回に及んでいるのは、2018年・2019年の今平周吾の連覇だけです。

ここ最近の賞金王は、女子と比べると上位の方に残っているように見えます。

これは、男子プロの息の長さ、ベテラン勢の頑張りとも言えますし、別の見方をすると、世代交代がなかなか進んでいないとも言えます。

さらに、男子ゴルフは女子よりも10回ほどシーズン試合が少ないため、こういったところにも男子ゴルフと女子ゴルフの差が感じられます。

ブリヂストン Bシリーズ 2023年モデルのドライバー

ブリヂストンゴルフのBシリーズのニュードライバーが、ルール適合リストに掲載されました。

現行のBシリーズでは、B1、B2、B3SD、B3DDの4タイプがプロパーモデルとして市場展開されています。

2代目となる2023年のリニューアルモデルは、B1とB2の存在が確認されました。

B-Limited B1 LSドライバー

*出典:R&A

こちらは、B-Limitedという冠が付いていますので、プロパーモデルではなく限定発売のモデルと思われます。

現行の初代Bシリーズのリリースの時も、B-Limited B1ドライバーという限定モデルが発売されていますので、同じ位置づけのドライバーと考えられます。

  • ロフト角9°
  • SP-COR
  • SLIPLESS BITE MILLING
  • SPINE STABILIZER HOSEL
  • ウェイトポート(左右)

ソールの中央から前方ぐらいのトゥ側・ヒール側に、取り外しできそうなウェイトが1つずつ搭載されています。

トゥ側は6、ヒール側は4と記されていますので、左右で重量が異なっていて、入れ替えることによりつかまりを調整できることが想像されます。

最近は、AEROJET LS、PARADYM◆◆◆、ZX7 MKⅡなど、ウェイト重量を揃えず調整余力を持たせたタイプが主流となっています。

なお、ツアー会場で確認されているB-Limitedモデルは、ソール後方に移動式ウェイト調整機能が搭載されているものもありますので、まだまだ別のバージョンもありそうです。

もう一つ触れておきたい点として、「SPINE STABILIZER HOSEL」が挙げられます。これは恐らくネックに搭載された可変スリーブによる角度調整機能がだと思われますが、SPINE STABILIZERとありますので、シャフトを回転させずにできるタイプに変更された可能性が考えられます。

他メーカーでは本間が「ノンローテティングシステム」という名称で一早く採用していまして、同様のタイプのものではないかと思われます。

B1 STドライバー

*出典:R&A

こちらは現行のB1ドライバーのリニューアルモデルと思われるB1 STドライバーです。

STの意味はまだ公表されていませんが、Straight、Stableといった安定感を意味するものや、Speed、Spinといったハードさを意味するものが想像されます。

B1の位置づけを考えると、プロパーモデルの中で最もハードなタイプで、小ぶり・低スピン・強弾道を特徴としたモデルとなりますので、その位置付けは恐らく変わらないでしょう。

  • ロフト角9.5°、10.5°
  • SP-COR
  • DRAW・FADEのウェイト調整機能
  • ウェイトポート(左右)
  • SLIPLESS BITE MILLING
  • SPINE STABILIZER HOSEL

B1 STドライバーは、B-Limited B1 LSドライバーとよく似ています。大きく異なる点は、ソール後方にウェイト調整機能が搭載されている点です。

ウェイトポートを3つ搭載していて、ニュートラル、ドロー、フェードの切替が可能となっています。

可変スリーブと組み合わせることで、かなり自由に弾道をカスタマイズできそうです。

B2 HTドライバー

*出典:R&A

こちらは現行のB2ドライバーのリニューアルモデルと思われるB2 HTドライバーです。

B1のSTに対して、B2はHTというワードが添えられています。こちらもHTの意味は現時点で確認されていませんが、現行のB2がドローバイアスであることを考えると、ハイドローを意味するものではないかと思われます。

  • ロフト角9.5°、10.5°
  • SP-COR
  • ウェイトポート(左右)
  • SLIPLESS BITE MILLING
  • SPINE STABILIZER HOSEL

B2 HTドライバーにもトゥ側・ヒール側にウェイトが1つずつ搭載されていますが、位置がソール後方に寄せてあり、ウェイトの大きさが通常のものより小ぶりに見えます。

また、トゥ側はSD、ヒール側はDDと近くに記されていますので、重量を変えるか取り外すかして、Straight Drive、Draw Driveの度合いを高めることができそうに見えます。

まとめ

ブリヂストンのBシリーズのニューモデルについて取り上げました。

現時点では、適合リストに掲載されたことと、ツアー会場でブリヂストンの契約プロが手にしていることで、情報が集まってきてきます。

商品サイクルを考えると、発売時期は2023年後期と思われますので、近々、メーカーからも公式な詳細情報がリリースされると思います。