ROGUE STドライバー 適合リストに大量掲載!【2022年・キャロウェイの新作】

ROGUE STシリーズのドライバーが 適合リストに大量掲載

キャロウェイの2022年モデルと言わさされていた「ROGUE ST」が適合リストに掲載されました。

掲載されればメディアが取り上げるのは分かっていますから、年明け早々に仕掛けてくるあたり、海外ブランドならではのプロモーションの上手さを感じさせますね。

キャロウェイのドライバーは、AI設計を採用してバリエーションを容易に増やせるためか、適合リストに掲載されるヘッドの数が半端ではありません。MAVRIKシリーズでは30件近くありました。

*出典:https://www.randa.org/

今回の「ROGUE ST」は、現時点で12件ありますので、リストもこのように長くなります。

なお、レフティーモデルも含まれての12件のため、ヘッドの種類で言うと7件となるようです。ただし、あくまで現時点での話です。

内訳としては、◆◆◆トリプルダイヤモンドのマークがあるものがほぼ半分となっていますので、プロ向けモデル3件、一般向けモデル4件ということになりそうです。

ROGUE ST 一般向けモデル(4種類)!?

一般向けに市販されるモデルは、通常、トリプルダイヤモンドのマークがありませんので、今回確認されたモデルの中で、マークが無い4件を先ず紹介します。

左から、順に以下の名称となっています。

  • ROGUE ST MAXドライバー
  • ROGUE ST MAX Dドライバー
  • ROGUE ST MAX LSドライバー
  • ROGUE ST MAX FASTドライバー

スタンダードモデルはこれから出てくるか?

MAXをベースとして、LSやFASTがあるラインナップ構成は、前年のEPIC ’21と似ていますが、異なる点もあります。

先ず、スタンダードモデルだった「SPEED」タイプが無い点です。キャロウェイはAI設計による空力に力を入れていますので、名称は変われど「SPEED」に位置するモデルは用意してくると思います。

ドローモデルが充実

もう1つは、MAXにドロー仕様の「MAX D」が追加されている点です。そもそもMAX自体がつかまりをややドローですが、ヒール寄りにウェイトが搭載されていて、さらにつかまり性能を高めたタイプということになります。

ドローウェイトがあるのは、ROGUE ST MAX DドライバーとROGUE ST MAX FASTドライバーの2種類となります。

MAX FASTはかなり軽量化されていて対象ゴルファーが限られてしまっていましたが、一般的な重量のモデル(恐らく300g前後)でドローバイアスになっていますので、幅広いゴルファー層のスライサーがROGUE STシリーズを利用できそうです。

ROGUE ST プロ向けモデル(3種類)!?

先程の一般向けに市販されると思われるモデルとは反対に、◆◆◆トリプルダイヤモンドのマークがあるモデルは現時点で3機種あります。

左から、順に以下の名称となっています。

  • ROGUE STドライバー◆◆◆
  • ROGUE ST LSドライバー◆◆◆
  • ROGUE ST Sドライバー◆◆◆

名称からすると、ROGUE STドライバーがスタンダードモデルのように思えますが、◆◆◆のマークが記されていてツアープロ向けと思われますので、このモデルではないと思います。

これまでにない名称のモデルとして、一番右に「ROGUE ST S」というモデルがあります。

Sは、SPIN(スピン)を意味することが多いですが、これまではLS(低スピン)、DS(ドロースピン)といった形でスピンの種類が表記されていましたので、別の意味かもしれません。

前年のEPIC ’21と比べると、SPEEDタイプがありませんので、「SPEED」の「S」という可能性もありそうです。

先程の一般向けモデルとは明確に異なる点として、ソール前方にウェイトが搭載されています。

以前のサブゼロの特徴で、上級者向けの低スピン・強弾道の性能を高めたモデルと思われます。

まとめ

キャロウェイの2022年モデルと言われているROGUE STシリーズのドライバーについて、適合リストに掲載された件を取り上げました。

なお、この記事は、新たな情報を反映している関係上、以前の内容から大幅に更新しています。以前の情報については参考までに下記に掲載しておきますので、経緯・経過など、ご興味がある方はご覧頂ければと思います。

ROGUE STドライバー

 

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ヨーロピアンツアーにて、キャロウェイの新たなドライバーが確認されました。

毎年この時期になると、キャロウェイは新作の情報がちらほら出始めます。

例年のスケジュールでいくと、年明けに情報解禁、2月に発売という流れになると思います。

 

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こちらはソールが見えてる角度からの映像です。

同じ「ROGUE」という名前が付いているだけあって、中央の構造は、2018年のROGUEと似ています。

ちなみにこちらが2018年に発売のROGUEドライバーです。

ソール後方に大きなウェイトを搭載か?

 

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構造上でまず目が行くのは、ソール後方にあるゴールドのパーツです。

搭載位置からして、高比重金属によるウェイトではないかと思われます。

一見、以前のROGUEほどシャローな深重心には見えませんが、深い所に大き目のウェイトがあると考えると、慣性モーメントをかなり意識したドライバーのようです。

MAX LS、MAX-Dの2機種を確認

まだメーカー発表は一切ありませんので、現時点でSNSにて確認されている情報からは、複数の機種の存在が分かっています。

冒頭で紹介したモデルは、ROGUE ST MAX LSドライバーです。

そして、その後に紹介したヘッドが2つ並んだ映像に移っているのは、ROGUE ST MAX-Dドライバーです。

MAX LSは、EPIC 2021年モデルで初めて登場したタイプのヘッド、今回のROGUE STでも発売されるようです。

もう1つのMAX-Dは、筆者の記憶では過去に聞いたことのない名前です。

EPIC 2021では、MAX、MAX FASTという機種がありましたので、全体としては、スタンダードモデル、MAX、MAX LS、MAX-D、MAX FASTの5機種になるのではないかと思います。

TS2ドライバー USモデルの特徴・違い

タイトリストのTSシリーズから発売のTS2ドライバーのUSモデルについて、詳しく取り上げます。

TS2ドライバー USモデル

TS2ドライバーはアベレージゴルファ~セミアスリート向け

出典:タイトリストHP

タイトリストはこれまでツアープロの意見を元にクラブ開発をしていると言われていました。しかし、2019年にTSプロジェクトが発足し、スピードに拘ったモデルを開発し、従来の915、917といったシリーズとは違った全く新たなモデルとしてTSシリーズをリリースしました。

TSシリーズは、TS1、TS2、TS3、TS4の4種類のドライバーがあります。TS1は軽量ドライバー、TS2はアベレージ~セミアスリート、TS3はセミアスリート~上級者、TS4は上級者向けと言われています。

ソール後方にウェイトを搭載

TSシリーズのドライバーは、ウェイトの搭載箇所に特徴が表れています。

TS2ドライバーでは、ソール後方のセンターに搭載されています。ウェイトが深い位置に搭載されることで、高MOIが実現されています。

打点のバラツキに対して許容性を発揮してくれますので、フェースをワイドに使っている方が恩恵を受けられやすく、安定した弾道が出やすくなっています。

ロフト角のラインナップが豊富

TS1、TS3、TS4ドライバーは、ロフト角のラインナップが3種類ですが、TS2ドライバーは4種類のロフト角が用意されています。

アマチュアゴルファーにとってはスタンダードな位置づけとも言えますので、幅広いゴルファー層で利用しやすくなっています。

また、タイトリスト特有のロフト角・ライ角の独立式調整機能が搭載されていますので、ロフト・ライを自由度高く変更することができます。

弾道は高打ち出し・低スピン

モデル TS1 TS2 TS3 TS4
高さ
スピン 超少

TS2ドライバーの弾道の特徴としては、打ち出しが高く、低スピンで飛ばすことができます。

TS2ドライバーのスペック

  • ロフト角:8.5、9.5、10.5、11.5°
  • ライ角:58.5°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:45.5インチ

標準シャフト

USモデルでは、以下の5種類のシャフトが公式サイトで紹介されています。

  • Mitsubishi KUROKAGE Black Dual Core SFW 50
  • Mitsubishi Tensei AV Series Blue SFW 55
  • Project X HZRDUS Smoke Black 60
  • Project X HZRDUS Smoke Yellow 60
  • Project X Even Flow T1100 White 65

TS2ドライバーのUSモデルと日本モデルの違い

ロフト角のラインナップはUSモデルの方で11.5°があり、1種類多くなっています。ライ角、クラブ長さ、ヘッド体積については、公表値が同じ値となっています。

シャフトはUSと日本で共に公式サイトで5種類掲載されていますが、種類は全て異なっています。

なお、シャフトスペックについては、USモデルの場合、同じフレックスでも1フレックス硬いと言われています。USモデルを購入する場合、このあたりを考慮して普段より1つ柔らかめを選択すると良いと言われています。

TS2ドライバーのUSモデルの購入・価格

価格については、一般的にUSモデルの方が安いケースが多く見受けられます。

タイトリストでは公式サイトで発売がないため、小売価格の表示がありませんので、アマゾンで調べてみましたところ、日本モデル、USモデル共に、当記事執筆時点では3万円弱で購入できるようです。

USモデルを購入したいという方で、ショッピングモールでの購入が不安という方は、フェアウェイゴルフUSAさんがオススメです。

アメリカ国内の各メーカから直接仕入れた正規品(正規ライセンス商品)を取り扱われていますので、安心して購入することができます。

▼フェアウェイゴルフUSAさんのサイト


XXIO クロスアイアン#0(ゼロ)はフェアウェイウッド、ユーティリティ代わりに使える【ウッドが苦手な方は、ゴルフが楽になります】

ダンロップからXXIOクロスアイアンの2代目モデルが発売されています。

2021年のニューモデルでは、新たにコンセプトアイアンとして、#0(ゼロ)が発売されています。

ロフト角が17°で、アイアンという名が馴染まないこのクラブの活用方法について取り上げます。

ゼクシオクロスアイアン #0(ゼロ)の位置づけ

ゼクシオクロスアイアンの#0(ゼロ)は、ロフト角が17°で、アイアンとは思えないようなスペックです。

ゼクシオクロスアイアンのロフトピッチから考えていくと、上の番手は2°間隔になっていて、6番が23°、5番が21°ですので、17°は3番相当となります。

とは言え、一般的な3番アイアンというと20°前後ですから、17°は1.5~2番相当と考えるのが妥当でしょう。

ゼクシオクロスアイアン #0(ゼロ)は、5番ウッド・3番ハイブリッド相当

さて、ゼクシオクロスアイアン 2021年モデルの#0ですが、アイアンセットの中の1つとして使うには、一番上の5番とはロフトピッチが空きすぎていますので上手くありません。

そもそも、ゼクシオクロスアイアンは7番で25°の超ストロングロフト仕様ですので、5番よりも上のアイアンは必要ない方が殆どかと思います。

では、#0(ゼロ)をどのように活用できるかですが、そもそも#0(ゼロ)の位置づけについて、ダンロップ社にてゼクシオレギュラーモデルのゼクシオ11でどの辺りに相当するかが目安として示されています。

出典:https://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2020/sp/2020_sp64.html

上図によると、フェアウェイウッドでは5番、ハイブリッドでは3番相当のクラブということになります。

クラブ 番手 ロフト角 長さ
XXIO11 FW 5番 18° 42.25インチ
XXIO11 HYBRID 3番 18° 40.75インチ
XXIO CROSS #0 17° 39.25インチ

実際、ロフト角を見比べてみても、この辺りが適当であることが分かります。

ウッドが苦手な方は、#0(ゼロ)で置き換えできる!

5番ウッドは3番ウッドよりも楽に扱えます。そして、ハイブリッドは1本持っておくとゴルフが楽になります。

とは言え、ウッド系がどうしても苦手な方もいます。

そういった場合、5番ウッド、3番ハイブリッドを苦手ながらに使われている方は、ゼクシオクロスアイアンの#0(ゼロ)を取り入れるという選択肢が考えられます。

ゼクシオクロスアイアンは、超ストロングロフト・超ワイドソールのディスタンス系アイアンで、対象ユーザーが絞られるアイアンです。とは言え、アイアンの番手が上になると難しさがありますので、ゼクシオクロスアイアンの想定ユーザーが楽に#0(ゼロ)を扱えるかというと、疑問符が付きそうに思います。

#0(ゼロ)に限って言えば、アベレージゴルファー・セミアスリートが使うことえ、クラブセッティングを改善することができそうなクラブです。

ゼクシオの公式サイトでは、アイアンの中で紹介されていますが、フォルムからは、アイアンやアイアン型ユーティリティというより、ウッド系ハイブリッドのクラウンだけシースルーにしたようにも見えます。

フォルムも特徴的ではありますが、この尖った位置づけのコンセプトアイアン。ピタッとはまると比類のない強烈な武器になりそうです。

NEWゼクシオCROSSアイアンに#0(ゼロ番手)が追加されている件

ニューXXIOクロスアイアン2021のスペック・シャフト

ゼクシオ11フェアウェイウッドのスペックと試打・評価

ゼクシオ11ハイブリッドのスペックと試打・評価

 

PRGR egg44ドライバー!高ミート率で飛距離アップ

egg44ドライバーの特徴・テクノロジー

PRGRから発売のegg44ドライバー。egg5500ドライバー Impactの後継とも言うべきモデルで、クラブ長さが短く、ヘッド重量が重く、高ミート率で飛距離を狙えるドライバーです。

44.5インチの短いシャフト

PRGRによるヘッドスピード40m/sのゴルファーのテストによると、クラブ長さが44.5インチの場合にミート率が高く、飛距離が出ることが確認されています。

通常のドライバーでは45.5~45.75インチが主流ですが、egg44ドライバーでは44.5インチの短めのシャフトを採用しています。

短いことで楽に正確に振りやすく、ミート率が向上します。さらに短くしていくと、回転半径が小さくなり、遠心力による効果が弱まることから、44.5インチが調度良いという研究結果のようです。

PRGR史上で最重量のヘッド

egg44ドライバーのヘッド重量は208gあり、PRGR史上で最も重いヘッドとなっています。一般的なヘッドが200gと考えると、約10g重いヘッドとなります。

ヘッド重量が重くなることで、ボールと強く当たり、ボールスピードのアップにつながります。

また、クラブを短くしたことで振りやすさがアップしていますので、ヘッド重量をアップする余地が生み出されています。

シャローな深低重心設計

一般的なクラブよりも、重心は低く深い設計となっています。

これにより、高打ち出しで、低スピンの弾道が出やすくなっています。

ロフト別ヘッド設計

出典:PRGR公式HP

ロフト角が違っても、同じモデルであれば共通のヘッドであることが一般的ですが、egg44ドライバーではロフトの違いにより、ヘッド設計も異なっています。

球のつかまりを左右する重心角については、9.5°の方で32°、10.5°の方で34°となっています。

重心角が大きいと、よりスクエアでインパクトしやすくなりますので、10.5°の方がやさしくつかまえられて、9.5°の方が引っ掛けにくく叩きに行きやすくなっています。

egg44ドライバーのスペック

  • ロフト角:9.5°、10.5°
  • ライ角:59.5°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:44.5インチ
  • フェース角:-2°、±0°

 

egg44ドライバーのシャフト

スペック M-43 M-40 M-37
フレックス S SR R
クラブ重量 304g 301g 299g
シャフト重量 50g 46g 44g
トルク 7.3° 7.6° 7.8°
バランス D4.5 D4 D3.5
KP M

egg44ドライバー専用のオリジナルカーボンシャフトです。

打ち出し角を確保するために先端にかけて大きく走る設計で、しっかりつかまって、振り抜きが良いシャフトです。

egg44ドライバーの発売日・発売価格

  • 発売日:2021年11月21日が予定されています。
  • 発売価格:88,000円(税込み)

2022年のゼクシオは、ACTIVWING(翼)を搭載!

ゼクシオ 2022年モデルが発売!

ダンロップからゼクシオの2022年モデルが発売になります。

ゼクシオは2000年に発売が開始されていて、2年毎にニューモデルが出ていますので、今回の2022年モデルは、12代目ということになります。

ゼクシオ2022年モデルの名称

ゼクシオの名称は、4代目から6代目まで色々な名前が付けられていました。

年代 世代 モデル名
2006年 4代目 ALL NEW XXIO
2008年 5代目 The ゼクシオ
2010年 6代目 新・ゼクシオ

一時、やや迷走した感もあったような気もしますが、製品としては基本的な特徴がブレずにいますので、それが長く愛される秘訣でもあります。

2012年の7代目からは、ゼクシオ7、ゼクシオ8と世代数を付与するシンプルな名前になっています。

今回のモデルは、名前のつか方が踏襲されるとすれば、ゼクシオ12(ゼクシオトゥエルブ)ということになります。

今回のゼクシオは、翼を搭載

*引用:https://www.youtube.com/watch?v=IgLEWlfVayk

既にティザー動画が公開されていまして、ゼクシオ12代目と思われるドライバーの映像が登場しています。

動画は、「翼のXXIO」とタイトルに付されています。

*引用:https://www.youtube.com/watch?v=IgLEWlfVayk

別の角度の映像では、クラウン前方にPINGのGシリーズのタービュレーターを思わせるラインが確認できます。

翼が意味するものの形状や効果は、現時点では不明ですが、恐らくはエアロ設計が採用されているのではないかと思います。

可変スリーブはゼクシオX 2022に搭載か?

出典:R&A

先程のティザー動画を見ると、ネックの部分に調整機能が搭載されていることが分かります。

軽量モデルで知られるゼクシオに可変スリーブが搭載されるというのは、違和感があります。

R&Aに掲載されているゼクシオ2022を確認してみますと、可変スリーブがあるモデルの特徴とも言うべき点が見当たりません。

具体的には、ソール側からトルクレンチを挿し込むポート、ネック部分に調整機能のポジション合わせをするインジケーションマークです。

R&Aに掲載されているものが、市販されるモデルではない可能性もありますが、それでもゼクシオレギュラーモデルに搭載される可能性は少ないと思います。

といいますのも、ゼクシオX(エックス)の方には、今回、可変スリーブが搭載されることが、同じくR&Aの掲載内容から確認されているからです。

そのため、動画で登場しているドライバーヘッドは、ゼクシオX(エックス)の方の可能性がありそうです。