キャロウェイ ROGUE スターアイアン 試打・評価・徹底解説

キャロウェイのAPEXアイアン 2019年モデルについて取り上げます。

ROGUE アイアンは2種類ある

キャロウェイから2018年に発売されているROGUEシリーズから、アイアンは2種類リリースされています。

左がROGUEスターアイアン、右がROGUEアイアンです。ROGUEスターアイアンの方がヘッドがやや大きく、ソールも厚め、グースもきいています。ロフト角も立っていますので、よりやさしく、ディスタンス性の高いアイアンです。

参考までに7番アイアンのロフト角を比べると、ROGUEスターアイアンが27°、ROGUEアイアンが30°となっていますので、両モデルの違いが顕著に表れています。

ROGUE スターアイアン

ROGUEスターアイアンは、キャビティー構造でストロングロフトの飛距離性能に優れたアイアンです。アイアンに飛距離を求めるアベレージゴルファーが多いことは、最近の売れ行きモデルを見れば明らかです。

一方で、アイアンはフィーリングが重視されるクラブですが、ディスタンス要素を強めれば強めるほど、打感は損なわれていきます。

この点に対して、ROGUEスターアイアンでは、ウレタン・マイクロスフィアがインサートされることで、フェースの反発性能の高さと打感の良さの両方を兼ね備えています。

タングステンウェイトを搭載し、打ち出しが高く、打点のバラつきに強い

外側からは分かりませんが、ヘッド下部のトゥ側にタングステンウェイトが搭載されています。これによりセンター重心・低重心が実現され、打ち出しの高さと弾道のバラつきを抑える効果を発揮してくれます。

特に、EPICスターアイアンと同様にストロングロフト設計となっているため、前方向のボールの推進力が強く、球の上がり具合が懸念されるところですが、低重心化を進めることで、球の上がりやすさをプラスする設計が採用されています。

キャビティー構造で、アベレージゴルファーが使いやすい

ヘッド形状はバックフェースの周辺部が分厚くなっています。キャビティー構造により、打点のブレに強く、直進性の高いアイアンとなっています。

方向のバラつきに悩むゴルファーにとっては、キャビティーは非常に使いやすいと思います。

グースがきいていて、つかまりが良いネック形状

フェース面がシャフトセンタ―軸と同じか引っ込んだぐらいで、かなりグースがきいた形状となっています。フェースが打球方向に対して奥にあることで、インパクトが充分ひきつけられますので、よりつかまりが良く右へのミスが出にくい形状です。

反対に、普段、ボールがつかまりすぎる方は、今お使いのモデルと比べてグース具合がどうかは、確認しておくことをおすすめします。

ソールは厚めで、安心感がある

ソールは2段形状になっています。低重心化のためソール側にウェイトを集中配分させていることもあり、厚さが充分あります。

ダブりが心配な初心者・アベレージゴルファーには、安心して使いやすい形状です。

ROGUE スター アイアンの試打・評価

ROGUEアイアンとROGUEスターアイアンを打ち比べした動画


アマチュアゴルファーがROGUEアイアンとROGUEスターアイアンを打ち比べした動画です。ロフト角が違いますので、飛距離の差が確認できます。

ROGUEスターアイアンを重永プロが試打


他社モデルのキャッチコピーのような「2番手違う」という感想が飛び出し、飛距離性能の高さを評価しています。

ROGUEスターアイアンのCM動画


内部構造に関する説明ムービーも入っていますので、製品の大きな特徴が分かりやすい動画です。

ROGUE スターアイアンのスペック

番手 I5 I6 I7 I8 I9 PW AW GW SW
ロフト角(°) 21 24 27 31.5 36 41 46 51 56
ライ角(°) 61.25 62 62.5 63 63.5 64 64 64 64
クラブ長さ (インチ) 38.5 38 37.5 37 36.5 36 35.75 35.5 35.25

EPIC スターと比べると、7番アイアンは1°寝ていますが、それでも27°ありますので、完全なストロングロフトアイアンです。

飛距離性能だけでなく、打点のバラツキへの寛容性、球の上がりやすさ、そして、打感の良さも配慮された構造になっていますので、初心者から中級者まで扱いやすいアイアンです。

ROGUEスターアイアンの標準シャフト

公式サイトで紹介されている標準シャフトは、以下の3種類となっています。

  • FUBUKI for CW 50(R)
  • Speeder EVOLUTION for CW 60(R)
  • N.S.PRO Zelos 7 (S)

EPIC FLASH スターユーティリティ 試打・評価・徹底解説

キャロウェイのEPIC FLASH スターユーティリティについて取り上げます。

EPIC FLASH のユーティリティはスターモデルのみ

EPIC FLASHシリーズから先に発売されているドライバーとフェアウェイウッドは、アスリート向けのサブゼロとアベレージ向けのスターの2種類発売されています。

ユーティリティについては、当記事執筆時点では、スターモデルのみとなっています。

キャロウェイの公式SNSでも、同時に発売となったEPIC FORGED スターアイアンと共に掲載されています。

 

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FLASHフェースとフェースカップが融合!

ドライバ―、フェアウェイウッドにも搭載されているAIデザインのFLASHフェースは、ユーティリティにも搭載されています。そして、FLASHフェースはフェスカップと融合していますので、ボール初速だけでなく、オフセンター時の飛距離ロスも軽減されます。

さらに、JAILBREAKテクノロジーも搭載

今や、キャロウェイのウッド系で代表的なテクノロジーとなっているJAILBREAKテクノロジーも搭載されています。

2本の柱がフェースの直ぐ後ろで縦にヘッドを支えることで、無駄なたわみを抑えボールスピードをアップしてくれます。

なお、フェースカップ、JAIL BREAKテクノロジーが搭載されるのは、3~6番で、7番には搭載されていません。一部の番手だけ意図的に外す意味は恐らくありませんので、ヘッドサイズが小さいため物理的な限界があるのではないかと思われます。

ヘッドが軽量化され、より低重心・高慣性モーメントになっている

NEWトライアクシャル・カーボン素材の採用によりクラウンの軽量化が進み、ヘッド内部にはタングステン・インナーウェイト、ソールにはソールウェイトが搭載されています。ヘッドの低重心化と高慣性モーメント化により、直進性がありボールが上がりやすくなっています。

ロフト角調整機能は搭載されていない

ドライバ―やフェアウェイウッドと同様に、スターモデルのため、ホーゼル部のロフト角調整機能は搭載されていません。

ソールセンターにはビスで止めたような5角形のウェイトのようなものが装着されていますが、公式ページでオプションの説明はありませんので、固定式で交換はできないようです。

EPIC FLASH スター ユーティリティの試打・評価

試打動画や公式ムービーはまだ掲載がないようですので、アップされましたらコチラで紹介します。

EPIC FLASH スター ユーティリティのスペック

番手 3 4 5 6 7
ロフト角(°) 17 20 23 26 29
ライ角(°) 58.5 59 59.5 60 60.5
ヘッド体積(cc) 123
クラブ長さ (インチ) 40.5 40 39.5 39 38.5

番手は3(17°)、4(20°)、5(23°)、6(26°)、7(29°)の5種類が用意されています。17°からありますので、ユーティリティを多用するゴルファーは幅広く取り入れられそうです。

EPIC FLASH スター ユーティリティの販売価格と発売日

EPIC FLASH スター ユーティリティの発売開始日は2019年8月30日です。メーカー公式サイトで紹介されているシャフトは3種類です。

  • Speeder EVOLUTION for CW(S/SR/R)
  • N.S.PRO Zelos 7(S)

発売価格は¥43,200(税抜き)からです。

キャロウェイ EPIC FORGED スターアイアン 試打・評価・徹底解説

キャロウェイのEPIC FORGED スターアイアン について取り上げます。

EPIC FORGED スターアイアン

EPICシリーズの2019年モデルは、EPIC FLASH ドライバーとフェアウェイウッドが年初に発売されました。そして、後期となる8月末にアイアンとユーティリティが発売となっています。

アイアンにはFLASHの名が付いておらず、EPIC FORGED スターアイアンという名前となっています。キャロウェイのアイアンは、X-FORGED、APEXがありますが、こちらのEPIC FORGEDスターは飛距離重視のモデルです。

正確な重心調整が実現、打感も向上!

今作のアイアンでは、タングステン・インナーウエイトがTPU(熱可塑性ウレタン)に包み込まれて搭載されています。これにより、より最適な位置に正確に重心を調整することが可能となり、高打ち出しと最適なスピンが実現されます。

また、TPUに包み込む2次的な効果として、タングステンとボディの金属同士が接触しないため、音や打感が向上しています。

360フェースカップを採用

出典:https://news.callawaygolf.jp/special/epic-ir-ut-2019/

EPICスターアイアンと同様に360フェースカップが採用されていますので、飛距離性能に優れるだけでなく、ミスヒット時の飛距離ロスも軽減してくれますので、やさしさも兼ね備えています。

飛距離が出るストロングロフト設計を採用!

EPIC FORGEDスターアイアンは、商品説明の冒頭で「キャロウェイ史上最大飛距離アイアン」と説明されています。飛距離を重視して設計されていて、最近の主流となりつつあるストロングロフト設計となっています。

モデル ロフト角
5番 7番 9番
EPIC FORGED スター 22° 26° 33°
APEX 2019 23.5° 30.5° 38.5°
X-FORGED 26° 33° 41°

キャロウェイの代表的なアイアンと比べてみても、かなりのストロングロフトになっていることが分かります。

EPIC FORGED スター アイアンの試打・評価

深堀圭一郎プロによる前作と新作の打ち比べ動画です。6番アイアンで試打して、ボール初速平均は2.6m/sアップ、飛距離は17.3ヤードアップしたと紹介されています。

EPIC FORGED スター アイアンのスペック

番手 ロフト角(°) ライ角(°)
I5 22 59.5
I6 24 60
I7 26 60.5
I8 29 61
I9 33 61.5
PW 38 62
AW 43 62.5
GW 49 63
SW 55 63

ストロングロフト設計でディスタンス系アイアンのため、ウェッジのロフト間隔が広がっていますので、間を埋めるべくAWとSWの間にGWが設けられています。

EPIC FORGED スター アイアンの標準シャフト

公式サイトで紹介されている標準シャフトは、以下の3種類となっています。

  • Speeder EVOLUTION for CW(R/SR/S)
  • N.S.PRO 950GH neo(S)
  • N.S.PRO Zelos 7 (S)

EPIC FORGED スター アイアンの発売日と発売価格

EPIC FORGEDスターアイアンの発売日は、EPIC FLASHスターユーティリティと同じく、2019年8月30日です。発売価格は単品で32,400円、セットで162,000円 からとなっています。

GLIDE 3.0ウェッジ!4種のソール形状を徹底解剖!スペック・発売日も公開!

PINGから新たに発売が噂されていたGLIDE 3.0ウェッジについて、正式に発表となりましたので、新たなソール形状やスペック、発売日など、一通り取り上げます。

PING GLIDEウェッジは2019年モデルで3代目!

PINGのGLIDEウェッジは、2015年に登場したシリーズです。GLIDE=滑るという意味を持ち、ソール形状が4タイプ用意され、フェースを大きく開いたり閉じたり多種多様なコンディションやスイングに対応しています。

ルール限界を超えないよう精密に削り出された溝構造により、究極のスピン性能を発揮し、ツアープロを始め多くのゴルファーに支持されているウェッジです。

リーディングエッジの近くまで溝が掘られ、安定したスピン性能を発揮!

出典:https://clubping.jp/product/product2019_glide30.html

あらゆるコンディションから、スピンがしっかりと掛かるよう、54〜60°では溝が1本追加されています。

リーディングエッジのギリギリまで溝が設置されていますので、様々な打ち方を繰り出しても、安定したスピン性能を発揮してくれます。

疎水性の高いパールクローム仕上げで、ウェットコンディションにも強い!

前作同様、疎水性の高いパールクローム仕上げが採用されています。濡れた状態からでもソールは滑り、フェースは雨を弾いて高いスピン性能を発揮してくれます。

前作よりキャビティー部分が増加か!?

 

左:3.0、右:2.0

前作の2.0とSSモデルの同一番手を並べてみると、左の3.0の方がキャビティー部分が肉厚になっているように見えます。

フェース外周部が肉厚になることで、ミスへの寛容性が高まりますので、より正確性の高いショットが繰り出せそうです。

銘器 EYE2 ソールが加わり、全4種類のソール形状に!

引用:https://clubping.jp/product/product2019_glide30.html

前作のGLIDE 2.0 ウェッジでは、SS、ES、WS、TSの4タイプでした。今作のGLIDE 3.0 ウェッジでは、ESがEYE2となり、SS、EYE2、WS、TSの4タイプとなっています。

もともと2.0のESは、表記こそESですが読み方はEYEソールで、「EYE2ソールというバンカーから優れた性能を発揮するEYE2独自のソール形状を継承。」ですので、ソールという意味では同様のコンセプトが継承されています。

SSソールの特徴

SSは、スタンダードソールの略で、GLIDE 3.0ウェッジの中で最もオーソドックスな形状です。ロフトは46、50、52、54、56、58、60°の最も多い7種類用意されています。

EYE2ソールの特徴

EYE2ソールは、文字通りPINGの銘名と言われるEYE2の要素が取り入れられています。今回のGLIDE 3.0ウェッジの最大の目玉と言っても良いでしょう。

前作のGLIDE2.0でもES(EYE)はラインナップされていて、ソール形状にEYE2の要素が反映されていました。3.0ではフェースのトゥが高い独特の形状で、ヘッド全体にEYE2の要素が反映されています。

バンカーから楽に脱出できるウェッジで、ロフトは54、56、58、60°の4種類です。

WSソールの特徴

WSは、ワイドソールの略で、トゥ側とソール中央部が広くなっている点が特徴です。寛容性に優れ、ダフリにくいソール形状で、ロフトは54、56、58、60°の4種類です。

TSソールの特徴

TSは、シンソールの略で、ソール幅が最も薄く仕上がっている点が特徴です。フェースを開いた際に、ロブショットが楽に打ちやすいモデルです。ロフトは58、60°の2種類です。

GLIDE 3.0 ウェッジのスペック

番手 ロフト角 バウンス角 クラブ長 ライ角 オフセット
46/SS 46.0° 12.0° 35.5 64.1° 0.09
50/SS 50.0° 12.0° 35.5 64.1° 0.08
52/SS 52.0° 12.0° 35.5 64.1° 0.08
54/SS 54.0° 12.0° 35.25 64.4° 0.08
56/SS 56.0° 12.0° 35.25 64.4° 0.08
58/SS 58.0° 10.0° 35 64.6° 0.07
60/SS 60.0° 10.0° 35 64.6° 0.07
54/Eye2 54.0° 10.0° 35.25 64.4° 0.1
56/Eye2 56.0° 10.0° 35.25 64.4° 0.1
58/Eye2 58.0° 8.0° 35 64.6° 0.1
60/Eye2 60.0° 8.0° 35 64.6° 0.1
54/WS 54.0° 14.0° 35.25 64.4° 0.08
56/WS 56.0° 14.0° 35.25 64.4° 0.08
58/WS 58.0° 14.0° 35 64.6° 0.08
60/WS 60.0° 14.0° 35 64.6° 0.08
58/TS 58.0° 6.0° 35 64.6° 0.07
60/TS 60.0° 6.0° 35 64.6° 0.07

ソール形状は、SS、EYE2、WS、TSの4タイプです。公式サイトで言及のあるシャフトは、Z-Z115、NSプロMODUS3 ツアー105の2種類ですが、大手小売りのネット販売ページでは、ダイナミックゴールド、NSプロ950GHの2種も掲載されています。

GLIDE 3.0 ウェッジの発売日・発売価格

GLIDE 3.0ウェッジの発売日は、2019年9月6日(金)が予定されています。

発売価格はシャフト材質により異なり、スチールが22,000円+税、カーボンが25,000円+税となっています。

石川遼の優勝クラブセッティングに注目!ドライバーはEPIC FLASH SZトリプルダイヤモンド

優勝から遠ざかっていた石川遼プロ。3年ぶりの優勝に導いたクラブセッティングについて取り上げます。

石川遼、3年ぶりの優勝!

ここ数年、腰痛やショットの不調で苦しんでいた石川遼が、3年ぶりにツアー優勝を飾り、国内通算15勝目を挙げました。

パットを決めた直後のガッツポーズは、タイガーウッズを彷彿とさせる力溢れたものでした。ここ数年の苦労がこちらにも伝わってくるような、苦しさ・切なさ・喜び、色々な感情が見てる側にも沸き起こりました。

ピンチをチャンスに変えた!石川遼のメンタルの強さ!

今回の大会では、このショートホールでのボールの扱いに対する石川遼プロのメンタルが、最終的な勝ち目を分けたように思います。文字通りピンチをチャンスに変えました。

さて、そんな劇的な優勝を飾った石川遼の優勝時のクラブセッティングが、GDOさんにて記事に出ていましたので、こちらでも過去のクラブセッティングと交えながら見てみましょう。

石川遼の優勝ドライバー

ドライバーは、キャロウェイの2019年モデルであるエピック フラッシュのサブゼロです。サブゼロの中でもツアーバージョンとして数量限定で発売もされている◆◆◆トリプルダイヤモンドの9.5°です。

シャフトの硬さはTXです。一般ゴルファーはXでも縁遠いですから、TXは何だかわからない方もいると思います。XX相当ですから、Xの一つ上になります。いずれにしても相当しっかりめのシャフトです。

少し前の2019年1月の時点では、若干、別のモデルを使っていました。キャロウェイがSNSで公開したセッティングでは、ネックの部分をみると、ダイヤモンドが2つですので、ダブルダイヤモンドだったこちが分かります。

低スピンモデルから、ヘッドサイズが小さい450ccのトリプルダイヤモンドに変更したということになります。

この後のクラブセッティングを見ると分かるのですが、番手別に異なるモデルを乱組みしているので、石川遼プロの苦労の後が伺えます。

石川遼の優勝フェアウェイウッド

フェアウェイウッドは、キャロウェイの2016年モデルのXR 16 フェアウェイウッドです。番手は3番13.5°となっています。

公式サイトでスペックを見ると、3番は15度、3+番は14°となっていますので、調整された特別モデルなのかもしれません。

なお、2019年1月時点ではヘッドに「+3」という番手が見えます。

石川遼の優勝ユーティリティ

ユーティリティは、キャロウェイ X フォージド UT アイアンの3番21°です。名前からユーティリティに分類しましたが、この上のロフトとなる2番アイアンも使ってますので、本来は3番アイアンとして取り上げるの方が良いのかもしれません。

こちらは、2018年にも使っていますので、石川遼プロにとって特別なクラブのようです。

石川遼の優勝アイアン

アイアンは、2番のみキャロウェイ APEX PRO アイアン。

そして、4番~ピッチングまでキャロウェイ APEX MB アイアンです。

ロングアイアンは、今年の初めまでスティールヘッド XR プロの3番を使っていましたので、ニューモデルに入れ替えています。4番以降は昨年 X フォージでしたが、今年の初めにはAPEX MBアイアンに切り替わっています。

石川遼の優勝ウェッジ

ウェッジは、キャロウェイ のX フォージド ウェッジ(50°)と マックダディ 2 ツアーグラインド ウェッジ(58°)です。このあたりはコロコロ変わっているようです。

石川遼の優勝パター

パターは、オデッセイの プロトタイプ PT 09 ix パターです。

石川遼の優勝ボール

ボールは、昨年同様、キャロウェイ クロムソフト X ボールです。

 

以上、石川遼プロの優勝を振り返ると共に、クラブセッティングに付いて取り上げました。キャロウェイと用具契約を結んでいますので、オデッセイもキャロウェイのブランドで、ドライバーからパター、ボールに至るまで、全て揃えられるところがキャロウェイの強みとも言えます。

改めて、ロングアイアンのところはクラブ選びに苦慮している様子が伺えます。ウッドからのつながりのところは、クラブの打ち方も性質も変わりますので、プロでも調整が難しいのでしょう。