ドライバーに限らず、ゴルフクラブを買う際に、どのような基準で選べば良いか悩んでしまうものです。本記事では、初心者をターゲットとして、ドライバーを購入する際に失敗しない選び方を解説します。
目次
ドライバーは最も高いクラブ、故に慎重に選びたい!
ゴルフを1ラウンドすると、ドライバーは14回使います。各ホールの最初に使いますので、とても重要なクラブです。そして、1本あたりの値段としては、ドライバーが最も高価です。
ゴルフの中で重要でかつ最も高価なドライバー。練習で使用する頻度も高いので、特に失敗せず自分に合ったものを選びたいクラブです。
POINT
- ドライバーはラウンドでも重要なクラブ。
- ドライバーはクラブの中で最も高額。
練習場で打った経験なく、いきなり購入するのはNG!
ゴルフを始めるというと、周りの熟練者・経験者が付き添ってくれて、おすすめモデルを教えてくれることがあります。この後で詳しく述べますが、ゴルフは人により様々な癖があり、真っすぐ理想の高さで打つのが難しいです。
初心者と一口に言っても、体力差、体の大きさ、スイングの形、弾道の傾向など、人によって異なりますので、適したクラブも異なってきます。
例えば、球が上がり過ぎてしまうのに、上がりやすいクラブを購入してしまっては、自分に全く合わない正反対のクラブとなってしまいます。
クラブを借りて練習場で打ってみる、そして、どこが悪いか感想を聞くだけで良い
まず、ゴルフクラブを買う前に、知り合いのゴルファーと一緒に練習場に行きましょう。そして、ドライバーを借りて実際に打ってみてください。
ドライバーはなるべく上級者向けでないものが良いですが、練習場によってはクラブの貸し出しサービスがあるところもあります。
次に重要なのが、使った感触・自分の弾道を良く把握することです。長くて使いづらい、クラブが重くて振りつらい、シャフトがしなり過ぎて気持ち悪いなどです。弾道の方は、真っすぐ飛ばない、右にばかり出るなど、理想は真っすぐですから、これは感じやすいと思います。
また、同伴の経験者の方に、どこが悪いか聞いておくと、どんな特徴のドライバーにすれば良いか参考になりますので、必ず聞いておきましょう。
- クラブを使った感想を整理しておく(短い・長い、軽い・重い、音が煩い、シャフトがしなり過ぎる・硬い等)。
- 自分の弾道を見て、理想との違いを把握しておく、経験者から聞いておくと尚良い(打ち出しが低い、スライスが出ている等)。
なるべく過去のモデルを選ぶ、中古クラブなら尚良い!
ある程度、どんなクラブが良いか整理できたら、あとはゴルフショップに行っておすすめモデルを紹介してもらいましょう。
その際、シャフトは長めが良い、球が上がりやすい方が良いなど、好みを伝えると、自分に合ったスペックを紹介してくれます。
ゴルフショップで試打してみるのも有効ですが、実際にゴルフ場や練習場で打つのと、室内で的に向かって数発打つのでは、随分と感覚が違います。予め練習場で打っておいて、好みを把握しておくことがやはり重要です。
また、モデルに関しては、新商品を紹介してくる場合が多いかもしれませんが、予め、過去モデルで選んで欲しいと伝えておくのが良いでしょう。
過去モデルというと、違和感を感じる方もいるかもしれませんが、とても重要な理由があります。
新作は、まだゴルファーによる評価が出ていないので、ある種、人気ブランドがおすすめされる傾向にあります。1世代前のモデルであれば、数多くのゴルファーに使われ一定の評価が下されています。過去モデルで人気があるということは、実際に、使用者からの評判が良いということの現れと言えます。
1世代、場合によっては、2世代前のモデルでもゴルフショップに置かれていますし、気にならないようであれば、中古から選ぶのも良い方法です。過去モデルや中古であれば、値段も下がっていてコスパが良いという二次メリットも享受できます。
まとめ
- ゴルフクラブを購入する際は、まず練習場で打ち込んでみる。
- どんなクラブが好みか・嫌かを把握しておく。
- 過去の人気モデルから選ぶ。