i210アイアンの 試打・評価・徹底解説

⇒ i230アイアンの全容が見えてきた!

PINGから発売されているRS JUSTシリーズのi210アイアンについて取り上げます。

i210アイアン

PINGのi210アイアンは、i200アイアンの後継モデルです。

PINGのアイアンは、アスリート向けのiシリーズとアベレージゴルファー向けのGシリーズに分かれています。

i210アイアンは、iシリーズの中で真中ぐらいのモデルで、女子プロゴルファーに数多く採用されていることでも知られています。

主な使用選手は、渋野日向子、鈴木愛、比嘉真由美など、PINGを代表する女子プロゴルファーたちが挙げられます。

i210アイアンの特徴としては、アスリート向けアイアンとしては、ややソールが厚めで、寛容性も適度にそなわっています。

また、ヘッド内部にはエラストマーCTPが搭載されていて、打感・打音の良さが備わっています。

i210アイアンの試打・評価

ピン『i210』アイアン  トラックマン試打

  • ピンの中上級者向けキャビティバックアイアンとして、非常に人気の高い『i210』アイアン。
  • 渋野日向子選手、鈴木愛選手をはじめとしたツアープロが多数使用する本格派で、ツアー通算12勝(2019年まで)。 それでいて、アマチュアゴルファーにも恩恵を得られるやさしさにも特徴があります。
  • キャビティバックの中に振動を抑制する「エラストマーCTP」を内蔵。 前作よりも約30%大きくなり、面積は約25%増。さらに50%やわらかくなっているといいます。 これによりソフトな打感に加え、低深重心化、フェースのたわみ増を実現しています。
  • 小ぶりでシャープなヘッドで、ピンらしくソールのバンス角は強め。 試打の要望が非常に多かったモデルです。

PING i210 をレビュー 音聞いてくだい

PING i210アイアンの7番、4番、Wを試打されています。

ゴルフ場で芝の上で試打されていますので、実際の打音を確認することができます。

<評価・反応>

  • 打感も良いし割と優しい。すごく良いモデル
  • 自分はいまだにi20使ってます。古いけどi210と基本的なヘッドの性能は変わらない気がしてます。
  • 芝からのレビューとても参考になりました。

 

安定感と操作性◎ PING「i210 × G410 アイアン」

  • PINGの人気アイアン「i210」「G410」をゴルフライターの鶴原弘高氏が試打。
  • それぞれのモデルについて、特徴・おすすめのゴルファーについて解説。

i210アイアンのスペック

番手 ロフト角 ライ角 バウンス角 長さ
3I 19 60 5 39
4I 22.5 60.5 6 38.5
5I 26 61 7 38
6I 29.5 61.5 8 37.5
7I 33 62 9 37
8I 37 62.8 10.5 36.5
9I 41 63.5 12 36
PW 45 64.1 13 35.5
UW 50 64.1 13 35.5

i210アイアンのシャフト

シャフト名 フレックス 重量 トルク 調子
N.S.PRO 850GH neo S 88 2
N.S.PRO 950GH neo S 98 1.7
N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 S 106.5 1.7
N.S.PRO MODUS3 TOUR 115 S 118.5 1.6
DG EX TOUR ISSUE S200 131

i230アイアンの全容が見えてきた!

 

PRGR Q(キュー) 試打・評価・徹底解説

プロギアから発売のQ(キュー)について取り上げます。

PRGR Q(キュー)は4スペックある

上2番手と下2番手で特徴が異なる

PRGR のQ(キュー)は、4種類のスペックが用意されています。

クラブの種別について、メーカーのプレスリリースでは「オールラウンドギア」と表現されていて、はっきりとした区分けは示されていないようです。

ただ、ゴルフ系ショッピングサイトでは、上2つの番手がフェアウェイウッド、下2つの番手がユーティリティとして扱われています。実際、クラブの特徴面からも、その区分けが相応しいと思います。

4種類のスペックの違い

番手 ロフト角 ヘッド体積 フェース角 ライ角 長さ
Q18 18 164 0 58.5 40.5
Q23 23 162 0 58.5 39.5
Q28 28 96 -2.5 58.5 38.5
Q33 33 98 -2.5 60.5 37.5

Q18、Q23はヘッド体積が大きく、フェース角がスクエアです。

残りのQ28、Q33はヘッド体積がぐっと小さく、フェース角が-2.5°で、しっかりつかまえる形状になっています。

上記のスペックデータでは触れられていない点として、Q28、Q33では、フェースのトップラインがシャフトの中心軸より後ろに下がっていて、所謂、グースが効いた形状になっています。

振り抜けの良いソール形状

出典:https://www.prgr-golf.com/product/utility/18-q.html

Qの特徴として、ソール形状が船底のようにシャープになっています。この形状を取ることによって、傾斜地など、様々なコンディションのライで楽に振り抜きやすくなっています。

Q(キュー)が役立つ9つのケース

独特な形状のQについて、役に立つ9つのケース・理由が上記の動画で解説されています。

Qを使うことのメリットが分かりやすく説明されていますので、検討されている方は、ご覧になることをオススメします。

Q18、Q23について

Q18、Q23は、ロフトが立ったヘッドサイズが大きいモデルで、フェース・クラウンにチタン、ソールにステンレスが用いられています。

低重心設計となっていますので、ボールが上がりやすいのが特徴です。

Q28、Q33について

Q28、Q33は、ロフトが寝ていて、ヘッドサイズが50~60cc小さくなっています。

出典:https://www.prgr-golf.com/product/utility/18-q.html

こちらのクラブはフェースの位置が特徴的です。メーカー公式サイトでは「FPを大きくしていて、ボールが拾いやすくスピンが掛かりやすい」と説明されています。

もう一つ付け加えておきたい点は、フェースのトップラインがかなり後ろに下がっている点です。グースが効いた形状になっていますので、しっかりボールをつかまえやすくなっています。

Q(キュー)フェアウェイ・ユーティリティの試打動画

G400 MAXドライバー USモデルの特徴・違い

PINGのG400 MAXドライバーのUSモデルについて、詳しく取り上げます。

G400 MAXドライバー USモデル

G400シリーズの大型ヘッドドライバー

G400シリーズは、最初にスタンダードモデル、ロースピンモデル、ドロー仕様モデルの3タイプが発売されました。

それぞれヘッドサイズがやや小ぶりでしたが、翌年に460ccのG400 MAXドライバーが発売され、アベレージゴルファーに扱いやすいモデルとして人気のドライバーです。

深低重心設計でやさしい

重心が低く・深く設定されていますので、球が上がりやすく、ミスへの強さも増しています。

打点のブレに強く、先に発売されたG400シリーズの3モデルよりもやさしく扱えるのが特徴です。

ロフト角の調整機能はレンジが拡大

出典:ping.com

フェースにはテクスチャーがあり、スピンを減らすための摩擦を増やしています。

スピン量が減ることで、吹け上がりによる飛距離ロスが抑えられ、より強い球で飛ばすことができます。

ロフト角の調整機能を搭載

先に発売されているG400シリーズの3モデルと同じく、可変スリーブによるロフト角調整機能が搭載されています。

±1.0°の範囲で、予め定められたロフト角・ライ角の組み合わせを選択することで、調整することができます。

G400 MAXドライバーのスペック

  • ロフト角:9、10.5°
  • ライ角:58°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:45.75インチ

標準シャフト

USモデルでは、以下の7種類のシャフトが公式サイトで紹介されています。

  • PING Alta CB 55
  • PING Tour 65
  • PING Tour 75
  • PING Alta Distanza
  • Aldila X-Torsion Copper
  • Project X HZRDUS Yellow
  • Mitsubishi Kuro Kage Silver Dual-Core TiNi

PING Alta CB 55

フレックス シャフト重量 弾道高さ
Soft Regular 53.0g
Regular 55.0g 中-高
Stiff 59.0g
X-Stiff 63.0g

PING Tour 65

フレックス シャフト重量 弾道高さ
Regular 58.0g
Stiff 62.0g 低-中
X-Stiff 67.0g

PING Tour 75

フレックス シャフト重量 弾道高さ
Regular 68.0g
Stiff 75.0g 低-中
X-Stiff 80.0g

PING Alta Distanza

フレックス シャフト重量 弾道高さ
Soft Regular 40.0g

Aldila X-Torsion Copper

フレックス シャフト重量 弾道高さ
50R 53.0g 中-高
60S 63.0g

Project X HZRDUS Yellow

フレックス シャフト重量 弾道高さ
5.5 71.0g
6 71.0g
6.5 71.0g

Mitsubishi Kuro Kage Silver Dual-Core TiNi

フレックス シャフト重量 弾道高さ
Regular 59.0g
Stiff 62.0g
X-Stiff 65.0g 低-中

G400 MAXドライバーのUSモデルと日本モデルの違い

ロフト角のラインナップはUSモデルと日本モデルで同じですが、ライ角はUSモデルの方が1°フラットで58°となっています。

シャフトはUSと日本で基本的に異なっていて、USモデルの方は45.75インチで0.25インチ短尺になっています。

さらに、USモデルの場合は、同じフレックスでも1フレックス硬いと言われています。このあたりを考慮すると、普段より1つ柔らかめを選択すると良いでしょう。

G400 MAXドライバーのUSモデルの購入・価格

価格については、一般的にUSモデルの方が安いケースが多く見受けられます。

USモデルの購入については、日本の小売りでも取り扱いが増えていますので、ネットで普通に購入することができます。

特にオススメなのが、フェアウェイゴルフUSAさんです。アメリカ国内の各メーカから直接仕入れた正規品(正規ライセンス商品)を取り扱われていますので、安心して購入することができます。

▼フェアウェイゴルフUSAさんのサイト


ROGUE サブゼロ フェアウェイウッド 試打・評価・徹底解説

キャロウェイのROGUEサブゼロフェアウェイウッドについて取り上げます。

ROGUEサブゼロフェアウェイウッド

ROGUEはキャロウェイから2018年に発売のモデルです。前年はGBB EPICが発売されていますが、それとは異なるモデルです。

フェアウェイウッドにもJAIL BREAK テクノロジーを搭載

JAIL BREAKテクノロジーは、フェースの直ぐ後ろに2本の柱を設け、ヘッドの剛性を高め、無駄なたわみを抑えてくれます。

GBB EPICで登場したテクノロジーで、フェアウェイウッドにはROGUEで初めて搭載されています。

ヘッドが小振りになると搭載が難しくなるようですが、サブゼロは3番と5番のみのため、両方に搭載されています。

ウェイトはソール前方に1つ

サブゼロの代名詞的な特徴として、ウェイトはソールの前方に搭載されています。

ソール前側に重量負荷を掛けることで、低重心を保ちながら、重心深度を浅くしています。また、重心距離を短くする効果もありますので、スピン量を抑えるのに加えて、操作性も高められています。

極薄フェースとフェースカップで飛距離アップ

フェース素材にはカーペンター455スチールが採用され、極薄フェースとなっています。そして、フェースカップテクノロジーも採用されていて、センターヒット、オフセンターヒットに関わらず、ボール初速がアップします。

前重心・低重心設計

ROGUEサブゼロフェアウェイウッドは、前重心・低重心となっています。低重心による打ち出しが高くなり、前重心により低スピン効果が働き強い弾道が生み出されます。

ロフト角調整機能は搭載されていない

前年に発売のGBB EPICのサブゼロフェアウェイウッドには、可変スリーブが搭載され、ロフト角・ライ角の調整機能を有していました。

しかし、ROGUEサブゼロフェアウェイウッドでは、すっきりとしたペンシルネックとなっていまして、調整機能がありません。

一見、デメリットに思われる方もいるかもしれませんが、フェアウェイウッドでロフト角の調整が不要であれば、無い方がすっきりしていて構えやすく、余分な重量もありませんのえ、ツアープロでもペンシルネックを好むゴルファーがいます。

ROGUEサブゼロフェアウェイウッドの試打・評価

レアモデルのためか、ROGUEフェアウェイのサブゼロの試打動画は、殆どありませんでした。こちらは貴重な動画です。

ROGUEサブゼロフェアウェイウッドの試打・評価

ボディは、意外にもシャロー気味でしたね。想像以上にストレッチバックで、これにはちょっと驚きました。

ティアップしての試打ですが、球の上がりはまずまず。グングン前に行く強弾道でした。

打感は、ソリッド系。弾き感とボールのつぶれ感が、いい感じに混ざった感じでしたね。音は、やや低めに感じました。

引用:https://golftaiken.nikkansports.com/2018/06/14353.html

ROGUEサブゼロフェアウェイウッドのスペック

番手 3 5
ロフト角(°) 15 18
ライ角(°) 58.0 58.5
ヘッド体積(cc) 167 155
クラブ長さ (インチ) 43 42.5

番手は3(15°)、5(18°)の2種類です。ツアープロの使い方としては、2本ともバッグに入れるというより、例えば石川遼プロの場合は、ROGUEサブゼロフェアウェイの3番とXフォージド UT アイアン(21°)という組み合わせです。

ROGUEサブゼロフェアウェイウッドのシャフト

ROGUEサブゼロフェアウェイウッドは、当初、発売がありませんでしたが、キャロウェイ公式サイトにてCE扱いで掲載があります。

シャフトはSpeeder EVOLUTION for CW 50(S)とTour AD F-65(S)の2種類が掲載されています。

スリクソン Z585とZ785アイアンの違いを徹底解剖・評価!

SRIXONのZ85シリーズから発売のZ585アイアンとZ785アイアンについて、違いを取り上げます。

スリクソンZ585・Z785アイアン

スリクソンのZシリーズアイアンの2018年モデルは、Z585アイアンとZ785アイアンの2種類が発売されています。

Zアイアンはこれまでマッスルバック、ハーフキャビティー、キャビティーの3種類を発売していましたが、2018年モデルではマッスルバックが廃止され、キャビティー、ハーフキャビティーの2種類となっています。

Z585アイアンはポケットキャビティーでミスに強い

Z585アイアンは、ポケットがあるキャビティー構造が採用されています。Z785アイアンもハーフキャビティーのためヘッド外周が肉厚になっていますが、Z585の方がより肉厚になっています。

ミスへの許容性が高いため、打点がばらついてしまう方にとって、飛距離ロスが少なく収まります。

スリクソンはアスリートブランドという印象がありますが、Z585アイアンは、上を目指すアベレージゴルファーが充分使うことができます。

Z785アイアンは打点エリアが肉厚で、打感が良い

出典:http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2018/sp/2018_s90.html

Z785アイアンのバックフェースは、打点が集中するセンターに厚みを持たせた形状となっています。

芯で捉えたときに柔らかさが感じられ、しっかりと押し込んで行ける感覚が得られます。

Z585は飛距離と寛容性なのに対して、Z785は操作性と打感が優れています。

Z585の方がソールが厚い

左がZ585、右がZ785アイアンです。どちらも前後にバンスがあるV字型の形状をしていて、抜けの良さが特徴となっています。

ソールそのものは、Z585アイアンの方が厚めになっています。

ダウンブローに打ち込んで行きたい方はZ785アイアン、払い打ちタイプの方はZ585アイアンが扱いやすくなっています。

ネック形状の違い

左がZ585、右がZ785アイアンです。Z585アイアンの方がグースが効いています。

グースが効いている分、Z585の方がボールをつかまえやすく、右に出にくく、飛距離も出やすくなっています。

Z785アイアンはほぼストレートなネック形状で、球を操作したい人におすすめの形状となっています。

Z585アイアンの方がロフトが立っている

7番アイアンのロフト角を比較すると、Z585アイアンは31°、Z785アイアンは32°となっています。

アスリート向けモデルとして捉えると、ややストロングですが、アベレージ向けと考えると、かなりフェースが寝ています。

Z585を飛距離重視と言い分けられていますが、上げて落とすというアイアン本来の使い方がしやすいスペックになっています。

Z585・Z785アイアンの公式動画

Zシリーズアイアン2018年モデルの公式動画です。Z585 アイアン、Z785アイアン、ZU85ユーティリティについて紹介されています。

Z585・Z785アイアンのスペック

Z585アイアンのスペック

番手 ロフト角 ライ角 FP 長さ
4 22 60.5 2.7 38.5
5 24 61 2.9 38
6 27 61.5 3.2 37.5
7 31 62 3.5 37
8 35 62.5 3.9 36.5
9 39 63 4.1 36
PW 44 63.5 4.6 35.5
AW 50 63.5 4.9 35.5
SW 56 63.5 5.3 35.5

Z785アイアンのスペック

番手 ロフト角 ライ角 FP 長さ
3 20 60 2.9 38.75
4 22 60.5 3 38.25
5 25 61 3.4 37.75
6 28 61.5 3.5 37.25
7 32 62 3.8 36.75
8 36 62.5 4.1 36.25
9 41 63 4.5 35.75
PW 46 63.5 4.9 35.25
AW 51 63.5 5.4 35.25
SW 57 63.5 6 35.25