テーラーメイドのグローレF2ドライバーについて取り上げます。
目次
グローレF2ドライバーはアスリートシニア向け
グローレF2ドライバーは、2014年に発売されているグローレFドライバーの後継も出るです。もともと「グローレ」シリーズは、2012年にリリースされ、「やさしく遠くに飛ばしたい日本のゴルファーのために開発」されたブランドです。
少々、ややこしいのですが、「グローレ」の中からその中から「グローレF」が誕生し、「プレミアム・アスリート」というコンセプトで開発されています。
「プレミアム・アスリート」と聞きなれない表現にピンとこない方もいると思いますが、分かりやすく言えば、アスリート志向のシニアゴルファーということになろうかと思います。
グローレF2ドライバーは、プロも使用!
当初のグローレと若干異なるコンセプトを持つグローレF。グローレF2ドライバーは、プロでも使用されていて、国内女子ツアー、男子シニアツアーで使用率NO.1になったことがあり、アスリート・上級者が満足するモデルです。
スピードポケットが拡大!
ソールの前方に搭載されているスピードポケットは、前作と比べて横の長さが12%、深さが2.7倍になっています。
フェース下部の反発性能がアップし、固定ウェイトの最適化との相乗効果によりスイートエリアが前作と比べて20%拡大していますので、ミスに対する寛容性が高くなっています。
前作よりも、つかまりが良い
前作と比べて、重心角が大きく設定されていますので、フェースが返りやすく、ボールのつかまりが良くなっています。フェースはスクエアで、ドローが打ちやすくなっています。
弾道調整機能を搭載
調整機能はホーゼル部に調角機能が搭載されています。いわゆる、カチャカチャ式と呼ばれるものです。当記事執筆時点では、まだ新品の流通がありますが、中古クラブで購入する際は、専用レンチの有無を確認されることをおすすめします。
ソール後方のウェイトは5.5gの固定式となっています。
グローレF2ドライバーの試打・評価
グローレF2とMグローレを打ち比べした動画
グローレF2とMグローレを打ち比べした動画です。Mグローレは名前からしてMシリーズのようにも思えますが、グローレに属します。
Mグローレの方がつかまりが良く、グローレF2はやんわりつかまるようです。そして、グローレF2は、よりハンディキャップが高めの人が使えるとのことです。
グローレF2ドライバーについて語り倒した動画
グローレF2ドライバーがお題ですが、シニアアスリート向けクラブの在り方についても語られていて、興味深い話が聞けます。
肝心のグローレF2については、前作よりもつかまりが良くなっているため、スライサーには良い、スライスしない人には前作の方が良いという評価も出ています。
グローレF2ドライバーのスペック
ロフト角 | 9.5/10.5/11.5° |
ライ角 | 60° |
ヘッド体積 | 460cc |
標準シャフト | GL6600 |
長さ | 46インチ |
フレックス | S/SR/R |
シャフト重量 | 53/50/47g |
クラブ重量 | 290/287/284g |
バランス | D3.5/D3.5/D3 |
トルク | 4.1/4.2/4.3 |
キックポイント | 中 |
ロフト角は前作では10、11、12°でしたが、今作は9.5、10.5、11.5°となっていて少しロフトが立っています。クラブ重量は284~290gで、一般的なクラブよりも15~20gぐらい軽くなっています。
パワーダウンしてきたが、まだしっかりプレーするという方向けという意味では、シニアアスリートという表現は的確なように思います。
何より、男子シニア・女子プロで使用率No.1だったということが、クラブの性能の良さを物語っています。
グローレF2ドライバーの販売価格と発売日
グローレF2ドライバーの発売開始日は2016年10月7日です。メーカー公式サイトで紹介されているシャフトは5種類あります。
- GL6600(S、SR、R): ¥85,000+税
- Tour AD TP-5(S):¥105,000+税
- Speeder 569 EVOLUTION III(S):¥105,000+税
- Tour AD IZ-5(S):¥105,000+税
- Speeder 569 EVOLUTION IV(S):¥105,000+税