XXIO 9 アイアンについて取り上げます。
目次
ゼクシオ 9 アイアン
ゼクシオ9アイアンは、2016年に発売されているゼクシオの9代目のアイアンです。
発売時のキャッチコピーは、「5ピース構造でゼクシオ史上最も低重心、やさしくグリーンをとらえる」となっていまして、球の上がりやすさと寛容性を備えたアイアンです。
アベレージゴルファーの実打点に合わせ、フェース下部を拡大している
出典:http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2015/sp/2015_s27.html
アベレージゴルファーの打点がフェース面上の下部に集中することから、チタンフェースの面積をした方向に拡大しています。
フェース下部での反発性能が高められていますので、下目で捉えた際の飛距離の大きなロスが抑えられますので、打点が低過ぎて飛距離が伸びない方は、平均飛距離がアップしやすくなっています。
5ピース構造により、低重心・大慣性モーメントを実現
出典:http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2015/sp/2015_s27.html
ゼクシオ9アイアンでは、前作の3ピース構造から更に細かい5ピース構造になっています。内部ウェイトがトゥ側・ヒール側に搭載されていますので、低重心化に加えて、左右方向の慣性モーメントが大きくなっています。
ボールが上がりやすく、打点のブレにも強さを発揮してくれますので、やさしいアイアンに仕上がっています。
シャフトはゴルファータイプにより2種類から選べる
出典:http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2015/sp/2015_s27.html
シャフトはカーボンのMP-900とスチールのNSプロ890GH DST for XXIOの2種類が用意されています。
軽めのクラブでゆったりしたスイングの方、しなりを生かしてスイングしたい方はカーボンシャフトを、重量を感じながらしっかりめのシャフトで振り抜きたい方はスチールがおすすめです。
ゼクシオ9アイアンの公式動画
メーカーによるゼクシオ9シリーズの公式動画です。Dual SpeedUp Technologyの解説、5ピース構造の分割動画を確認することができます。
ゼクシオ9アイアンの試打・評価
- ゼクシオ8よりもソールの幅が広く、ポケットも深くなっているため、ボールが上がりやすく、スイートエリアも広くなっている。
- ゼクシオ8よりもシャフトが軽く、ヘッドに重量配分されているため、同じスイングでも大きな力がボールに伝わる。
ゼクシオ9アイアンのスペック
番手 | ロフト角(°) | ライ角(°) | クラブ長さ(in) |
---|---|---|---|
4 | 22 | 60.5 | 38.5 |
5 | 24 | 61 | 38 |
6 | 27 | 61.5 | 37.5 |
7 | 30 | 62 | 37 |
8 | 34 | 62.5 | 36.5 |
9 | 39 | 63 | 36 |
PW | 44 | 63.5 | 35.5 |
AW | 50 | 63.5 | 35.5 |
SW | 56 | 63.5 | 35.5 |
ロフト角・ライ角・長さといった基本スペックは、前作とゼクシオ8アイアンと同じです。