ミズノからカスタム専用で発売のMizuno Pro 120・520・920アイアンについて取り上げます。
目次
3タイプをカスタムフィッティング専用で発売
日本国内では外ブラのクラブの人気がますます強まっている感がありますが、Mizunoのアイアンは海外では非常に評価が高く、人気があります。
ゴルフクラブ市場は縮小していますが、アイアンのカスタムフィッティングは拡大しています。
今回、新たに登場のMizuno Pro 120・520・920アイアンは、カスタムフィッティング専用モデルとして発売されます。
数字が小さいほど、より上級者向け
同じく国内で上級者向けを手掛けるスリクソンのZシリーズでも、同年モデルを数字で識別しています。Mizuno Proの120・520・920では、スリクソンとは反対に、数字が若いほど、より上級者向けモデルとなっています。
見た目の形状からも明らかで、Mizuno Pro 120アイアンはマッスルバック、Mizuno Pro 520アイアンはキャビティー、Mizuno Pro 920アイアンはポケットキャビティーとなっています。
Mizuno Pro アイアンの試打動画
ミズノの公式プロモーション動画です。プロたちが感想を述べていて、上級者向けなのにやさしいということがメインメッセージのようです。
ゴルフ5さんにて一通り試打した動画です。各モデルについて解説されています。
Mizuno Pro 120 アイアンの特徴とスペック
Mizuno Pro 120アイアンは、バックフェースがすっきりとしたマッスルバックアイアンで、上級者が好むヘッド形状となっています。
出典:https://www.mizuno.jp/golf/mizunopro.aspx
番手別逆テーパーブレード設計が採用されていて、フェースのトップエッジに向かって厚肉化されています。厚みのあるトップエッジは、後方がカットされていて、見た目がシャープになっています。
ブレードの厚み自体は番手別に最適化されていますので、ロング・ミドルアイアンでは芯が低く、ショートアイアンでは芯が高く設定されています。
番手 | ロフト角(°) | ライ角(°) | バウンス角(°) | FP(mm) | 長さ(in) |
---|---|---|---|---|---|
3 | 21 | 59.5 | 2.0 | 4.0 | 38.75 |
4 | 24 | 60.0 | 2.0 | 4.1 | 38.25 |
5 | 27 | 60.5 | 2.0 | 4.2 | 37.75 |
6 | 30 | 61.0 | 3.0 | 4.3 | 37.25 |
7 | 34 | 61.5 | 3.0 | 4.4 | 36.75 |
8 | 38 | 62.0 | 4.0 | 4.5 | 36.25 |
9 | 42 | 62.5 | 5.0 | 4.6 | 35.75 |
PW | 46 | 63.0 | 6.0 | 4.7 | 35.25 |
Mizuno Pro 520 アイアンの特徴とスペック
Mizuno Pro 520アイアンは、キャビティー形状のアイアンで、120と比べてフェースの外周が肉厚になっていますので、寛容性を備えています。フェース厚については記載がありませんでしたが、キャビティー構造になるとフェースの中心部は薄くなっていますので、飛距離性能も増します。
出典:https://products.mizuno.jp/c/item/520custom/040020
素材面の特徴として、キャビティ部には純チタン、トゥ部にはタングステンウェイトが搭載されています。アイアンはヒール側に重心がよりがちなため、トゥ側に高比重金属を配することで、左右方向の慣性モーメントが大きくなります。
番手 | ロフト角(°) | ライ角(°) | バウンス角(°) | FP(mm) | 長さ(in) |
---|---|---|---|---|---|
3 | 21 | 59.5 | 2.0 | 4.0 | 38.75 |
4 | 24 | 60.0 | 2.0 | 4.1 | 38.25 |
5 | 27 | 60.5 | 2.0 | 4.2 | 37.75 |
6 | 30 | 61.0 | 3.0 | 4.3 | 37.25 |
7 | 34 | 61.5 | 3.0 | 4.4 | 36.75 |
8 | 38 | 62.0 | 4.0 | 4.5 | 36.25 |
9 | 42 | 62.5 | 5.0 | 4.6 | 35.75 |
PW | 46 | 63.0 | 6.0 | 4.7 | 35.25 |
Mizuno Pro 920 アイアンの特徴とスペック
Mizuno Pro 920アイアンは、ポケットキャビティー構造のアイアンで、3タイプの中で最もやさしいタイプとなっています。
出典:https://products.mizuno.jp/c/item/920custom/040020
920ではポケットの掘削を二段階で行うデュアルT-SLOT加工が採用されています。キャビティー部はヘッドの後方に向かって横幅が狭くなりますので、フェース全面側は更に幅を広げて掘削し、横幅と深さが広がっています。
出典:https://products.mizuno.jp/c/item/920custom/040020
デュアルT-SLOT加工により、ポケットサイズが2倍になっていて、新たな余剰重量がキャビティーに配分されることで、スイートエリアが拡大しています。
番手 | ロフト角(°) | ライ角(°) | バウンス角(°) | FP(mm) | 長さ(in) |
---|---|---|---|---|---|
4 | 20 | 60.0 | 0.5 | 1.6 | 38.25 |
5 | 23 | 60.5 | 1.0 | 1.6 | 37.75 |
6 | 26 | 61.0 | 1.0 | 1.8 | 37.25 |
7 | 30 | 61.5 | 2.0 | 1.8 | 36.75 |
8 | 34 | 62.0 | 2.0 | 2.1 | 36.25 |
9 | 39 | 62.5 | 3.0 | 2.6 | 35.75 |
PW | 44 | 63.0 | 4.0 | 2.6 | 35.25 |
Mizuno Pro 120・520・920アイアン 2019の発売日・発売価格
Mizuno Proアイアンの発売日は、2019年9月20日が予定されています。発売価格はシャフトにより異なります。