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M3ドライバー 試打・評価・徹底解説

テーラーメイドのM3ドライバーについて取り上げます。

目次

テーラーメイド M3ドライバー 2017年モデル


テーラーメイドのM3ドライバーは、ヘッドサイズ違いで2種類発売されています。写真左がヘッド体積440ccのM3 440ドライバー、右が460ccのM3 460ドライバーです。

同時に発売されているM4ドライバーというのがあり、M4がアベレージゴルファー向け、M3がアスリートゴルファー向けと位置づけられています。とは言え、最近ではプロもM4を選ぶゴルファーが出て来ており、アスリート・アベレージという表現は必ずしも適当ではないかもしれません。

M3ドライバーは、M1ドライバーの後継モデル!

M3ドライバーは、前年に発売されているM1ドライバーの後継モデルにあたります。ちなみに、M1ドライバーは、2016年モデルと2017年モデルがあります。

M3ドライバーの特徴は、ウェイト調整機能

Mシリーズのアスリート向けモデルの特徴は、ウェイト調整機能にあります。ソールに搭載されたYトラックにより、ウェイトを動かして重心を前後左右に調整することができます。

特に、前モデルまではレールが2つに分割されていましたが、M3では連結されウェイト移動がしやすくなっています。

出典:http://tmag8624.jp/tm_japan/doc/180116_01.pdf

統合されたレールの中にウェイトが二つ搭載されており、これらを上図のように動かすことで、浅重心・深重心、ドロー・フェードといった重心設定により弾道の工程・左右・スピン量の調整が可能となっています。

M3ドライバーにもツイストフェースを搭載!

出典:https://www.taylormadegolf.jp/m3m4driver_jp.html

M4ドライバーだけでなく、M3ドライバーにも話題のツイストフェースは搭載されています。テーラーメイドでは50万発にも及ぶ打球データを解析し、ゴルファーの打点がフェース面上でハイトゥ・ローヒールに集中してバラけることを見つけ出しました。そして、この打点のブレにクラブ側から対処するために、フェースを捩じる(ツイスト)という今までにない解決方法を生み出しました。これがツイストフェースです。

これはM4ドライバーの記事でも先に触れていますが、ツイストしているかどうかは実際にフェースを見たり触ったりしても、分かるか分からないかぐらいの捩じれ具合です。

ツイストフェースのメカニズム

出典:https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0468573_03.pdf

ハイトゥ、ローヒールの打点からの弾道がどのように修正されるかについて、プレスリリースから抜粋した上図にて詳しく説明されています。

ちなみに、ツイストフェースはその後に発売されているMグローレドライバー、M5ドライバー、M6ドライバーにも搭載されていますので、テーラーメイドとしては自信のあるテクノロジーだと感じられます。

ハンマーヘッドは2つのリブがフェースの反発を高めてくれる!

M4に搭載されているハンマーヘッドはM3にも搭載されています。従来、スピードポケットと呼ばれていた溝に2本のリブが設けられています。これにより、スイートエリアが拡大し、高い反発性能ももたらしてくれます。これにより、慣性モーメントが大きくなっているため、ツイストフェースによる効果と相まって、弾道の直進性が高くなっています。

ちなみに、こちらがM1 2017年モデルになります。スピードポケットは搭載されていませんので、M3は溝が導入され、盛沢山となっています。

M3ドライバーのフォルム

ホーゼル部分にはロフト角の調整機能が搭載されています。ソールのウェイト調整機能と合わせると、相当範囲の調整レンジになりますので、弾道をクラブ設定の側からイメージに近づけやすくなっています。

ヘッドを横から見た画像です。ブラックとシルバーがベースとなっていて、M4より落ち着いた印象を与えてくれます。

M3ドライバーの試打・評価

M3ドライバーをマーク金井氏が試打


M3ドライバーとM2ドライバーの両方を試打した打ち比べ動画です。

M3ドライバーを色々なアマチュアが試打してツイストフェースを実感

何人かでM3ドライバーを打っていて、真っすぐ飛ぶ様子を見れます。

スライサーが打っても真っすぐ飛ぶ、M3ドライバー

普段、スライスする人が打ってみた動画です。

M3 460ドライバーのスペック

ロフト角 9.5/10.5°
ライ角 58°
ヘッド体積 460cc
標準シャフト KUROKAGE TM5
長さ 45.5インチ
フレックス S/SR
シャフト重量 55/53g
クラブ重量 309/307g
バランス D2.5
トルク 4.1/4.5
キックポイント

ロフトは9.5°と10.5°の2種類が用意されています。クラブ重量は標準シャフトを装着したモデルで約310g程度となっていますので、前作のM1 2017年モデルと比べると3ぐほど軽くなっています。バランスはD2からD2.5になっていますので、振ってみると、若干、重量感を感じるかもしれません。

M3ドライバーの販売価格と発売日

M3ドライバーの発売開始日は2018年2月16日です。メーカー公式サイトで紹介されているシャフトは5種類あります。

  • KUROKAGE TM5(S、SR): ¥72,000+税
  • Tour AD IZ-6(S): ¥89,000+税
  • Speeder 661 EVOLUTION IV(S):¥89,000+税
  • Diamana RF 60(S):¥89,000+税
  • ATTAS COOOL 6(S):¥89,000+税

 

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