バンカーは避けようと思っていても、何故か吸い込まれるように入ってしまう。誰しも似たように感じたことがあるのではないでしょうか?
実際、バンカーショットを苦手と感じていて、ウェッジ選びで悩まれる方が多くいらっしゃいます。
そこで、本記事ではバンカーショットに強いおすすめのウェッジを取り上げます。
目次
バンカーショットで注意したいのは2点
ウェッジは、ピッチング、アプローチ、サンド、ロブなどいくつかの種類があります。
これらのウェッジは、「単にロフトが違うだけで打ち方は同じ」と捉えている方がいるかもしれませんが、とりわけバンカーショットは状況がイレギュラーなため、異なる使い方・打ち方が求められます。
ポイント①:砂をはぎ取る意識を持つ
バカ―ショットはエクスプロージョンでボールを飛ばします。そのため、思い切り砂に打ち込むイメージの方も少なくありません。
このイメージのまま打ってしまうと、力んで砂にヘッドが刺さってしまうことがあります。
基本的なイメージは、「砂を爆発させる」ではなく、「ボールの下の砂をはぎ取る」と思ってください。
▼バンカーショットの超スロー動画で、砂をはぎ取るイメージを持つ
ポイント②:ハンドファーストで砂に潜りやすくなっている
バンカーショットでは、オープンスタンスからすくい上げる意識が強く、ハンドファーストになっているケースがあります。
ハンドファーストになると、ヘッドが振り下ろされる角度が付いて、余計に砂に潜ってダフリやすくなります。
また、ハンドファーストになっていると、砂の抵抗でフェースがオープンに開きやすくなる場合があります。
バンカーショットではハンドレイトを基本に、そして、ボールの下の砂をはぎ取るイメージで打ちます。
バンカーショットにオススメのウェッジ
キャスコ ドルフィンウェッジ DW120-G
キャスコはあまり見かけなくなった印象がありますが、ドルフィンウェッジは、バンカーショットを苦手とする人に支持されているモデルです。
集めのソールには形状面で様々な工夫が凝らされていて、特にバンカーショットでは砂に刺さりにくく、抜けやすく研究された形状になっています。
▼抜けの良さが歴然!ドルフィンウェッジの実験動画です
ハンドファースト気味、ダフリやすいという方は、バンカーショットが楽になります。
DW120-Gはグースがあるモデルですが、ストレートが良いという方はDW-118というモデルがあります。
テーラーメイド ミルドグラインド ハイ・トゥ ビッグフット ウェッジ
テーラーメイドのミルドグラインドから発売のハイ・トゥビッグフットは、ハンス角が15°ありますので、リーディングエッジよりも先に砂にバンスを当てやすいソール形状となっています。
大きめのフェースは、トゥ側一杯までスコアラインがありますので、フェース面をワイドに使いたいゴルファーには、とても使いやすいウェッジです。