タイトリストのTSiシリーズのハイブリッドが、ツアーシーディングを開始しました。
TSiシリーズは、既にドライバー、フェアウェイウッドが発売されていますので、これでウッド系は一通り出そろう形となります。
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TSi2ハイブリッド、TSi3ハイブリッド
出典:https://www.titleist.com/golf-clubs/tsi-metals
タイトリストのアメリカの公式サイトにて、TSiハイブリッドがツアーデビューについて発表がありました。
ツアーシーディング・検証プロセスがスタートし、プレーヤーからのフィードバックが収集されますので、製品の最終テスト段階といった意味合いになります。
TSiハイブリッドのモデルの詳細については、公式サイトでは触れられていませんが、映像からTSi2、TSi3の存在が明らかになっています。
適合リストにはTSi1ハイブリッドも掲載されている
出典:https://www.randa.org/
TSiシリーズについて、適合リストの掲載情報を確認すると、TSi2、TSi3の他に、TSi1の存在が確認できます。
上の画像でTSi1~3を見比べてみると、きれいにヘッドサイズが小さくなっていくことが分かります。
前作のTSシリーズでは、フェアウェイウッド、ユーティリティ共に、TS2、TS3の2種類でしたので、TS1ドライバーを使っている方、やさしいクラブを使いたい方には、TSi1ハイブリッドの存在は朗報と言えそうです。
TSi1ハイブリッド
出典:https://www.randa.org/
TSi1ハイブリッドは、ヘッドサイズが大型です。デザインは、ソールのセンターに立てのラインが走っていて、TSi2ハイブリッドと似ています。
ネック部分を見ると、ロフト角・ライ角の調整機能が搭載されていることも分かります。
固定ウェイトが1つと言う点も似ていますが、TSi1ハイブリッドは、シャローなヘッドの奥深いところに装着されていますので、深重心で球の上がりやすさと寛容性を高めたハイブリッドのように見えます。
適合リストに掲載されているスペックは、ロフト角20、23、26、29°の4スペックです。
TSi2ハイブリッド
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TSi2ハイブリッドは、TSi1よりもヘッドサイズが絞られていますが、TSi3と比べると、ふっくらしています。デザインは、TSi2ドライバー、TSi2フェアウェイウッドと似ていますが、ハイブリッドのみ固定ウェイトがソール前方に装着されています。
ネック部分を見ると、ロフト角・ライ角の調整機能が搭載されていることも分かります。
適合リストに掲載されているスペックは、ロフト角18、21、24°の3スペックです。
TSi3ハイブリッド
出典:https://www.randa.org/
TSi3ハイブリッドは、3機種の中で最も投影が絞られています。かなり小ぶりに見えますので、弾道を操作したい方、打点のブレが少ない上級者向けです。
ネック部分を見ると、ロフト角・ライ角の調整機能が搭載されていることも分かります。
TSi1ハイブリッド、TSi2ハイブリッドとの大きな違いは、ウェイト調整による弾道の切替機能が搭載されている点です。ソールには、フェアウェイウッドと道央にT、N、Hの文字が記載されていて、トゥ寄り、ヒール寄り重心に変更することで、ドロー、フェードの切替ができます。
適合リストに掲載されているスペックは、ロフト角18、20、23°の3スペックです。
まとめ
TSiシリーズのハイブリッドについて、ツアーシーディング・検証プロセスがスタートしたというニュースを取り上げました。
テスト段階ではお目見えしない可能性が高いと思いますが、適合リストにはTSi1ハイブリッドも掲載されていますので、TSi1、2、3ハイブリッドが市販される可能性が高いのではないかと思います。