スコッティキャメロンから2019年に発売のPHANTOM X パターについて取り上げます。
目次
PHANTOM X パターの特徴
PHANTOM Xは、パターデザインの巨匠であるスコッティ・キャメロンいより生み出されたシリーズです。
これまでにない新たな技術が搭載されていることから、単なるマレットではなく、「ハイテクノロジー モダンマレットパター」と表現されています。
ヘッドは精密にデザインされた5つのラインナップ、そして、ネックは複数パターンが用意され、全9種のモデルとなっています。
6角形の基本ヘッド形状
出典:https://www.titleist.co.jp/golf-clubs/putters/phantom-x/
PHAMTOM Xシリーズのヘッドは、6角形の基本形状から着想されています。
軽量6061エアクラフトアルミニウムボディと303ソフトステンレスウイングが自由に組み合わせされ、様々なマレットパターを敷かうゴルファーの要求を満たすべく、5種類のヘッドが用意されています。
ツアープリファード アライメント
センターには3つのドット、そして、その両サイドには長いラインがデザインされています。
ドット、ライン共にブラックの下地にネオンイエローで施されていることで、視認性が高くなっています。
PHANTOM X パターの全モデル
PHANTOM X 5
ヘッドはサイドウイングのマレット。シャフトはツアー実績のあるシングルミッドベント。
フェース、ボディは軽量6061エアクラフトアルミニウム、そして、ウイングには303ソフトステンレススチールが用いられ、慣性モーメントが高められています。
PHANTOM X 5.5
ヘッドは「5」と同じ。サイドウイングのマレット型で、フェース、ボディは軽量6061エアクラフトアルミニウム、そして、ウイングには303ソフトステンレススチールが用いられ、慣性モーメントが高められています。
「5.5」はシャフトがシングルショートベントになっていて、イントゥインの開閉するストロークのゴルファーが使いやすいモデルです。
PHANTOM X 6
「6」のヘッドは、フランジが設けられたタイプ。フランジ部分には「5」にはなかったアライメントラインが長くひかれていて、正確なストロークをアシストしてくれます。
シャフトはシングルミッドベントで、フェースバランスに近い重心角が実現されていあす。
PHANTOM X 6STR
「6」のヘッドに、ストレートシャフトが採用されています。
オフセットがないため、ボールがつかまり過ぎることが無く、構えた時の見え方もクリーンです。
PHANTOM X 7
「6」と形状は似ていますが、中央後方はフランジではなくトップラインから伸びた形状となっています。
アライメントの3つのドット、サイドのラインが同じパーツに施されていて、より正確なセットアップがしやすくなっています。
PHANTOM X 7.5
ヘッドは「7」と同じ。中央後方はフランジではなくトップラインから伸びた形状となっています。
アライメントの3つのドット、サイドのラインが同じパーツに施されていて、より正確なセットアップがしやすくなっていて、さらに、シングルショートベントが採用され、ヘッドを開閉するストロークの方が使いやすくなっています。
PHANTOM X 8
ツアープレーヤーの意見にインスパイアされたモデルで、ヘッドの上部全体が軽量6061エアクラフトアルミニウムボディでまとめられています。
それでいて、他のモデルと同様にソールサイドにはステンレスのウイングが設けられていますので、大きな慣性モーメントが実現されています。
PHANTOM X 8.5
ヘッドは「8」と同じ。ツアープレーヤーの意見にインスパイアされたモデルで、ヘッドの上部全体が軽量6061エアクラフトアルミニウムボディでまとめられています。
シャフトは、シングルショートベントが採用されていて、ヘッドを開閉するストロークの方が使いやすくなっています。
PHANTOM X 12
「7」と形状は似ていますが、サイドウイングは後方が外側に広がっていて、より慣性モーメントを大きくした形状となっています。
シャフトは、シングルミッドベントがされ、フェースバランスに近い重心角となっています。