松山英樹がマスターズで優勝し、日本人初のメジャー制覇を成し遂げました。
そこで現在注目が集まっているのが松山英樹が使用していたゴルフ用品です。
中でも人気となっているのがゴルフボールです。
目次
松山英樹がマスターズで使用していたゴルフボールは SRIXON Z-STAR XV
Hideki Matsuyama – 2021 Masters champion. #themasters
松山英樹-2021年マスターズチャンピオン pic.twitter.com/P3JDVW5RMt
— The Masters (@TheMasters) April 11, 2021
こちらはマスターズでの最終日の18番、優勝パットを決めるシーンです。
陽が落ちていて、影も長く、長かった道のりを連想させます。
マスターズの際に使用していたのは、ダンロップのスリクソン Z-STARシリーズの2021年モデルのボール「Z-STAR XV」です。
SRIXON Z-STARシリーズは2種類のボールがある
SRIXON Z-STARはシリーズ名で、ボールは2種類あります。
左上の赤い方が「SRIXON Z-STAR XV」、右下の黄色い方が「SRIXON Z-STAR」です。
他のメーカーでも同じシリーズでボールが2種類発売されるのは多々あることで、一方は内側が柔らかいディスタンス系、もう一方は表面が柔らかいスピン系です。
ディスタンス系とは、文字通り飛距離を出したい人向けで、簡単に言えば「よく飛ぶ」ボールです。
そして、スピン系とは、こちらも文字通りスピンを掛けたい人向けで、アイアンやウェッジでスピンがしっかりかかって、転がさずに止めやすいボールです。
スリクソンのZ-STARシリーズでは、Z-STAR XVの方がディスタンス系で、松山英樹が使用していたものです。そして、Z-STARの方がスピン系です。
SRIXON Z-STAR XVボールの特徴
こちらはディスタンス系のZ-STAR XVです。松山英樹が使用していたものです。
2021年モデルのため、新しいボールでして、この前のバージョンでもXVの方を使用していたようです。
出典:https://sports.dunlop.co.jp/golf/products/ball/snzsxv7.html
コチラのボールの特徴は、内部のコアにあります。この後で紹介するZ-STARでは内部コアが1層構造ですが、Z-STAR XVの方は2層構造になっていて、全体として1ピース多くなっています。
内部のコアがインパクトエネルギーを効率的に飛距離に変えることで、大きな飛距離を生み出してくれます。
テレビ放送で、アライメントのようなものが見えた方もいると思います。
右の写真の通り、「← Z-STAR XV →」と細いラインの様に記されていますので、これがセットのしやすさ、転がりの確認に役立ちます。
構造 | ウレタンカバー4ピース |
カバー | 高耐久0.5mm極薄スーパーソフトウレタンカバー |
ミッド | 高反発アイオノマーミッド |
コア | 高反発ファストレイヤー大径2層コア |
ディンプル | 強弾道338スピードディンプル |
コーディング | 次世代Spin Skin コーティング with SeRM |
ボールNo. | 1、2、3、4、5、6、7、8 |
SRIXON Z-STARボールの特徴
あこちらはスピン系のZ-STARです。飛距離性能もありますが、よりスピンが掛かりやすい構造が採用されています。
公式サイトでの性能を表したグラフでは、8番アイアン・ヘッドスピード38m/sで、従来モデルより約200rpm、回転数が増すとのことです。
出典:https://sports.dunlop.co.jp/golf/products/ball/snzs7.html
こちらのボールの特徴は、外側のカバー層にあります。先ほどのXVが内部コアに特徴がありましたので対照的です。
外側のスーパーソフトウレタンカバーが0.1mm厚くなっていて、フェースとボールの滑りが抑えられます。滑りが抑えられることで、よりスピンが掛かりやすくなります。
こちらのボールにもアライメントとして役立つ「← Z-STAR→」という文字が記されています。ボールをセットする際、そして、転がりを確認する際に役立ちます。
構造 | ウレタンカバー3ピース |
カバー | 高耐久0.6mm極薄スーパーソフトウレタンカバー |
ミッド | 高反発アイオノマー極薄ミッド |
コア | スーパーソフトファストレイヤー大径コア |
ディンプル | 強弾道338スピードディンプル |
コーディング | 次世代Spin Skin コーティング with SeRM |
ボールNo. | 1、2、3、4、5、6、7、8 |
「松山英樹」関連のおすすめ記事