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プロゴルファーの過去の罰金事例!三塚優子は200万円の罰金

渋野日向子が大会を欠場することにより、100万円の罰金となりました。

JLPGAの裁定に関しては賛否両論で、渋野日向子を擁護する声がある一方で、JLPGAの苦しいながらも規定通りの対処に賛同の声もあります。

本記事ではゴルフの世界での過去の罰金について取り上げてみます。中には200万円という高額で厳しいものもありました。

目次

渋野日向子は、大会欠場で罰金100万円

JLPGAには、加盟しているプロ選手に対してツアー規程を設けています。その中に出場義務という項目があり、大会優勝者は次回大会に出場する義務があるとされています。

前回優勝者は、ディフェンディングチャンピオンとも言えますので、次の大会にも参加することで、連覇の期待、新鋭との対戦など、見どころが増え、大会を開催する側、そして、見る側としても好ましい内容だと思います。

渋野日向子が罰金100万円となった理由は、ワールドレディスサロンパスカップを欠場したことによります。

前回大会は、実は2020年ではなくコロナの影響で2019年の開催が該当します。そして、この年の優勝者が渋野日向子でした。

2021年の渋野日向子は海外での戦いを優先していることから、ワールドレディスサロンパスカップを欠場という判断をしています。

この背景には、コロナ禍で海外との行き来が簡単ではなく、スタッフ・関係者も含めると影響が大きいという判断があったのではないかと思います。

河本結は、スロープレーで罰金55万円

米国女子ツアーの2020年の大会で、スロープレーという判断がなされ、一緒に回っている選手と共にペナルティがくだされました。

ペース・オブ・プレー規定に抵触してのぺナルティでしたが、ストロークの罰は無く、金銭での罰のみだったのは、トータル9アンダーの8位タイで終えた好成績を考えると、幸いだったかもしれません。

罰金は5000ドルで、日本円にして約55万円で、本人曰く「非常にお互いプレーペースレッスン料」とのことです。

片山晋呉は、プロアマでの不適切行為により罰金30万円

ツアー選手権のプロアマで、同組のアマチュア招待客に対して、不適切な対応をしたことで、罰金となっています。

一緒にプレーしている最中に、片山晋呉が自身の練習をしていて、次のホールへの移動も遅れ、招待客の一人が立腹して途中でプレーを辞めてしまったとのことです。

折しもプロアマで招待客をおもてなしする方針が日本ゴルフツアー機構(JGTO)の副会長の座に就いた石川遼から出されていたため、JGTOとしてもこの事態を重くとらえたようです。

以前は、プロアマでプロとアマの会話が無かったこともあるようですが、男子ゴルフを盛り上げていかなければという事情も背景にあり、主催者・大会スポンサーの関係者であるアマチュアとの接点を大事に考えているようです。

丸山茂樹は、暴言で罰金(金額不明)

丸ちゃんの愛称で愛されていた丸山茂樹は、笑顔がトレードマークとも言うべき温和なイメージがあります。

しかし、思ったことは口にしてしまうタイプと自分を評していて、暴言によって人間関係を壊したり、罰金を科されたこともあるとTV番組で告白されています。

罰金を科された際の暴言内容、そして、罰金の金額については不明ですが、過去の暴言についてはいくつか明らかにされています。

  • 日本大学のゴルフ部に在籍していた時、先輩公開の上下関係に関する厳しいルールについて、1年のときにOBの先輩に「こんなゴルフ部辞めた方がマシ」と発言し、連帯責任で罰を受ける。
  • 予定されていた何億円の契約が白紙となり、「●●のクラブをゴミ箱に捨てたい」とメディアの前で発言してしまう。
  • プレー中にギャラリーから怒られ、「コノヤロー、1000万円くれてやるからお前が打ってみろ」と発言してしまう。
  • 「サイン会じゃないんだからさ。俺もいろいろやることあるんだよ。」という暴言も吐いている。
  • 日本のマスコミ取材に対して「たまに来てコメントもらおうなんて甘いんだよ」「好きに書いていいよ」と英語で暴言を吐いている。

横峯さくらは、大会欠場で罰金100万円

渋野日向子と同じく、横峯さくらも大会欠場が理由で、罰金100万円を科されています。

賞金ランキングで上位3名の選手が出場する3ツアーズという大会がありますが、これがツアー終了後の12月に開催されます。

2013年は横峯さくらが上位3名を判定する11月時点で2位に入っていたため、出場が義務付けられましたが、12月に姉の結婚式が予定されていたことから、大会を欠場しました。

これに対して、JLPGAの判断としては、大会を欠場する理由には当たらないとして、罰金が科されました。

兄弟姉妹の結婚式は、重要な冠婚葬祭に値すると考えるのかどうか、難しいところかもしれません。

三塚優子は、遅延プレーに不服で途中棄権し、罰金200万円

2010年のワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップにて、三塚優子は競技委員からスロープレーと判定され、2打罰を下されましたが、それを不服として私的理由で途中棄権しました。

このことを重くとらえたJLPGAは、三塚優子に対して罰金200万円、そして、2年間の新人セミナー受講の義務付けを科しました。

恐らくこれが国内選手、国内プレーでの最高額の罰金ではないかと思われます。

偶然にもワールドレディスサロンパスカップというのは、渋野日向子が罰を受けた大会と同じです。

まとめ

国内のプロゴルファーの罰金について、主だったものをまとめました。

他にも不適切な行為をされた選手は記憶にある方もいると思いますが、その時々の情勢、会長の考え方などから、裁定に軽重の差があります。

ホテルのタオルの件、クラブを蹴って観客に当たってしまった件などもありましたが、これらは罰金がなかったため、取り上げていません。

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