メールソフトのThunderbird(サンダーバード)を使っていると、メールの”未読件数の表示”と”実際の未読メールの数”が一致しないことがあります。
この場合、件数の不一致だけでなく、実際に未読のメールが見れないという事態の場合もあります。
本記事では、その解決方法を画像付きで解説します。
メールの”未読数の表示”と”実際の未読メールの数”が一致しない件
▼未読メールの件数表示と実態が不一致の例
メールソフトのサンダーバードでは、未読メールの件数表示と実際の未読メールの数が、一致しない症状が希に発生します。
上記の例では、左のフォルダー一覧には、受信トレイに「(1)」の表示があり、未読メールが1件あるとされています。
しかし、右側中央のメール一覧には、未読のメールが表示されていません。
筆者が遭遇した例では、実際に未読のメールが1件ある状態です。左側の未読メールの集計数は1件で、これは正しい情報です。しかし、右側のメール一覧には未読メールが表示されていませんので、こちらが間違った状態となっています。
件数の不一致であれば、我慢で済むという方もいるかもしれません。
しかし、未読のメールを見ることができないのは困りものです。
この時は、未読・既読の絞り込みフィルターを切り替えたり、検索をかけたりしましたが、実際の未読メールを取り出すことができませんでした。
未読の表示件数と実態を一致させ、実際の未読メールを見れるようにする方法
筆者の事例について、ヤフー知恵袋などで解決方法を探しましたが、有効な手段は見つかりませんでした。
自力で解決を探したところ、直ぐに見つかりました。その手順も簡単で、ものの1分で解決できますので、以下にご案内します。
(1)左側のフォルダー一覧で、表示件数が一致しないフォルダーの上で右クリックする。
(2)表示されたメニューから【プロパティ】を選択する。
▼右クリックで表示されるメニュー
(3)【フォルダーのプロパティ】画面がポップアップで表示されますので、右下の方にある【フォルダーを修復】をクリックします。
▼【フォルダーのプロパティ】画面
以上の操作で、未読件数と実際の未読メールの不整合が修正され、表示と実態が一致します。
筆者の例では、未読件数の表示は合っていましたので、上記操作の結果、実際の未読メールが右側のメール一覧に表示されました。