大谷翔平の二刀流での出場試合が、7月13日にヒューストン・アストロズ線で行われました。
ゲームは7対1でエンジェルスの勝利。
大谷翔平の結果は、12奪三で9勝目を挙げ、4打数2安打2打点1四球でした。
この試合で注目したいのが、11個目のスライダーでの三振です。
目次
この日の大谷は、投球の半分がスライダー
この日の大谷翔平は、カウント球、決め球ともに、スライダーを多投しました。
きょうの大谷は変化球投手だった。いや、スライダー投手だね。全105球中51球、全体の約49%投げているんだから。
*引用:yahooニュース
ほぼ半分がスライダーですから、打者も慣れて来そうですが、それでもバットが面白いように空を切りました。
そして、特に注目したいのは、ユリエスキ・グリエルから奪ったこの日11個目の三振です。
ベース1個分外れたスライダーで三振!
Shohei Ohtani has won six straight starts for the first time in his career with a 0.45 ERA (39.2 IP – 2 ER) and 58 strikeouts over that span.#GoHalos | @NationalPro pic.twitter.com/vr46n63ff8
— Los Angeles Angels (@Angels) July 14, 2022
こちらは大谷翔平の12Kのダイジェスト動画です。
約1分の動画でして、注目の11個目の三振は、0:46秒から始まります。
打者はユリエスキ・グリエル。外角のスライダーが決まりやすい右打席です。
*出典:twitter
こちらはバットがスクエアになった瞬間です。
ストライクゾーンを描いた枠から大きく外れています。
*出典・参考:twitter
左にもう一つストライクゾーンの枠を描いてみると、これでちょうど外角一杯に決まる位置です。
一般的には、「ク〇ボール」と罵られるぐらい外れていますが、曲がりが鋭く、幅も大きいことを如実に表している三振です。
バットは、ボール五個分も届いていない!
ここまで外にはずれたスライダーで三振となると、
「ベース1個分はずれたボールを打てるのか?」
という疑問も沸いてきます。
*出典・参考:twitter
そこで、先程の映像で、バット先端までボールを並べてみました。
厳密に言えば、これで先端ですから、まだバットには届いていません。
ギリギリ届くとなると、ボールを5個ずらす必要があり、芯で捉えるとなると、6、7個分ということになります。
こんなに大きく外れた空振りは、なかなか見れるものではないですね。
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