キャロウェイの新たなドライバー「PARADYM AI SMOKE」の実物映像がSNSで確認されました。
シリーズ名については商標申請やリーク情報からも予想されていましたが、実物映像が出てきたことで、実在することが確認されました。
目次
シリーズ名は「PARADYM AI SMOKE」
2024年のキャロウェイは、「PARADYM AI SMOKE」です。
2017年のGBB EPICから2022年のローグSTに至るまで、EPIC系とローグ系が毎年交互に発売されていました。
EPICは攻めの開発で刺激の強いクラブで、反対にROGUEは仕上げの開発でまとまりの良いクラブといった違いがありました。
2023年はEPICでもROGUEでもないPARADYMが発売され、翌年の2024年は2代目PARADYMということで、これまでの開発姿勢を毎年変えるスタイルとは変わっています。
ドライバーは4種類か?
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SNSでは3種類のドライバーの映像が確認されていますが、全体としては4種類となるようです。
- PARADYM AI SMOKE MAXドライバー
- PARADYM AI SMOKE MAX Dドライバー
- PARADYM AI SMOKE ◆◆◆ドライバー
- PARADYM AI SMOKE MAX FASTドライバー
このタイプ名の付け方は、2023年のパラダイムシリーズとは異なりますが、その前年、2022年のローグSTと全く同じです。
その意味では、2023年のパラダイムはEPIC系、2024年のパラダイム AI SMOKEはROGUE系ということになるのかもしれません。
その場合、2023年はやんちゃなモデル、2024年は大人なモデルということで、やさしさが備わった扱いやすいモデルであることが予想されます。
テーラーメイドのステルスやSIMでも、初代モデルはツアープロに気に入ってもらうためにハード仕様で、2代目はアマチュアに買ってもらうためにソフト仕様でしたので、パラダイムでも同様であっても全く不思議ではありません。
スタンダードタイプにはペリメーターウェイトが復活
こちらは現在、SNSで確認されている3タイプのドライバーの映像で、左からMAX、MAX D、◆◆◆です。
<搭載ウェイト>
- MAX:2個(ソール後方にスライダー式、ソール前方に固定式)
- MAX D:1個(ソール後方に固定式)
- ◆◆◆:2個(ソール前方に固定式、ソール後方に固定式)
MAXのみ、EPIC系ではお馴染みのペリメーターウェイトがソール後方に搭載されていて、ドロー・フェードの調整が可能となっています。
◆◆◆はソールの前方と後方に1つずつ固定式ウェイトが搭載されていまして、恐らくトルクレンチで脱着して交換が可能で、重心距離を切り変えることが可能だと思われます。
JAILBREAKは姿を消したか
確認されている3つのドライバーは、全てで「JAILBREAK」の文字がありません。
PARADYMの続編ということで、外観も非常に似ていますので、大きな変更は無さそうに見えますが、キャロウェイがこれまで押しに押してきたJAILBREAKが無くなったとすれば、主要テクノロジーの大きな変更ということになります。
と言うのも、JAILBREAKは無駄なヘッドの撓みを抑えて、効果的な方向に撓ませることで、エネルギー効率の良い反発を実現してきました。
これが変わるということは、飛びを生み出す撓みの使い方、つまり反発を得る主要なテクノロジーが変わることを意味します。
ただ、フェース名もFLASHからSMARTに変わっている点も見逃せません。
フェアウェイウッドのBATWINGのように、フェースやボディにJAILBREAKの剛性感のある機能を持たせてしまって、素材や構造の中に溶け込んだ形でJAILBREAKの本分を存続させている可能性も十分あり得ます。
PARADYM AI SMOKEドライバーの発売日
まだキャロウェイ自身からはPARADYM AI SMOKEに関する正式な情報は出て来ておらず、間接的ながらも公式情報とも取れる適合リストでも掲載がなされていません。
そのため、発売日に関しては現時点では公式情報がありませんが、過去の実績からすると、テーラーメイドとキャロウェイは1月・2月に市場を賑わせています。
以前は2月の早い時期にニューモデルがリリースされていましたが、ここ最近のローグSTやパラダイムでは、2月最後の週の金曜日となっています。
PARADYM AI SMOKEも同じスケジュール感でリリースまでの予定が組まれているとすると、2024年2月23日(金)の発売が予想されます。
(追記)発売日は、2024年2月2日です。