XXIO 10 アイアンについて取り上げます。
目次
ゼクシオ 10 アイアン
ゼクシオ10アイアンは、ゼクシオの10代目として発売されているゼクシオ10のアイアンです。
プレスリリースでは「上がりやすさ、構えやすさ、飛距離性能を同時に実現、ゼクシオアイアン史上最高の完成度」と添えられています。形状が大きく変わったり、新たなテクノロジーが搭載されたりということはなく、総合的に改良されています。
ストロングロフトにより飛距離アップ
シニア・アベレージゴルファー向けのアイアンは、ストロングロフトの傾向が多くみられます。ゼクシオといば、ロフト・ライ・長さなどの基本スペックを殆ど変えませんが、ゼクシオ10ではいくつかスペックが変更されています。
その一つがロフト角で、SW以外は1°ロフトが立っています。ドライバーでは1~2gの重量変更に留まることが多いので、基本的にスペックをあまり変えたくないんだと思われます。
クラブが0.25インチ長尺化
もう一つの基本スペックの変更がクラブ長さです。改めて調べて見ると、ゼクシオ6~9まで、4世代に渡って基本スペックは変更されていませんでしたが、今回、ロフトだけでなく0.25インチの長尺化もされています。
狙いとしては、ロフトを立たせ、クラブを長くすることで、飛距離アップを図ろうというものです。
低重心化により、球の上がりやすさも両立
出典:http://golf.dunlop.co.jp/newsrelease/2017/s151.html
物事には表と裏があるように、ストロングロフトにすると飛距離が出るというメリットが得られる反面、球が上がり辛いというデメリットも抱えることとなります。
そこで、従来モデルと比べてソール幅が厚くなっているだけでなく、高比重タングステンニッケルウェイトが従来モデルよりも後方に配置されています。深重心化が進むことで、ボールの上がりやすくなるよう設計に反映されています。
公式PV動画
メーカー公式の製品説明動画です。飛びの仕組みについて解説されています。
ゼクシオ10アイアンの試打・評価
ゼクシオ10アイアンをアマチュアゴルファーが試打
ゼクシオ10アイアンのN.S.PRO 870GHシャフトの装着モデルで試打した動画です。
ゼクシオ10アイアンのスペック
番手 | #4 | #5 | #6 | #7 | #8 | #9 | PW | AW | SW |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロフト角 | 21 | 23 | 26 | 29 | 33 | 38 | 43 | 49 | 56 |
ライ角 | 61 | 61.5 | 62 | 62.5 | 63 | 63 | 63.5 | 63.5 | 63.5 |
クラブ長さ | 38.75 | 38.25 | 37.75 | 37.25 | 36.75 | 36.25 | 35.75 | 35.75 | 35.75 |
ゼクシオ10アイアンの発売日と販売価格
ゼクシオ10アイアンの発売日は、2017年12月9日です。販売価格は、シャフトにより異なります。
- MP1000カーボンシャフト
5本セット(#6~9、PW):¥120,000+税
1本(#4、5、AW、SW):¥24,000+税 - N.S.PRO 870GH DST for XXIO スチールシャフト
5本セット(#6~9、PW):¥95,000+税
1本(#4、5、AW、SW):¥19,000+税