ゼクシオ11ドライバー USモデルの特徴・違い

ダンロップのゼクシオ11ドライバーのUSモデルについて、詳しく取り上げます。

ゼクシオ11ドライバー USモデル

クラブ重量が軽い

ゼクシオと言えば、軽量クラブというイメージがあると思います。そして、USでも、軽量ドライバーとして紹介されています。

クラブ重量は280gとなっていて、日本と同じ重量になっています。バランスについても、RがD2、SがD3でUSモデルと日本モデルで同じです。

ウェイトプラス・テクノロジー

出典:xxiousa.com

ゼクシオ11ドライバーの最大の特徴は、クラブ重量設計にあります。これまでゼクシオはクラブの軽量化を長年進めてきましたが、ゼクシオ11では約10gの重量アップとなっています。

ただし、重量負荷を強調したのはグリップエンド側でして、グリップ側に重量感があるカウンターバランスにすることで、ヘッドの重量負荷が和らいでいます。

これにより、ヘッドがスイング中にぶれにくくなるため、トップポジションとスイング軌道が安定しやすくなっています。

カップフェースを採用

出典:xxiousa.com

カップフェース構造が採用されていて、芯を外してもボールスピードが落ちにくくなっています。

打点がブレやすく、それによってミスヒットが多い方は、ゼクシオ11ドライバーの広いスイートエリアによって救われる場面が増えそうです。

ゼクシオ11ドライバー USモデルのスペック

  • ロフト角:9.5、10.5、11.5°
  • ライ角:59°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:45.75インチ
  • 標準シャフト:XXIO MP1100 graphite
  • フレックス:S、R

ゼクシオ11ドライバー USモデルと日本モデルの違い

ロフト角のラインナップ、ライ角、ヘッド体積、クラブ長さなど、公開されている基本スペックは同じ値です。シャフトも同じ名称の「XXIO MP1100」です。

ゼクシオ11ドライバーのUSモデルの購入・価格

価格については、一般的にUSモデルの方が安いケースが多く見受けられます。

公式サイトでの掲載価格を見てみますと、USは$649.99、日本は80,000円となっています。1ドル110円で計算すると10,000円ぐらいの差があります。

USモデルはネットで普通に購入できる

USモデルの購入については、日本の小売りでも取り扱いが増えていますので、ネットで普通に購入することができます。

特にオススメなのが、フェアウェイゴルフUSAさんです。アメリカ国内の各メーカから直接仕入れた正規品(正規ライセンス商品)を取り扱われていますので、安心して購入することができます。

▼フェアウェイゴルフUSAさんのサイト


ゼクシオ12 2022の全モデルを一挙紹介!ドライバー・フェアウェイウッド・ハイブリッド・アイアン・パター

ダンロップから発売の12代目ゼクシオ、ゼクシオ12(2022)について、全モデルの特徴・スペックを取り上げます。

ゼクシオ12シリーズ 2022

出典:dunlop.co.jp

ダンロップのゼクシオのシリーズ12代目、ゼクシオ12。

クラブの種類は、ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアン、パターが発売となっていて、一通り全てのクラブを揃えることができます。

今作の特徴は、アクティブウィングとリバウンドフレームの2つです。

アクティブウィング

アクティブウィングは、ウッドに搭載された空力コントロールの新たなテクノロジーです。

空力というと、空気抵抗を抑えてヘッドスピードを上げるものが極々一般的ですが、スイングを大事にするゼクシオは、敢えて空気抵抗を発生させることで、ダウンスイング中に発生しやすいフェースオープン、トゥダウンを抑える目的で採用されています。

リバウンドフレーム

リバウンドフレームは、スリクソンに搭載されたテクノロジーで、ヘッドの剛性を柔と剛で組み合わせることによって、大きな撓みが生み出されます。

このメカニズムはスリクソンのドライバーだけでなく、ゼクシオプライムのウッドやゼクシオボールにも採用されています。

そして、ゼクシオ12ではアイアンにも取り入れられ、ヘッド剛性の違う構造を組み合わせた飛びのメカニズムは、ゼクシオ全体で採用されています。

ゼクシオ12 ドライバー(12代目)

特徴・適合ゴルファー

新開発のアクティブウィングが搭載され、ダウンスイング中にフェースが開く、トゥが下がるといったブレが抑えられます。

前作のゼクシオ11で搭載されたカウンターバランス効果を生むウェイトプラステクノロジーも継承されていて、より正確で安定したスイングがしやすくなっています。

282gの軽量クラブで、ヘッドスピードが遅めの方が楽に振れ、爽快な金属音で心地良く飛ばすことができます。

右へのミスも出にくく、球の高さも出ますので、スライスを抑えたい方、楽に振りたい方におすすめです。

スペック

  • ロフト角:9.5、10.5、11.5°
  • ライ角:59°
  • ヘッド体積:460cc
  • 長さ:45.75インチ
  • クラブ重量:282g(R)

ゼクシオ12フェアウェイウッド

特徴・適合ゴルファー

ドライバーと同様に、新開発のアクティブウィング、リバウンドフレームが搭載されています。

また、WEIGHT PLUSフルラバーグリップも採用されていますので、アクティブウィングとの相乗効果で、より安定して正確なスイングがしやすくなっています。

番手は3、4、5、7、9と細かく用意されていて、ロフト角でみると15°~23°までカバーされています。

シャローフェースで球をしっかり上げげくれて、ミスに対する強さも備わっていますので、フェアウェイウッドが苦手な方にとって、とても扱いやすいです。

スペック

番手 3 4 5 7 9
ロフト角 15° 16.5° 18° 20° 23°
ライ角 58° 58.5° 59° 59.5° 60°
ヘッド体積 185cc 174cc 162cc 147cc 136cc
長さ 43.25” 42.75” 42.25” 41.75” 41.25”

ゼクシオ12ハイブリッド

特徴・適合ゴルファー

ゼクシオでは数世代前からユーティリティではなく、ハイブリッドという名称になっています。

呼び方こそ変わりましたが、同じウッド系ユーティリティであることには変わりは無く、世代が違っても同じ感覚で扱いやすくなっています。

ハイブリッドにもアクティブウィングとリバウンドフレーム、そして、ウェイトプラステクノロジーが搭載されていて、安定した正確なスイングをしやすくなっています。

前作同様、四角いフェースで、フェースのトップラインはオフセットになっていますので、ウッド系ユーティリティではありますが、ややアイアンライクに構えやすくなっています。

スペック

番手 H3 H4 H5 H6
ロフト角 18° 20° 23° 26°
ライ角 59.5° 60° 60.5° 61°
ヘッド体積 129cc 128cc 126cc 124cc
長さ 40.75” 40.25” 39.75” 39.25”

ゼクシオ12アイアン

特徴・適合ゴルファー

ゼクシオ特有のパーツが細分化された構造で、ステンレスボディ、タングステンウェイト、チタンフェースなどが組み合わされています。

アイアンにも柔・剛の剛性の組み合わせ構造によるリバウンドフレームが採用されていて、撓み効果で飛距離が出やすくなっています。

ディスタンス系アイアンでありながら、ロフト角は7番で28°ありますので、飛距離が出せつつ、球もしっかりと上がりやすくなっています。

アイアンらしいグリーンを狙える弾道で、楽に振れてゴルフとしての楽しさが味わえるアイアンです。

スペック

番手 ロフト角 ライ角 カーボン スチール
5 22 61.5 38.25 38
6 25 62 37.75 37.5
7 28 62.5 37.25 37
8 32 63 36.75 36.5
9 37 63 36.25 36
PW 42 63.5 35.75 35.5
AW 48 63.5 35.75 35.5
SA 56 63.5 35.75 35.5

ゼクシオブレードパター(2022)

特徴・適合ゴルファー

ゼクシオ12と合わせて、高慣性モーメント設計のゼクシオブレードパターが発売となっています。

ちなみに、前作のゼクシオ11の時はマレットタイプでしたので、ゼクシオ12の今作では異なるタイプのパターといことになります。

ソールの左右にはタングステンニッケルウェイトが搭載されていて、ヘッドがブレにくい高慣性モーメント設計となっています。

スペック

  • ライ角:70°
  • 長さ:34インチ

XXIO クロスアイアン#0(ゼロ)はフェアウェイウッド、ユーティリティ代わりに使える【ウッドが苦手な方は、ゴルフが楽になります】

ダンロップからXXIOクロスアイアンの2代目モデルが発売されています。

2021年のニューモデルでは、新たにコンセプトアイアンとして、#0(ゼロ)が発売されています。

ロフト角が17°で、アイアンという名が馴染まないこのクラブの活用方法について取り上げます。

ゼクシオクロスアイアン #0(ゼロ)の位置づけ

ゼクシオクロスアイアンの#0(ゼロ)は、ロフト角が17°で、アイアンとは思えないようなスペックです。

ゼクシオクロスアイアンのロフトピッチから考えていくと、上の番手は2°間隔になっていて、6番が23°、5番が21°ですので、17°は3番相当となります。

とは言え、一般的な3番アイアンというと20°前後ですから、17°は1.5~2番相当と考えるのが妥当でしょう。

ゼクシオクロスアイアン #0(ゼロ)は、5番ウッド・3番ハイブリッド相当

さて、ゼクシオクロスアイアン 2021年モデルの#0ですが、アイアンセットの中の1つとして使うには、一番上の5番とはロフトピッチが空きすぎていますので上手くありません。

そもそも、ゼクシオクロスアイアンは7番で25°の超ストロングロフト仕様ですので、5番よりも上のアイアンは必要ない方が殆どかと思います。

では、#0(ゼロ)をどのように活用できるかですが、そもそも#0(ゼロ)の位置づけについて、ダンロップ社にてゼクシオレギュラーモデルのゼクシオ11でどの辺りに相当するかが目安として示されています。

出典:https://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2020/sp/2020_sp64.html

上図によると、フェアウェイウッドでは5番、ハイブリッドでは3番相当のクラブということになります。

クラブ 番手 ロフト角 長さ
XXIO11 FW 5番 18° 42.25インチ
XXIO11 HYBRID 3番 18° 40.75インチ
XXIO CROSS #0 17° 39.25インチ

実際、ロフト角を見比べてみても、この辺りが適当であることが分かります。

ウッドが苦手な方は、#0(ゼロ)で置き換えできる!

5番ウッドは3番ウッドよりも楽に扱えます。そして、ハイブリッドは1本持っておくとゴルフが楽になります。

とは言え、ウッド系がどうしても苦手な方もいます。

そういった場合、5番ウッド、3番ハイブリッドを苦手ながらに使われている方は、ゼクシオクロスアイアンの#0(ゼロ)を取り入れるという選択肢が考えられます。

ゼクシオクロスアイアンは、超ストロングロフト・超ワイドソールのディスタンス系アイアンで、対象ユーザーが絞られるアイアンです。とは言え、アイアンの番手が上になると難しさがありますので、ゼクシオクロスアイアンの想定ユーザーが楽に#0(ゼロ)を扱えるかというと、疑問符が付きそうに思います。

#0(ゼロ)に限って言えば、アベレージゴルファー・セミアスリートが使うことえ、クラブセッティングを改善することができそうなクラブです。

ゼクシオの公式サイトでは、アイアンの中で紹介されていますが、フォルムからは、アイアンやアイアン型ユーティリティというより、ウッド系ハイブリッドのクラウンだけシースルーにしたようにも見えます。

フォルムも特徴的ではありますが、この尖った位置づけのコンセプトアイアン。ピタッとはまると比類のない強烈な武器になりそうです。

NEWゼクシオCROSSアイアンに#0(ゼロ番手)が追加されている件

ニューXXIOクロスアイアン2021のスペック・シャフト

ゼクシオ11フェアウェイウッドのスペックと試打・評価

ゼクシオ11ハイブリッドのスペックと試打・評価

 

2022年のゼクシオは、ACTIVWING(翼)を搭載!

ゼクシオ 2022年モデルが発売!

ダンロップからゼクシオの2022年モデルが発売になります。

ゼクシオは2000年に発売が開始されていて、2年毎にニューモデルが出ていますので、今回の2022年モデルは、12代目ということになります。

ゼクシオ2022年モデルの名称

ゼクシオの名称は、4代目から6代目まで色々な名前が付けられていました。

年代 世代 モデル名
2006年 4代目 ALL NEW XXIO
2008年 5代目 The ゼクシオ
2010年 6代目 新・ゼクシオ

一時、やや迷走した感もあったような気もしますが、製品としては基本的な特徴がブレずにいますので、それが長く愛される秘訣でもあります。

2012年の7代目からは、ゼクシオ7、ゼクシオ8と世代数を付与するシンプルな名前になっています。

今回のモデルは、名前のつか方が踏襲されるとすれば、ゼクシオ12(ゼクシオトゥエルブ)ということになります。

今回のゼクシオは、翼を搭載

*引用:https://www.youtube.com/watch?v=IgLEWlfVayk

既にティザー動画が公開されていまして、ゼクシオ12代目と思われるドライバーの映像が登場しています。

動画は、「翼のXXIO」とタイトルに付されています。

*引用:https://www.youtube.com/watch?v=IgLEWlfVayk

別の角度の映像では、クラウン前方にPINGのGシリーズのタービュレーターを思わせるラインが確認できます。

翼が意味するものの形状や効果は、現時点では不明ですが、恐らくはエアロ設計が採用されているのではないかと思います。

可変スリーブはゼクシオX 2022に搭載か?

出典:R&A

先程のティザー動画を見ると、ネックの部分に調整機能が搭載されていることが分かります。

軽量モデルで知られるゼクシオに可変スリーブが搭載されるというのは、違和感があります。

R&Aに掲載されているゼクシオ2022を確認してみますと、可変スリーブがあるモデルの特徴とも言うべき点が見当たりません。

具体的には、ソール側からトルクレンチを挿し込むポート、ネック部分に調整機能のポジション合わせをするインジケーションマークです。

R&Aに掲載されているものが、市販されるモデルではない可能性もありますが、それでもゼクシオレギュラーモデルに搭載される可能性は少ないと思います。

といいますのも、ゼクシオX(エックス)の方には、今回、可変スリーブが搭載されることが、同じくR&Aの掲載内容から確認されているからです。

そのため、動画で登場しているドライバーヘッドは、ゼクシオX(エックス)の方の可能性がありそうです。

 

 

ゼクシオ11ドライバーと10ドライバーの適合ゴルファー

ゼクシオから2020年に11代目モデルが発売されました。

そこで、最新モデルのゼクシオ11ドライバーと1世代前のゼクシオ10ドライバーについて、モデルの特徴や違いから適合ゴルファーについて取り上げます。

ゼクシオ11ドライバーとゼクシオ10ドライバーの違い

ゼクシオはこれまで軽量化をずんずんと進めてきました。これはレディースゴルファーやシニアゴルファーに人気という側面があり、また、ゴルファーの高齢化も影響しているとも言われています。

そんな路線を歩んできたゼクシオは、ゼクシオ10でレギュラーモデルとしてはシリーズ最軽量となる270gを実現しています。

そして、11代目はどうなるのかという注目の中、ゼクシオが持ってきた答えは重量アップという予想外の結果でした。

ゼクシオ11ドライバーは、10g増えた280gとなっていますが、単なる重量増ではなりません。

カウンターバランスというグリップエンド側の重量バランスを高めたことで、クラブヘッドの重さを感じさせず、一方でグリップエンドの重量増により安定感が増すことで、手元側の軌道を安定させるという仕組みが採用されています。

それでは、ゼクシオ10とゼクシオ11の両ドライバーについて、どのようなゴルファーに適しているか見ていきましょう。

クラブフィッターによる解説

  • ゼクシオ11は、カウンターバランスにより、少ない力でヘッドを走らせやすい。ゼクシオ10の方がヘッドが重く効いてるため、少し触れる人によい。
  • ゼクシオ10とゼクシオ9では、ゼクシオ9はシャフトがしなってプレーンに乗ってくれるので、手元がしなった方が良い人にはゼクシオ9が良い。

ティーチングプロによる解説

  • 形状の違いは殆どない。
  • ゼクシオ10ドライバーは、クラブ重量が軽い。軽いだけでは飛距離は伸びないので、シャフトの手元が柔らかいことで、タメがしっかり作られるようになっている。体にまきついたようになってヘッドが下りてくることで、ヘッドが走るようになっている。
  • ゼクシオ11ドライバーは、手元側に重りを入れることで、スイングを安定するようになっている。手元側が重いことで、テイクバックで同じ位置に上げやすくなっている。

ゼクシオ11ドライバーとゼクシオ10ドライバーの試打・評価

ゼクシオ11ドライバーの試打・評価

ゼクシオ11ドライバーの新たな飛びの秘密はグリップエンドにある!?

ゼクシオ10ドライバーの試打・評価

XXIO ゼクシオ10ドライバー 試打・評価・徹底解説

まとめ

ゼクシオ10とゼクシオ11について、二方の解説を取り上げました。クラブ重量に関する評価については、異なる方向への解説となっているようです。

スペック値として参考になるものとして、スイングウェイトというものがあります。バランスと呼ばれる場合もあります。

この値は、ゼクシオ10がSRでD6、ゼクシオ 11がSRでD3となっています。ゼクシオ11ドライバーの方がカウンターバランスによりヘッドが軽く感じられるということになります。

実際にどのように感じられるかは、スイング軌道やスピードによっても変わってくると思いますので、実際に試打されてみて違いを感じられると良いと思います。