タイトリスト 620MB・620CBアイアン!マッスルバックとキャビティーバックの2タイプ!2019年8月30日発売

タイトリストから発売の620MBアイアン・620CBアイアンについて取り上げます。

タイトリスト 620アイアンは、マッスルバックとキャビティーバックの2タイプ

タイトリストの620アイアンは、マッスルバックの620MBアイアンとキャビティーバックの620CBアイアンの2種類が発売されています。

どちらもツアープロのニーズが反映されたツアーモデルのアイアンです。

620MBアイアンの特徴と外観

620MBアイアンは、トップブレードが薄く、余分な形状も重量も削ぎ落され、まさに上級者向けのマッスルバック形状です。

ネックはオフセットが少ないストレートで、インテンショナルナショットを繰り出したいゴルファーに適した形状をしています。

スコアラインはフェース上部ギリギリまで施されています。様々なコースコンディション・不自由な体制からのショットでも、高いスピン性能が保たれるよう配慮されています。

620CBアイアンの特徴と外観

620CBアイアンは、キャビティーアイアンのためフェースの周辺部が肉盛りされています。中央が薄く外周が分厚い構造は、ミスへの強さと弾きの良さが特徴となっていますので、620MBより寛容性が高く、飛距離性能も高くなっています。その反面、操作性は620MBの方が高くなります。操作性と寛容性、このあたりがモデル選択の一つのポイントになります。

ネックは620MBよりもオフセットがあり、若干、グースがありますが、FPはかなり小さく見えます。ツアーモデルのため、つかまりが良いというモデルではありません。

3、4番では、高比重のタングステンがトウ・ヒールに配置されていて、左右方向の慣性モーメントの高さにつながる重量配分となります。慣性モーメントが大きいことで、打点のブレによる飛距離の低下が抑えられます。

620アイアンのスペック

620MBアイアンのスペック

番手 3 4 5 6 7 8 9 P
ロフト角 21 24 27 31 35 39 43 47
ライ角 60 61 62 62.5 63 63.5 64 64
長さ 39 38.5 38 37.5 37 36.5 36 35.75

620CBアイアンのスペック

番手 3 4 5 6 7 8 9 P
ロフト角 20 23 26 30 34 38 42 47
ライ角 60 61 62 62.5 63 63.5 64 64
長さ 39 38.5 38 37.5 37 36.5 36 35.75

7番のロフト角を比較すると、620MBが35°、620CBが34°となっています。キャビティーアイアンの方が1°ストロングになっていて、やや飛距離性能を求めたスペックとなっています。

620MB・620CBアイアンの発売日・発売価格

620MBアイアン、620CBアイアンの発売日は、2019年8月30日が予定されています。

  • 620MBアイアン / AMT TOUR WHITE S200
    5本セット(6~9、P):120,000円+税
    単品3、4、5:24,000円+税
  • 620CBアイアン / AMT TOUR WHITE S200
    5本セット(6~9、P):120,000円+税
    単品3、4、5:24,000円+税

キャビティで打感が柔らかいアイアン!おすすめランキング2018-2019!

アイアンに求める要素として、「打感」を挙げる人が少なくありません。とりわけ中級者・上級者と技術レベルが上がるにつれ、「打感」を重視するゴルファーが多くなる傾向にあります。

本記事では、キャビティーアイアンの中で、打感が柔らかいアイアンについて、筆者のおすすめの順でランキング形式にて紹介します。

そもそも「打感が良い」アイアンとは?

ゴルフクラブの打感について、メディアや試打動画などで様々な表現が使われています。とりわけアイアンについて使われることが多く、「柔らかい、硬い、良い、弾く」などです。

一般にアイアンの打感が「良い」とは、「柔らかい」ことを指しているケースが大半です。この記事で取り上げている「打感が柔らかい」アイアンとは、言い換えれば「打感が良い」アイアンとも言えます。

打感を左右するものは何か!?

アイアンの打感は、主に二つの要素で決まります。

  • フェースの厚さ
  • フェースに用いられている素材

フェースの厚さは、主にアイアンの形状によって異なる傾向があります。そして、アイアンの形状は、大きく分けるとマッスルバック、中空構造、キャビティバックの3タイプがあります。

キャビティーアイアンはバックフェースが刳り抜かれて薄くなっているのに対し、マッスルバックアイアンは打点が分厚くなっています。この打点の厚さが、打感の良さとなります。

素材面については、マッスルバックでは軟鉄が用いられることが大半です。軟鉄は文字通り柔らかいため、そのまま打感にも柔らかさとして現れます。

また、その柔らかさ故、叩いて成形する鍛造製法にて仕上げることが可能となっていて、繋ぎ目のないシームレスさが打感の良さにもつながっています。

打感が良いのはマッスルバック、弾いて飛ぶのはキャビティー

打感が良いアイアンを求める場合、マッスルバックアイアンを選べば基本的に軟鉄鍛造・分厚いフェースのため、間違いありません。ただし、マッスルバックアイアンは上級者向けで扱いが難しいという特徴があります。

そこで、当記事ではマッスルバックは使えないという方向けに、キャビティーアイアンで打感が良いモデルを紹介します。

第1位 キャロウェイ APEXアイアン 2019

3代目となるAPEXアイアンは、S25Cが用いられた軟鉄鍛造アイアンです。そして、4~8番アイアンには、前年のROGUEアイアンで効果が実証されているウレタン・マイクロスフィアがバックフェース部に注入されていますので、吸い付くような打感が実現されています。

ウレタン・マイクロスフィアに打感が向上!

第2位 スリクソン Z785アイアン

スリクソンのZ785アイアンは、2018年モデルのZシリーズアイアンで上級者向けの方です。前作よりも打感の良さに対する評価が高く、ミスの許容性や飛距離性能も優れていて、総合力の高いアイアンです。

打感、寛容性、飛距離性能の総合力が高い

第3位 ブリヂストン ツアーB X-CBアイアン

ツアーB X -CBアイアンは、ツアーBのキャビティーバックタイプのアイアンです。打点部分のバックフェース部が厚めになっていますので、柔らかい打感が得られます。

打点エリアのフェース裏側が肉厚構造で打感をアップ!

第4位 キャロウェイ X フォージドアイアン

Xフォージドアイアンの特徴の一つが、肉厚に仕上げられている点です。打感の柔らかさに加えて、小さすぎないヘッドが操作性とやさしさを程よく兼ね備えています。

ヘッド全体が肉厚形状で、打感が柔らかい!

第5位 PRGR RSフォージドアイアン

RSフォージドアイアンは、フェースが薄く、裏溝加工が施され、飛距離が出やすくなっています。打感については、フェースの裏側に振動減衰剤のFLASH ONEが挿入されていて、吸い付くような打感が実現されています。

振動減衰剤のFLASH ONEが挿入され、吸い付くような打感を実現!

まとめ

キャビティーアイアンで打感の良いモデルを5つ取り上げました。キャビティーアイアン以外にも中空構造のアイアンでも打感の良いモデルがあります。

アイアンは、ソールの厚さやロフト設定など、打感以外にも注目点がありますので、それぞれのクラブの特徴を交えながら最適なクラブを探してみてください。

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inpres インプレス UD+2 ドライバー2019 試打・評価・徹底解説

ヤマハから発売されているinpres UD+2 ドライバー2019について取り上げます。

インプレス UD+2 ドライバー 2019

inpres UD+2ドライバーは初代モデルが2016年に発売されているモデルで、3年振りに発売された2019年モデルは2代目となります。

アイアンと同様に飛距離とやさしさを求めるアベレージゴルファー向けのモデルです。

超低重心設計で球が上がる!

出典:https://golf.yamaha.com/products/inpres_ud2_driver.html

インプレスUD+2ドライバーの大きな特徴の一つが、ソール一体型のウェイト構造です。ヘッド重量の20%にも及ぶ37gのウェイトが搭載されていますので、超低重心で球が楽に上がります。

重心角が大きく、ボールがつかまる

出典:https://golf.yamaha.com/products/inpres_ud2_driver.html

もう一つの特徴が大きな重心角です。前作に引き続き30°を上回った重心角が設定されていますので、ヘッドが返りやすく、スライスが出にくくなっています。

持ち球がドロー気味の方が使うと、左に大きくそれる可能性がありますので、フェード系の方、スライサーに向いています。

重心が深く、ミスに強い!

ヘッド形状は後ろに長いシャローバックで、慣性モーメントを大きくする形状になっています。この形状のヘッドの利点として、ミスの強さ、そして、直進性の高さが挙げられます。

フェース全体をスイング軌道の外方向にスライド!

出典:https://golf.yamaha.com/products/inpres_ud2_driver.html

フェース全体の位置をトゥ側に3mm移動していますので、スイング半径が大きくなり、飛距離アップにつながります。なお、シャフト長さは前作と同じく45.75インチのままです。

inpres UD+2ドライバー2019の試打・評価

inpres UD+2ドライバー2019をプロゴルファーが試打・解説

inpres UD+2ドライバーを試打して解説

inpres UD+2ドライバー2019のスペック

ロフト角 9.5° 10.5°
ライ角 61° 61°
フェース角
ヘッド体積 460cc 460cc
シャフト TMX-419D
シャフト硬さ S S/SR/R
シャフト重量 53/47/45g 53/47/45g
シャフトトルク 5.9/6.1/6.5 5.9/6.1/6.5
シャフト調子 先中 先中
クラブ長さ 45.75インチ 45.75インチ
バランス D3 D3/D2/D2
クラブ重量 286g 286/281/279g

ロフト角は9.5°と10.5°の2種類で、クラブ重量は279~286gです。一般的なクラブよりもやや軽めになっています。ライ角が61°とアップライトになっていて、つかまりの良さを意識した設計になっていることが伺えます。

inpres UD+2ドライバー2019の発売日と販売価格

inpres UD+2ドライバー2019の発売日は、2018年10月5日です。販売価格は、80,000円+税です。

 

PRGR NEW eggアイアン・eggフォージドアイアン 2019を発売

PRGRのeggシリーズから発売の2019年モデルのアイアン2種類について取り上げます。

eggアイアンとeggフォージドアイアンの2種類を発売

eggシリーズから発売のアイアンは、eggアイアンとeggフォージドアイアンの2種類です。まずこの2種類のアイアンの位置づけですが、eggアイアンは「飛びに特化したアイアン」で、eggフォージドアイアンは「アスリート系飛びアイアン」となっています。

飛距離完全重視のゴルファーはeggアイアン、飛距離+打感のゴルファーはeggフォージドアイアンといった区分になります。

薄肉フェース・ポケットキャビティー構造でやさしく飛ばせる

どちらのアイアンも薄肉・ポケットキャビティー構造で、打点のブレに強く、やさしく飛ばせる形状となっています。

出典:https://www.prgr-golf.com/product/irons/19-egg-iron.html

こちらはeggアイアンのヘッド内部構造です。フェース裏側、ポケット内側に溝が施されていて、反発性能が高められています。

また、ソールにはタングステンウェイトが配置されていますので、低重心化がなされ、球が上がりやすくなっています。

出典:https://www.prgr-golf.com/product/irons/19-egg-forged-iron.html

一方こちらはeggフォージドアイアンのヘッド内部構造です。同じく溝構造が採用されていますので、飛距離性能が高くなっています。eggアイアンとの違いとして、ソールが薄くなっていて、タングステンウェイトの搭載もありません。

ソール形状はアスリートゴルファーやより技術向上を目指すアベレージゴルファーに好まれるタイプになっています。

重心が低く、フェース下部でもロスが少ない

出典:https://www.prgr-golf.com/product/irons/19-egg-iron.html

こちらはeggアイアンの重心高さの図です。実打点が17mmなのに対して、重心高さは20mmとかなり打点位置に近づいています。eggフォージドアイアンも重心高さが21mmに抑えられていますので、フェース下部で捉えた場合も飛距離ロスが抑えられる重心設計になっています。

グースは少な目ですっきりしたネック

左がeggアイアン、右がeggフォージドアイアンです。グースは少な目で意図した方向に打ち出せそうな形状をしています。トップラインから確認できるフェース厚をみると、eggアイアンの方が厚く見え、キャビティー構造による寛容性の高さが感じられます。さらに、ソール後方が見えていますので、eggアイアンんは低重心・深重心で、球の上がりやすさ、やさしさを備えています。

eggフォージドアイアンの方は反応性・操作性が高い形状となっています。

eggアイアン・eggフォージドアイアンのスペック

eggアイアン 2019のスペック

番手 ロフト角/バンス角(°) ライ角(°) FP(mm) 長さ
#6 23 61.5 4 38.75
#7 25 62 4 38.25
#8 28 62.5 3 37.75
#9 32 63 3 37.25
P 37 63.5 3 36.75
A 43/7.0 63.5 4 36
As 49/7.0 64 4 35.5
S 56/7.0 64 4 35.5

ストロングロフト設計で7番アイアンのロフトは25°とかなり立っています。最近のディスタンス系アイアンはロフトを立てたものが主流となりつつあり、ウェッジは4種類というのも定番で、AとSの間にAsが用意されています。

ロングアイアンについては、アイアン型ユーティリティのegg i+が同時リリースとなっていて、4番(21°)、5番(23°)、6番(25°)の3種類ありますので、これらとの組み合わせも検討可能です。

eggフォージドアイアン 2019のスペック

番手 ロフト角/バンス角(°) ライ角(°) FP(mm) 長さ
#5 22 61 3 39.25
#6 24 61.5 3.5 38.75
#7 26 62 4 38.25
#8 29 62.5 4 37.75
#9 33 63 4 37.25
P 38 63.5 4.5 36.75
A 43/6.5 63.5 5 36
As 49/7.5 64 5 35.5
S 56/11.0 64 5 35.5

こちらも7番でロフト角26°のストロングロフト設計です。eggアイアンとの違いとして、22°の5番が用意されていますので、1本多いクラブセッティングとなっています。

eggアイアン・eggフォージドアイアンの発売日・発売価格

eggアイアン・eggフォージドアイアンは、2019年9月13日の発売が予定されています。

  • eggアイアンの発売価格
    セット ¥96,000+税 (#7-#9,P/4本)
    単品 ¥24,000+税 (#6,A,As,S/各1本)
  • eggフォージドアイアンの発売価格
    セット ¥96,000+税 (#7-#9,P/4本)
    単品 ¥24,000+税 (#5,#6,A,As,S/各1本)

RMX 120・220の試打・評価の動画を集めました!

ヤマハから発売のRMX 120・220ドライバーについて、試打動画・評価動画を集めました。

RMX120・220ドライバー

RMX 120・220ドライバーは、2016年モデルのRMX 116・216ドライバー、2018年モデルのRMX 118・218ドライバーに次ぐモデルです。

前作同様、120と220はヘッドサイズが異なっています。より上級者向けのRMX 120ドライバーは455ccとややこぶりで、思い切り叩けるドライバーです。前作のRMX 118は445ccでしたので、10ccサイズアップしています。

RMX 220は前作のRMX 218ど同じくルール限界の460ccとなっていて、つかまりとやさしさのあるモデルです。

こちらはメーカー公式の製品動画です。製品の詳しい説明などはありませんが、参考までに掲載します。

新テクノロジー ブーストリングに関する説明動画

ブーストリングが搭載されることで、ボディーの剛性がたかまり、無駄なたわみが生じなくなりました。上記動画にて、詳しく解説されています。

RMX 120・220ドライバーの試打・評価動画

  • RMX 220ドライバーは、ルール限界ぐらいにストレッチが長く、慣性モーメントが大きい。重心が深く見えるが、ボールのつかまりは良い。ミスの許容性が高く、安定して直進性の高い弾道が出る。
  • RMX120ドライバーは、前作の118よりヘッドサイズがかなり大きくなっている。前作の118と218の中間的な存在。

  • RMX 220は、直進性が高く、飛距離がでる。
  • RMX 120は、つかまりすぎることなく、振り抜きが良い。ヘッドが前作より大きくみえて、安心感がある。
  • 今作のRMX 120は、上級者だけでなく、中級者にも幅広く使える。