ツアーB JGR ドライバー の3代目 2019年モデルの最新情報をまとめました!

ブリヂストンから発売のツアーB JGRドライバー 2019について、最新情報を取り上げます。

ツアーB JGRドライバ―は今作で3代目となる!

ツアーB JGRドライバ―は、前作が2017年に発売されていて、2年ぶりのリニューアルとなります。その前にJGRドライバ―として2015年に発売されていますので、JGRとしては3代目のモデルとなります。

新機能 サスペンション-コアを搭載

NEW ツアーB JGRドライバ―では、フェースの直ぐ後ろに黄色いネジが差し込まれています。

出典:https://store-bridgestonesports.com/item/detail?item_code=GDJD1W&rf=recommend_view_top

フェースの裏から1点を効果的に抑えることで、ルール上限を超えずに、オフセンターの反発性能を高めています。

スイートエリアが広くなりますので、打点のズレに対して寛容性が高く、飛距離のロスや弾道のそれが抑えられます。

ヒールのウェイトは交換できる

ヒールに装着されているウェイトは、オプション購入で交換することができます。標準では10gが装着されていて(一部スペックでは8g)、2~20gまで2g刻みで用意されています。

この位置のウェイトはボールのつかまりを大きく左右しますので、よりボールをつかまえたい方は重いウェイト、逃がしたい方は軽いウェイトにすると良いでしょう。

なお、カチャカチャ式と呼ばれるシャフト抜き差しの機構は搭載されていませんので、ロフト角の変更は行えません。

シャフトラインナップが多く、幅広いヘッドスピードのゴルファーに対応

ツアーB JGRドライバ―の特徴として、シャフトのラインナップが多い点が挙げられます。ツアープロでも使われていて、様々なヘッドスピードやニーズに対応できるようになっています。

公式ページでのヘッドスピードの適合表では、標準シャフトのTOUR AD for JGR TG2-5は約38~47m/s、軽めのエアスピーダーは約33~40m/s、その他のシャフトは約43~48m/sとされています。

ツアーB JGRドライバ―を所属プロが試打して解説

ツアー B JGRドライバ―のスペック

ロフト角 9.5° 10.5°
ライ角 59°
ヘッド体積 460cc
長さ 45.5インチ
フレックス S/SR/R

渋野日向子 クラブセッティング・プロフィール・スイング動画

渋野日向子のクラブセッティングとゴルファー紹介です。

渋野日向子 プロフィール・戦績

渋野日向子は岡山県出身の女子プロゴルファー。ゴルフを始めたのは8歳で、2018年にプロに転向しています。

プロ転向後、2019年に早速、国内で2勝、内1勝は国内メジャー、そして、米国でもメジャーで1勝。物怖じしない性格からか、国内外のメジャーをあっさりと勝ち取ってしまうキャラクターも、実力と同様に注目を浴びています。

渋野日向子 スイング動画

右足・左足の重心加重を数値化して解説されていて、重心・軸の動きが分かりやすいです。

こちらも斜め前方からのドライバーショットのスイングスロー動画です。手足の長さを生かして、大きな回転半径が特徴的です。しなやかなで体の柔軟性も生かされています。

渋野日向子の優勝コメント動画

海外メジャー AIG全英女子オープンでの渋野日向子選手の優勝の瞬間と会見コメント


10:02の12Hドライバーショットの後の「あれ?」は、ひょうひょうとプレーしている強心臓ぶりを感じさせてくれます。なんとも頼もしい選手です。

サロンパスカップでの渋野日向子選手の逆転優勝の瞬間と会見コメント


グリーンからはなかなか決めきれませんでしたが、見事な優勝です。優勝インタビューも素敵な性格がにじみ出ています。

渋野日向子 インスタグラム・ツイッター・ブログ

渋野日向子のクラブセッティングについて

渋野日向子プロは、PINGと用具契約を結んでいますので、ドライバーからパターまでPINGで揃えています。

渋野日向子のドライバー

PING G410 PLUSドライバー(10.5度)

渋野日向子のフェアウェイウッド

ピン G410 LST フェアウェイウッド (3番14.5度)

PING G410 LSTフェアウェイウッド 試打・評価・徹底解説

ピン G410 フェアウェイウッド (5番17.5度)

PING G410フェアウェイウッド 試打・評価・徹底解説

渋野日向子のユーティリティ

PING G410 ハイブリッド(3番19度、4番22度)

PING G410ハイブリッド 試打・評価・徹底解説

渋野日向子のアイアン

PING i210アイアン

渋野日向子のウェッジ

PING GLIDE FORGED ウェッジ

渋野日向子のパター

PING シグマ2 アンサー パター プラチナム仕上

 

ブレード・マッスルバック・フォージド、アイアンの種類を解説!

アイアンの説明を見ていると、ブレード型、マッスルアイアン、マッスルバック、フォージドアイアンといった呼ばれ方を見かけることがあります。

これらは上級者・中級者向けアイアンに使われることが多い言葉です。同じことを意味しているのか、それとも違う視点からの言葉なのか、詳しく解説していきます。

ブレードアイアンとマッスルバックアイアンは同じ

まず、ブレードアイアンとマッスルバックアイアンは、アイアンの形状の種類を表す言葉です。そして、どちらも同じ意味で使われます。

何故、2つの表現があるのかは分かりませんが、アイアンの注目している箇所によって使い分けているようです。筆者の個人的な感覚としては、フェースの全体の形状や上部の薄さに注目している時は「ブレードアイアン」、フェースの裏側(バックフェース)やその薄さに注目している時は「マッスルバックアイアン」と呼んでいることが多いように思います。

ブレードアイアンと呼ぶケース

と言いますのも、フェースの上部をトップブレードと呼びます。アイアンの特徴を語る際に、トップブレードの角度、両端のシャープさ、薄さなどが取り上げられます。この場合は、ブレードアイアンと表現されることが多いようです。

マッスルバックアイアンと呼ぶケース

そして、こちらはフェースの裏側が異なる2種類のアイアンです。左はすっきりしているのに対して、右はフェース周辺部が縁取りのように肉厚になっています。

左のすっきりした板状の形状をマッスルバック、右の周辺が肉盛りされた形状をキャビティーバックと呼びます。

バックフェースに注目して語られる場合、または、他のキャビティーアイアンと比較して語られる場合、マッスルバックアイアンと表現されることが多いようです。

フォージドアイアンと軟鉄アイアンは?

その他にも、上級者やツアープロ向けアイアンについて語られる際に、フォージドアイアン、軟鉄アイアンという表現を見かけることがあります。そして、フォージド(軟鉄)という表記もよく見かけます。

先ほど取り上げたブレードやマッスルバックとは意味合いが全くことなります。ブレードやマッスルバックは形状を表していますが、フォージドは製法を表しています。アイアンは金属を叩いて成形するものと、溶かして型に流しこんで成形するもので、大きく2種類の製法があります。

前者の金属を叩いて形を作り上げる製法をフォージドと呼び、日本語では鍛造と言います。一方、後者は溶かした金属を鋳型に入れるため鋳造と呼びます。

よくフォージド(軟鉄)と表現されていて、フォージド=軟鉄と解釈されている方もいますが、これは少し誤解があります。フォージド(軟鉄)と書かれている場合、軟鉄を鍛造したという意味になります。そもそも、叩いて作るには金属が柔らかい必用がありますので、フォージド(鍛造)に用いる材質の殆どが柔らかい鉄、つまり軟鉄です。ですからあくまで結果として、フォージドアイアン=軟鉄アイアンであることが殆どです。

まとめ

ブレードアイアン、マッスルバックアイアン、キャビティーバックアイアンは形状を表していて、しかも前者2つは同じものを表します。

フォージドアイアンは製法を表していて、フォージド(鍛造)によるものです。

軟鉄アイアンは素材を表しています。

以上、アイアンを表す言葉としてよく見かけるものを取り上げました。