プロギアのRSシリーズに追加発売されているRS Eドライバーについて取り上げます。
目次
PRGR RSシリーズのドライバーは全部で4種類ある!
PRGRのRSシリーズは当記事執筆時点で4種類のラインナップとなっています。まず、2018年6月にRS ドライバー、RS Fドライバー(右2つ)が発売され、年を跨いで2019年4月にRS Eドライバー、RS REDドライバー(左2つ)が発売されています。
POINT:RSシリーズの基本特性
- RSドライバー:ドローで飛ばす
- RS Fドライバー:フェードで飛ばす
- RS Eドライバー:簡単に飛ばす
- RS REDドライバー:スピードで飛ばす
本記事で取り上げるのは、RS Eドライバーです。
PRGR RS Eドライバー
RS Eドライバーは、モデル名の「E」あEASY(やさしい)を意味していて、やさしさに拘ったモデルとなっています。
RSは、Real Sportsの略で、もともとアスリート向けのモデルですが、つかまりがよく、球が上がりやすく、ミスにも強い設計となっていて、中級者でも使いやすいドライバーです。
RS Eドライバーのフェース
同時期に発売されている軽量モデルのRS REDと比べると、面長なフェース形状となっています。
たわみを増長させるリブが搭載されていて、フェースが大きくたわんで飛距離アップに貢献してくれます。
ヘッド形状は安心感のある丸形
ヘッドはストレッチが長めに取られていて、後方に重量配分されています。また、ヒールよりも膨らみがあり、重心角を大きくした設計になっています。
重心角はシリーズ最大の34°で、スライサーに適した重心設計となっています。筆者の記憶の範囲で言いますと、2019年モデルとして発売されているドライバーの中で、最も大きな重心角となっています。
これまでの重心角が大きなドライバーは、極端に軽かったり、やさし過ぎたり、シニアや初心者向けのものが多かったイメージがありますが、アスリート向けモデルから登場した大重心角のドライバーということで、新たなゴルファー層に注目されるモデルです。
メーカー | モデル | 重心角 |
---|---|---|
PRGR | RS Eドライバー | 34° |
ヤマハ | インプレスUD+2ドライバー | 33° |
ブリヂストン | PHYZドライバー | 32° |
PRGR | RS REDドライバー | 31.5° |
低重心・深重心でやさしいドライバー
重心は深く設定されていますので、打点がバラツキやすいゴルファーにとって、オフセンター時のミスを許容してくれますので、扱いやすいドライバーです。
反面、ミスを許容するということは、直進性が高いため、打ち方を変えて弾道を操作するのには不向きとなります。
RS Eドライバーの試打・評価
RS Eドライバーをマーク金井氏が試打して解説
ボールのつかまりの良さについて、カット気味、プッシュアウト気味に打ち分けて検証されています。スライサーにおすすめのドライバーです。
みんなのゴルフダイジェストによる試打動画
RS EドライバーとRS REDドライバーを試打して打ち比べてしています。
アマチュアゴルファーがRS Eドライバーを体験
アマチュアゴルファー2人がRS Eドライバーを実際に使って感想を述べています。
メーカー公式PV
RS E、RS REDドライバーについて製品の特徴が詳しく解説されています。
RS Eドライバーのスペック
シャフトスペック | S (M43) | SR (M40) | R (M37) |
---|---|---|---|
ロフト角(°) | 9.5/10.5 | 9.5/10.5 | 9.5/10.5 |
体積(㎝3) | 460 | 460 | 460 |
フェースアングル(°) | 0 | 0 | 0 |
ライ角(°) | 59.0 | 59.0 | 59.0 |
長さ(インチ) | 45.5 | 45.5 | 45.5 |
総重量(g) | 308 | 300 | 298 |
バランス | D-2.0 | D-1.5 | D-1.0 |
シャフト重量(g) | 54 | 47 | 44 |
シャフトトルク(°) | 5.2 | 5.5 | 7.0 |
同時期に発売されているRS REDドライバーも、つかまり、球の上がりやすさ、直進性に優れていて、RS Eドライバーとあまり変わらないのでは?と思うゴルファーもいると思います。
が、RS REDドライバーは約30g軽量化されたモデルで、RS Eドライバーは、先に発売されているRSドライバー、RS Fドライバーと同じ重量感となっています。ちなみに、スペックとは別の話になりますが、RS Eドライバーの方が2万円安いです。
ロフト角は9.5°、10.5°の2種類のみ、フレックスもR、SR、Sの3種類のみとなっています。RSドライバーはドローモデルとして発売されていますが、つかまりが一つ足りず購入を断念した方は、つかまりがぐっと良くなったRS Eドライバーを試してみてください。
RS Eドライバーの販売価格と発売日
RS Eドライバーはの発売開始日は2019年4月19日です。発売価格は68,000円です。