キャロウェイのROGUEスターユーティリティについて取り上げます。
目次
ROGUEのユーティリティはスターモデルのみ
ROGUEは2018年に発売されているモデルです。前年の2017年に発売されているGBB EPICとは異なるモデルですが、EPICの最大の特徴であるJAIL BREAKテクノロジーは、ROGUEのユーティリティにも搭載されています。
JAIL BREAKテクノロジーが搭載されているのは、4番と5番の2本!
JAIL BREAKはヘッド内部の貫通する2本の柱構造で、縦方向の剛性を高めることで、ヘッドの撓みがボールの進行方向と異なる縦に生じにくくなっています。
エネルギーの消費効率が高まりますので、ボールスピードのアップにつながるだけでなく、ヘッドの剛性が高まることで、様々な箇所の薄肉化・軽量化が実現可能となっています。
JAIL BREAKは、ROGUEモデルで初めてユーティリティに搭載されましたが、全番手ではなく、4番と5番のみに搭載されています。6番と7番には恐らくスペース的な関係から搭載されていません。
フェースカップを搭載
飛距離が求められる4番、5番では、フェース素材にカーペンター455スチールが採用され、カップフェース構造となっています。オフセンター時でもボール初速の低下が抑えられます。
アンダーカット・インナーウェイトテクノロジー
出典:https://news.callawaygolf.jp/special/rogue/ut_fw/index.html
アンダーカット・インナーウェイトテクノロジーは、もともとアイアンのために開発されたもので、重心位置の自由度が上がります。ROGUE スターユーティリティにも搭載され、浅重心・低重心に設定されています。弾道としては、浅重心による低スピン効果、低重心による高打ち出しとなります。
POINT
- 浅重心・低重心により、低スピン・高打ち出しの弾道
ロフト角調整機能は搭載されていない
ホーゼル部分にロフト角の調整機能は搭載されていません。また、ソールにウェイトビスもなく、GBB EPICのようなスライディングウェイトもありませんので、調整機能はありません。
ROGUEスター ユーティリティの試打・評価
ROGUEユーティリティの試打–深堀圭一郎
- 飛距離も大事だけど、ミート率が高い。
- 芝の上で構えて当たりそうな感じがする。
- ユーティリティが苦手だった人にも打ちやすい。
ROGUEスターユーティリティの試打–佐伯三貴
- 顔はアイアンっぽくて、構えた時に合わせやすい。
- 打感も良く、楽に打てる。
ROGUEスターユーティリティのスペック
番手 | 4 | 5 | 6 | 7 |
---|---|---|---|---|
ロフト角(°) | 20 | 23 | 26 | 29 |
ライ角(°) | 59 | 59.5 | 60 | 60.5 |
ヘッド体積(cc) | 127 | 125 | 122 | 117 |
クラブ長さ (インチ) | 40 | 39.5 | 39 | 38.5 |
番手は4(20°)、5(23°)、6(26°)、7(29°)の4種類が用意されています。USモデルではROGUEハイブリッドが2~6番、ROGUE Xハイブリッドが3~8番と番手が豊富ですが、日本モデルは4種類です。
ROGUEスターユーティリティの販売価格と発売日
ROGUEスターユーティリティの発売開始日は2018年3月です。メーカー公式サイトで紹介されているシャフトは3種類です。
- FUBUKI for CW (S/SR/R)
- Speeder EVOLUTION for CW 60(S/SR/R)
- N.S.PRO Zelos 7 Hybrid(S)
発売価格は¥21,204(税抜き)からです。