キャロウェイのEPIC FLASHサブゼロドライバーについて取り上げます。
目次
EPIC FLASHのドライバーは3種類ある!
キャロウェイの2019年モデルとして発売されているEPIC FLASHは、3種類のドライバーが発売されています。
- EPIC FLASH スタードライバー
- EPIC FLASH サブゼロドライバー
- EPIC FLASH ドライバー(数量限定モデル)
EPIC FLASH スタードライバーはアジア市場用にリリースされているアベレージ向け、サブゼロドライバーはアスリート向けとされています。USの標準モデルであるEPIC FLASHドライバーも数量限定で発売されています。本記事ではアスリート向けのEPIC FLASHサブゼロドライバーを取り上げます。
キャロウェイ EPIC FLASHサブゼロドライバー
こちらがEPIC FLASHサブゼロドライバーです。アスリート向けですが、ヘッド体積はしっかり460ccあります。クラウンはスターモデルより短くなっています。
サブゼロの最大の特徴、ウェイトが前後に搭載されている
これまでのサブゼロモデルを並べてみましょう。GBB EPIC、ROGUE、そして、今作のRPIC FLASHの全てのサブゼロモデルで、ウェイトが前後に搭載されています。
前後にウェイトを搭載しているモデルは、MIZUNOのGXドライバーがあり、後方のウェイトがミスの許容性を高め、前方のウェイトが吹け上がりを抑えてくれます。
サブゼロで初めて搭載された重心調整機能、ペリメーター・ウェイティング!
出典:https://www.callawaygolf.jp/
ソール後方には可動式のウェイト調整機能が搭載されています。深重心・低重心を維持しながら、FADE、DRAWの調整が可能となっています。なお、サブゼロモデルでは購入時に12gが装着されています。
ウェイトはオプションで交換できる!
EPIC FLASHサブゼロドライバーは、ソール前方に固定式のスクリューウェイト、ソール後方に可動式ウェイトが搭載されています。それぞれ、重量違いがオプションで用意されていますので、ウェイトの重さそのものを変えることで、前後の重心バランス、つまり重心深度を変えることもできます。
AIがデザインしたフラッシュフェース
出典:https://news.callawaygolf.jp/special/epic_flash/img/pdf/driver.pdf
EPIC FLASHの最大の特徴はフェースにあります。AIとスーパーコンピューターを駆使し、15000回ものシミュレーションをこなすことで、理想的なフェースデザインを生み出しました。これまでの手法では34年掛かる作業であったため、34年後の未来のフェースといった表現もされています。
フェースの厚みの持たせ方が左右非対称でウェーブ状になっていて、人間ではとても考え出せない形状です。
こちらはテレビCMです。AIが生み出したフェースですよ、ということを伝えたい動画です。
ジェイルブレイクテクノロジーはEPIC FLASHにも搭載!
EPICと次のモデルのROGUEにも搭載されているJAIL BREAK TECHNOLOGYは、エピックフラッシュの全ドライバーに搭載されています。2本の柱がヘッドを縦に貫通することで、余計なたわみを抑え、効率的にインパクトエネルギーをボールスピードに伝達してくれます。
ロフト角の調整機能を搭載
スターモデル以外、つまり、サブゼロ、数量限定のノーマルモデルは、ホーゼル部分のロフト調整機能が搭載されています。ペリメーターウェイティングによる重心の左右調整と相まって、弾道の調整幅が大きくなりました。
エピックフラッシュサブゼロのクラウン
クラウンはブラックで仕上げられ、PINGのG410と似たような精悍ですっきりとしたデザインとなっています。
エピックフラッシュ サブゼロドライバーの試打・評価
みんなのゴルフダイジェストによりEPIC FLASHサブゼロとEPIC FLASHスターの試打・解説
両モデルの違いについて解説されています。
EPIC FLASHサブゼロとEPIC FLASHスターの打ち比べ・解説
スターとサブゼロについて、解説されています。
マーク金井氏によるEPIC FLASHスターとサブゼロの打ち比べ動画
スターとサブゼロで迷われている方に参考になる動画です。
EPIC FLASHサブエロドライバーのスペック
ロフト角 | 9/10.5° |
ライ角 | 56° |
ヘッド体積 | 460cc |
シャフト | Tour AD SZ |
長さ | 45.25インチ |
フレックス | S/SR |
シャフト重量 | 53/51g |
クラブ重量 | 310/308g |
トルク | 5.9 |
キックポイント | 中 |
ロフトは9°と10.5°の2種類が用意されています。ライ角はスターモデルよりもかなり小さい56°となっていますので、ボールがつかまるイメージは抑えられていると思います。
クラブ重量についてはシャフトの選択にもよりますので幅がありますが、公式サイトに掲載されている3種類のシャフトでは、308~320gとなっています。シャフト重量を差し引いたものをヘッド重量とすると、スターモデルより約15g重くなっています。
EPIC FLASHサブゼロドライバーの販売価格と発売日
EPIC FLASHスタードライバーの発売開始日は2019年2月1日です。メーカー公式サイトで紹介されているシャフトは3種類あります。公式サイトではその他のシャフトも選択することができ、組み合わせにより値段が異なります。
- Tour AD SZ(S/SR)
- Tour AD VR-6(S)
- Speeder EVOLUTION V 661(S)