ゼクシオイレブンに搭載されている「ウェイトプラス テクノロジー」により、カウンターバランスはどのような効果があるのか、興味を持たれる方が増えています。
そこで本記事では、カウンターバランスにする前後で試打して効果を検証した動画がありましたので、取り上げてみます。
目次
カウンターバランスとは?
カウンターバランスとは、グリップ側に重量を掛けることで、クラブ全体の重心位置をグリップ側に寄せること・寄せたものを意味します。
これにより、相対的にヘッドが軽く感じられますので、振りやすくなると言われています。
ゼクシオイレブンに搭載されているウェイトプラステクノロジーとは?
ゼクシオイレブンに搭載されているウェイトプラス・テクノロジーは、グリップエンド側に重量を掛けていますので、まさにカウンターバランス設計となっています。
ゼクシオイレブンドライバーでは10g、ゼクシオX(エックス)ドライバーでは6gのシリコンラバーブッシュがグリップエンド側に搭載されています。
また、フェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアンにもウェイトプラステクノロジーは搭載されています。
▼ウェイトプラステクノロジーの詳しい説明
「カウンターバランスが効果があるか」実際に試した動画
こちらがカウンターバランスの効果を実際に試した動画です。ゼクシオイレブンは既にカウンターバランスになってしまっていますので、別のクラブを用いて実験されています。
使用されているクラブは重ヘッドのPING G410 PLUSドライバー(ヘッド重量201g)です。
グリップに刺すことで、手軽にカウンターバランスにできるアイテムを使って、25g増量のカウンターバランスにしています。
こういうアイテムがありまして、グリップに装着することで、カウンターバランスにすることができます。
単純に重量だけ考えた場合、G410 PLUSであれば、ヘッドの可変ウェイトを外すという方法もありかと思います。
さて、カウンターバランスにした効果について、動画の中で確認された内容をメリット・デメリットに分けて列挙します。
カウンターバランスで試打して感じられたメリット
- ヘッドの重さは希薄になり、かなり軽く感じられる。
- クラブ全体としては25g増で重くなっているが、振った時の抵抗感としては、軽くなった感じがする。
- ヘッドの重さが消えるので、テンポが早まっても間に合いそう。
- 振り遅れの人には良い。
- 振り心地は向上する。
カウンターバランスで試打して感じられたデメリット
- 出る可能性のあるミスは、手元側が重いため、手が前に出てしまうとヘッドが返ってこない。しっかり返してあげないと間に合わない。
- クラブセッティングの中で、振り心地が違うクラブが出来てしまうので、1本だけ振り心地が変わる。全く異なるクラブであると認識して扱えれば良い。
まとめ
カウンターバランスにしてみる前と後で、どのような効果が感じられるか?
実際に試した動画では、ヘッドが軽くなり振り心地が良くなると評価されていました。気になる点としては、ヘッドの返しのタイミングや必用性が変わってくるようなので、方向性に影響が出そうな印象を受けました。
バランスが変わったことで、スイングスピードとシャフトのしなりなど、総合的にみて自分に合うか、または、無理なく合わせられるかがポイントになりそうです。