ゼクシオ2020年モデルは11代目を迎え、レギュラーモデルのゼクシオイレブンに加え、しっかり振り切りたいゴルファー向けのゼクシオエックスが追加されています。
本記事では、ややハードなゼクシオエックスのハイブリッドについて取り上げます。
目次
ゼクシオエックス ハイブリッド
ゼクシオレのギュラーモデルは、一般的なアベレージゴルファー向けモデルよりも軽量で、シニアやヘッドスピードが遅めの方に好まれています。
振りやすく、とても扱いやすいゴルフクラブですが、しっかり振り切れる方にっては、シャフトが柔らかすぎる、クラブ重量が軽すぎるため、敬遠されている方もいるようです。
今回、新たに発売となったゼクシオエックス Xは、しっかり振りきりたい方向け、年代では40・50代の元気なゴルファーがターゲットとなっています。
これまでゼクシオでは物足りないと感じていた方にとって、使い応えのあるクラブとなっています。
▼ゼクシオエックス ハイブリッドの公式動画
新構造のキャノンソールでヘッドが撓む!
出典:https://sports.dunlop.co.jp/golf/xxio/technology/eks/
ゼクシオエックス ハイブリッドは、カップフェースの接合点が長く取られ、フェース周辺の薄肉エリアが拡大されています。
新たなキャノンソール構造により、ソールの撓み幅が大きくなり、フェース全体の反発エリアが拡大しています。
ウェイトプラス・テクノロジーを搭載
ドライバー・フェアウェイウッドと同様に、ハイブリッドにもウェイトプラス・テクノロジーが搭載されています。
グリップ側に重量を掛けたカウンターバランスとなっていて、手元側がしっかりすることで、ヘッドの重量負荷が抑えられます。
これにより、トップポジションが安定し、スイングが安定します。
▼ウェイトプラステクノロジーの詳細はこちらの動画で詳しく説明されています。
Miyazakiシャフトを標準装着
ゼクシオエックスモデルでは、Miyazakiシャフトが標準装着されています。
レギュラーモデルの標準シャフトであるMP-1100と比べると、重量は8gほど重く、トルクは0.4°小さくなっています。
クラブ長さもレギュラーモデルより0.25インチ短いため、しっかりしたシャフトでヘッドスピードがしっかりあるゴルファーでも、しなり過ぎずにボールを捉えてくれます。
ゼクシオエックス ハイブリッドの試打・評価
- シャフトが短め。トップしてもしっかり飛ぶ。
- フェアウェイウッドの方はヘッドスピードが必要と感じられたが、ハイブリッドは誰でも扱える。
- トップ気味でも球が上がってくれて、寛容性が高い。
- 球が曲がらず、直進性が高い。
ゼクシオエックス ハイブリッドとゼクシオ11ハイブリッドのスペックを比較
ゼクシオ11とゼクシオエックスは、どちらも3、4、5、6の4種類の番手が揃っています。
ゼクシオエックスの方が、クラブ重量は約15g重く、クラブ長さは0.25インチ短くなっていて、しっかり振り抜きやすくなっています。
ゼクシオエックス ハイブリッドのスペック
番手 | 3 | 4 | 5 | 6 |
ロフト角 | 18 | 20 | 23 | 26 |
ライ角 | 59.5 | 60 | 60.5 | 61 |
ヘッド体積 | 130 | 130 | 130 | 130 |
長さ | 40.5 | 40 | 39.5 | 39 |
クラブ重さ | 330 | 334 | 339 | 343 |
ゼクシオ11ハイブリッドのスペック
番手 | 3 | 4 | 5 | 6 |
ロフト角 | 18 | 20 | 23 | 26 |
ライ角 | 59.5 | 60 | 60.5 | 61 |
ヘッド体積 | 130 | 130 | 130 | 130 |
長さ | 40.75 | 40.25 | 39.75 | 39.25 |
クラブ重さ | 316 | 320 | 325 | 329 |
ゼクシオエックス ハイブリッドの発売日・発売価格
ゼクシオエックス ハイブリッドは、標準シャフトとしてMiyazaki AX-1 カーボンシャフトが装着されています。発売日は2019年12月7日、発売価格は38,000円となっています。