スリクソンのZ-フォージドアイアンについて、試打・動画をまとめました。
目次
スリクソン Z-フォージドアイアンは、待望の3年振りのマッスルバック
スリクソンは2012年からZシリーズを発売しています。当初はドライバーもアイアンも5、7、9という3タイプの難易度のモデルがありましたが、ドライバー、アイアン共に9の難しいシリーズを廃止しています。
2018年のZ85シリーズでは、Z585アイアンとZ785アイアンの2種類に留まったため、マッスルバックのニューモデルが発売されないという状況になりました。
この時点で、最新のマッスルバックを手に入れようとすると、2016年のZ965アイアンということになります。
しかし、Z85の翌年の2019年に、Z985の穴を埋めるべくかどうかは分かりませんが、Z-フォージドアイアンというマッスルバックのアイアンが発売されました。
スリクソンのアイアンユーザーにとっては、3年振りのマッスルバックとなりますので、待望のモデルとも言えます。
Z-フォージドアイアンの試打動画
Z-フォージドアイアンをプロが試打
- ヘッドサイズが大きくて、難しくない。
- 打ち出しが高い。
- 激しく操作できる感じではなく、寛容性がある。
松山英樹のZ-フォージドアイアンを試打・解説
- 松山英樹プロの要望で、ヘッドサイズが大きいマッスルバックを作ったらしい。
- 打感は柔らかく、打音も良い。
- マッスルバックとは思わないくらい安心感がある。
- スピンも入り、飛距離が落ちない。
Z-フォージドアイアンの評価・口こみ
往年のマッスルバックに比べ、フェース長がやや長く、トップブレードも厚めになっているため過度なプレッシャーは感じさせません
パッと構えてみると、正直バックフェースを見ないとマッスルバックとは思えない穏やかな顔つきをしています
フックもスライスも狙いどおりちゃんと曲がってくれます。曲がり幅は一般的なマッスルバックと比べるとやや落ちますが、必要十分。言い換えればミスヒット時の曲がりが少なくて済むとも、直進性が高いとも言えます
打ってみると思ったよりも球が上がりやすく、キャビティに近いやさしさがあります。
ドローやフェード、弾道の高低といった打ち分けはしやすいですが、従来のマッスルに比べると操作性は抑えめ。