タイトリストのTSiシリーズから発売のTSi2ドライバーのUSモデルについて、詳しく取り上げます。
目次
TSi2ドライバー USモデル
TSi2ドライバーはアベレージゴルファ~セミアスリート向け
出典:タイトリストHP
TSiシリーズは、TSシリーズの後継モデルです。TSはスピードに拘ったシリーズでしたが、今回のTSiは、イナーシャ、インパクト、インテグレーション、イノベーションの頭文字のiが足されています。
ルール適合リストには、TSi4ドライバーが掲載されていますが、US・ジャパン共に、公式サイトでは、TSi2、TSi3の2種類のみの掲載に留まっています。
前作のTSシリーズのように、TSi4、TSi1が発売されるか否かは、現時点で不明です。
フェースに新たな素材、ATI 425チタンを採用
TSiシリーズで注目したい点の一つが、フェース素材です。今回、新たに航空宇宙分野で用いられ、ゴルフ業界ではまだ使われたことのないATI 425チタンが用いられています。
フェースはドライバーの中で最も重要なパートであり、その素材をガラッと変えて来た点は、大きな変更点と言えます。
また、すでに聞こえてきているジャパンモデルでの試打者の評価からは、打感の良さが伝わってきています。
マルチMOI設計により安定性とスピードをアップ
慣性モーメントの話は、一般的に左右方向に対して使われることが多いですが、TSiシリーズでは、上下・左右・前後に対して解析されています。
弾道がブレにくいだけでなく、ボールスピードのアップ、安定性にもつながっています。
フェース面は前作にあたるTS2よりもストレートで、構えやすく方向性を出しやすくなっています。
ヘッド形状はシャロー
TSi2は従来のD2、TS2の流れを継承していて、ヘッド後方が長くお尻が下がっています。
シャローで深重心、低重心となっていますので、高弾道で直進性の高い弾道で飛ばしやすくなっています。
操作性を求める方は、ディープでややハイバック気味なTSi3ドライバーを検討されると良いでしょう。
ソール後方にウェイトを搭載
ソール後方の深いところに、TS2ドライバーと同様に固定ウェイトが搭載されています。TSi3は移動可能なウェイトですが、TSi2の方は固定式です。
現時点で公式サイトでは説明がありませんが、「SureFit Flat Weight」と記載されていますので、従来同様、オプションでウェイト重量は変えられるものと考えられます。
なお、ウェイトは1つのため、ドロー・フェードの調整ではなく、低重心・深重心の程度、バランスの調整となります。
ロフト角・ライ角の調整機能は搭載
ネック部分にはタイトリスト特有の可変スリーブにリングパーツを合わせた調整機能が採用されています。
タイトリストの調整機能は、ロフト角・ライ角を独立的に切り替えられますので、より自分好みの弾道に近づけることができます。
TSi2ドライバーのスペック
ヘッド
- ロフト角:9.0、10.0、11.0°
- ライ角:58.5°
- ヘッド体積:460cc
シャフト
シャフトは日本モデルと同様に、標準シャフトの他、ツアーADのプレミアムシャフトがあります。
- Kuro Kage Black DC 5G SFW
- Tensei AV Blue RAW SFW
- HZRDUS Smoke Black RDX
- Tensei AV White Raw
- Premium Tour AD DI
- Premium Tour AD IZ
- Premium Tour AD XC
TSi2ドライバーのUSモデルと日本モデルの違い
ロフト角のラインナップ、ライ角、ヘッド体積など、スペックの基本データはUSモデルと日本モデルで同じ値となっています。
掲載されているシャフトはUSモデルの方が多くあります。なお、シャフトスペックについては、USモデルの場合、同じフレックスでも1フレックス硬いと言われています。USモデルを購入する場合、このあたりを考慮して普段より1つ柔らかめを選択すると良いと言われています。
TSi2ドライバーのUSモデルの購入・価格
価格については、一般的にUSモデルの方が安いケースが多く見受けられます。
公式サイトに記載されている価格で比較すると、USサイトでは$549、日本サイトでは82,500円となっています。1ドル110円で計算すると、USモデルは6万円ぐらいになりますので、USモデルの方が安く購入できるようです。
USモデルを購入したいという方で、ショッピングモールでの購入が不安という方は、フェアウェイゴルフUSAさんがオススメです。
アメリカ国内の各メーカから直接仕入れた正規品(正規ライセンス商品)を取り扱われていますので、安心して購入することができます。