ヤマハのRMX VDドライバーがルール適合リストに掲載されました。
RMXシリーズのニューモデルと思われる新たなドライバーについて取り上げます。
目次
RMX VDドライバー
R&Dのドライバールール適合リストに、ヤマハのドライバーが2種類掲載されました。
いずれも「RMX VD」という名称ですので、RMXシリーズのニューモデルのようです。
今度のRMXは1種類か?
これまでのRMXシリーズのドライバーは、RMX 116、RMX 216といった名称で、ディープで操作性のある「1」のモデル、シャローで寛容性のある「2」のモデルがありました。
しかし、今回確認されたドライバーヘッドは、「1」や「2」と言う数字が付いておらず、「RMX VD」1種類です。
今後、「1」「2」といった数字表現は用いられずに新たなモデルが追加掲載されるのかは不明です。
ヤマハ史上初?ウェイトによる弾道調整機能を搭載
RMX VDドライバーは、ソール後方にスライド式のウェイト調整機能が搭載されているように見えます。
スライド部分の両端には、FADE、DRAWの文字が記されていますので、ウェイトを左右に移動させることで、ドロー・フェードの弾道調整が行える仕組みとみて間違いないでしょう。
最近のドライバーの特徴として、PING、タイトリスト、ブリヂストンなど、ウェイト移動によるドロー・フェードの調整機能を搭載するメーカーが増えていますので、ヤマハも同じ流れと言えそうです。
ロフト角は9.5°と10.5°
RMX VDドライバーは、RMX VD(Prototype)とRMX VD(Prototype)(Version 2)の2種類のヘッドが掲載されています。
いずれのモデルもロフト角の登録は、9.5°と10.5°の2種類です。
ロフト角調整機能を搭載
ソールのネック寄りには、シャフトを固定するネジが見えますので、可変スリーブによるロフト角・ライ角の調整機能(RTS)は、引き続き搭載されているようです。
同様の機構であれば、シャフトの挿し込み向きを変えることで、4種類の調整が可能となります。
ヘッド形状はアスリートが好む洋ナシ型
ヘッド形状については、ネック寄りが絞り込まれた形状になっていて、洋ナシ型のようです。
ウェイトの標準位置もトゥ側にあるように見え、操作性があり、左へのつかまったボールが抑えられ、低スピンで強い球が出やすいヘッドのように見えます。