子供が楽天モバイルを使っていて、1年間の無料期間中にも関わらず、毎月、料金が発生しました。
通話、アプリ課金もないのに、料金が発生するという不思議な事態について、同じ状況に遭遇している人もいるかと思います。
料金が発生する原因、そして、解決方法が分かりましたので、解説します。
目次
楽天モバイルの1年間無料の期間中なのに、料金が発生!
2021年の春ごろに、宅店モバイルが第4のキャリアとして利用者を大きく伸ばすべく、1年間無料という大判振る舞いなキャンペーンが展開されました。
私を含めた家族のスマホ利用は、このキャンペーンを利用させてもらって1年間無料の恩恵を受けています。
私の分は、通話もアプリ課金も一切行わないため、利用料金は見事に0円が数か月続いています。誠に有難い話です。
▼実際の利用料金の画面
しかし、子供のスマホで少額の利用料金が発生していて、ついに5月は627円の利用料金が発生しました。
タイトルの高額請求というのは、盛り過ぎた感があるかもしれませんが、0円のつもりが請求が増え続けて627円となったので、今後、どうなるのだろうと焦りまくってしまいました。
通話・アプリ課金は無いのに、月に627円の料金が発生!
1年間無料プランで、家族全員のスマホが1年間無料だと安心していたところ、子供のスマホで毎月じわじわと料金が発生しました。
アプリ課金は保護者の許可が無いとできない設定になっているので、少し電話で使ったのかなと思っていましたが、127円、214円、627円と毎月グングンと金額が伸びています。
これぞまさに”鰻上り”。
100円ぐらいなら見過ごせますが、500円を超えて来るとなると、その内、1000円、2000円と高額になるのでは?という危機感に襲われ、今回、原因を究明するに至った事態です。
料金発生の原因が判明
先程から何度か述べている通り、通話の利用は無く、アプリの課金もありません。
通話は履歴を調べて確認しましたので、通話料金は発生していません。そしてアプリは保護者の許可無く購入・課金できませんので、こちらも料金が発生していません。
何が起きているのか途方に暮れていたのですが、ふと、SMSというところを見てみると、そこそこ多い件数がありました。
627円の利用料金が発生した月のSMSは、190回です。
もしや、SMSが有料なのか?と思い調べてみたところ、楽天モバイルのHPで以下の掲載がありました。
出典:楽天モバイルHPより
何と、SMSの送信は3円と書いてあります。SMSが有料というのは盲点でした。以前はソフトバンクを使っていて、家族間は通話無料のサービスでしたので、SMSが有料という感覚が無くなっていました。
SMSを190回送信で627円
ここで、SMSの送信回数から利用料金を計算してみましょう。
子供のSMSの送信回数が190回です。何を190回も送信してんだ・・・という気もしますが、チラッと見せてもらったところ、「OK」、「そうなんだ」といった感じで、LINE的に使っていました。
さて、話を計算に戻しましょう。
190回 × 3円=570円
となります。
これに消費税10%を加算すると、
570円×1.10=627円
となります。
やはり、料金発生の理由はSMSです。
ちなみに、SMSの受信は無料となっていますので、送信だけに課金されています。
なぜ、LINEがあるのにSMSを使っているのか?と疑問に思ったのですが、子供によってはLINEの使用を禁止しているご家庭があって、その子は代わりにSMSを使っているという事情がありました。
とは言え、その子に合わせて毎月500円、1000円と料金が発生するのも見過ごせませんので、解決方法を調べてみました。
SMSを無料で送ることができる
楽天モバイルは、「Rakuten Link」という公式アプリを使うと、国内通話無料となっています。
そして、SMSについても、標準の「メッセージ」アプリを使用せず、「Rakuten Link」アプリから送信すれば、料金が無料となります。
ですから、子供だけでなく自分も含めて、SMS送信は「Rakuten Link」を使う形にすると、問題は解決します。
なお、注意点と言いますか、これから楽天モバイルを検討される方が知っておいた方が良いと思われる点が1つあります。
「Rakuten Link」アプリを使うと、国内通話無料、SMS無料となり、とても素晴らしい素晴らしいサービスのように思えますが、品質に注意点があります。
この点は別記事に詳しくまとめてありますので、以下の記事をご覧頂ければと思います。
まとめ
楽天モバイルで1年間無料にも関わらず、通話、アプリ以外で料金が発生する原因、そしてその解決方法についてまとめました。
SMSはついつい気軽に使ってしまいますが、送信3円はちりも積もればまとまった金額になります。
無料にする方法も紹介しましたので、是非、活用してみてください。