ブリヂストン・オープンが2021年を最後として終了することが分かりました。
名選手たちがプレーした歴史ある大会であり、ゴルフメーカーであるブリヂストンが手を引くことで、様々な意見が出てきます。
ネット上での一般ゴルファーの口コミから、男子ゴルフが抱えている課題が見えてきます。
目次
男子は終了・女子は継続が、現状を如実に表している
ブリヂストン・オープンの終了は、色々な視点での見方があり、注目というより衝撃の話題となっています。
まず、終了となるのはブリヂスト・オープンは、男子ゴルフの大会です。女子の方でブリヂストン・レディースという大会がありまして、こちらは引き続き開催されます。
この男子と女子の差が、現状のプロゴルフの状況を良く表しています。
ゴルフの試合は、年に数十回開催されまして、各大会で主催者がいます。この点は、野球やサッカーなどのプロスポーツと仕組みが異なる点です。
2021年の試合数は、男子が24試合、女子が40試合となっています。そして、試合は、主催者がいて開催されますので、企業の存在が不可欠です。
2021/03/04~03/07 | ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント |
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2021/03/12~03/14 | 明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント |
2021/03/19~03/21 | Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント |
2021/03/26~03/28 | アクサレディスゴルフトーナメント |
2021/04/01~04/04 | ヤマハレディースオープン |
2021/04/16~04/18 | 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン |
2021/04/23~04/25 | KKT杯バンテリンレディスオープン |
2021/04/30~05/02 | フジサンケイレディスクラシック |
2021/05/06~05/09 | パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント |
2021/05/14~05/16 | ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ |
上記は国内女子の最初の10試合を並べてみたものです。大会名からスポンサーがついていることが一目瞭然です。
企業としては、スポーツ振興を通じた社会貢献の意味合いもあると思いますが、宣伝効果の狙いも当然ながらあるでしょう。
その際、現在の日本のゴルフ界を見ると、TVニュースでも女子ゴルフの方を手厚く報じています。分かりやすく言えば、女子ゴルフの方が圧倒的に人気があります。
ブリヂストンの大会運営で男子・女子で差が出てしまったのは、女子の方は人気があり注目もされるため、大会を続ける意味があるという判断でしょう。
女子は、世界で活躍する選手が途切れず出てきていて、それを平然と倒してしまう国内の若手選手も綺羅星の如くいます。
一方の男子はどうでしょう。松山英樹が快挙を成し遂げましたが、それに続くニュースはなかなか出て来てないのが現状です。
ブリヂストンが撤退した意味
大会は色々な企業が主催者となっていますが、ブリヂストは他の多くの企業とは全く異なる立場にいます。
ブリヂストンはタイヤメーカーとしての人気が最も高いと思いますが、国内ゴルフメーカーでもあり、ミズノ・ダンロップと並ぶ大手です。
単なる大企業ではなく、ゴルフ業界に身を置いていて、しかも、ゴルフを盛り上げる側の立場にいる企業です。
そのブリヂストンが男子ゴルフの主催から撤退するということで、ネット上では色々な意見が出ています。
ブリヂストン・オープンの終了に関するネット上の反応
ネット上では、男子ゴルフと女子ゴルフの差を指摘する意見が多く出ていました。
JGTOに対する男子ゴルフの改革が必要だという声も多くありました。
別の見方をすれば、女子ゴルフという良いお手本が隣にあると言えます。
普通のスポンサーが逃げていく話ではない
男子ゴルフのブリヂストンオープンの開催が今年限りらしい。女子は継続。これは日本の男子プロゴルフ界にとってかなりインパクトのある話。普通のスポンサーが逃げていく話ではない。
— Takashi (@Audis3rs3) November 29, 2021
男子ゴルフ月イチ大会になっちゃわない?
このままだとマジで男子ゴルフ月イチ大会になっちゃわない?プレー人口は圧倒的に男性が多いのに、皆女子しか応援しないし
男子ゴルフのブリヂストン・オープン消滅 ジャンボ、青木らが彩った秋の風物詩 52年の歴史に幕(スポニチアネックス)https://t.co/nxYsJm3UPg
— おきよさん (@kiyo_fuji) November 30, 2021
試合構築方法が50年前と同じ今の日本ツアーがおかしい
男子ゴルフのブリヂストン・オープン消滅 52年の歴史に幕https://t.co/l15L1fu2VK
ゴルフメーカーの試合が徐々に消滅。かつてはどのメーカーの試合もあった。米ツアーでもメーカーのタイトルスポンサーは無い。現在も試合構築方法が50年前と同じ今の日本ツアーがおかしいのだから仕方ない。#golf897
— タケ小山 (@takekoyama) November 29, 2021
女子は継続するならば、露骨に見限られたということでしょ。
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これは事件ですよ。 女子は継続するならば、露骨に見限られたということでしょ。単に1試合減るという話にはしてはならない。JGTOへの宣戦布告なのかな?#Yahooニュースのコメント https://t.co/etJDheue3q— RJANKA (友池 早美) (@yarjanka) November 30, 2021
女子プロはJLPGAがメイキャップまで教えてくれる
聞けば女子プロはJLPGAがメイキャップまで教えてくれるそうな、
そうやって見せる努力もしている。
*引用:yahoo.co.jp
アマチュアゴルファーは男子より女子の方が参考になる
やはり女子の方がおっさんは観たいっていう単純なスケベ心もあるだろうし、あと、アマチュアゴルファーは男子より女子の方が参考になるってのもある。
*引用:yahoo.co.jp
男子プロゴルファーは、スポンサーに対してサービス精神がない
女子ゴルフ協会の努力、女子プロゴルファー1人1人の努力の賜物。男子プロゴルファーは、スポンサーに対してサービス精神がない。
スポンサーとまわるのが恒例らしいが、女子プロゴルファーは盛り上げてくれるらしい。
しかし、男子プロゴルファーは全く無関心で回らなきゃいけないから回ってるだけ。自分のスイングだけ気にしてるらしい。
*引用:yahoo.co.jp
スポンサーメリットがないということか
それでけスポンサーメリットがないということか
残念だがこれからもっと大会が減る気がする
*引用:yahoo.co.jp
寂しいね
ブリヂストンオープン、今年でお終いと…寂しいね😫#ブリヂストンゴルフ#ブリヂストンオープン#袖ヶ浦カンツリークラブ#TourB
— tau(たう) (@golfgym1) November 29, 2021