スリクソンのZ585ドライバーについて取り上げます。
目次
SRIXON Zシリーズ2018年モデルは2種類!
スリクソンの2018年モデルのZドライバーは、2種類発売されています。Zシリーズはこれまでは3種類のヘッドサイズが発売されていましたが、2018年モデルはZ585ドライバーとZ785ドライバーの2種類です。
従来は3種類のヘッドサイズで発売されていまして、例えば2014年モデルでは、例えば460ccのZ545ドライバー、430ccのZ745ドライバー、400ccのZ945ドライバーという具合です。ただし、このヘッドサイズの差はバージョンアップと共に縮まり、Z9のシリーズは2016年には発売がありませんでしたので、2種類に留まる布石はありました。
Zシリーズのヘッドサイズの差がなくなった!
2018年モデルで驚いたのは、ヘッドの種類が減ったことではなく、ヘッドサイズが1種類になったことです。これまで発売されていたモデルでは、ヘッドサイズが異なっていましたので、今回のZ585ドライバーとZ785ドライバーが共に460ccという点は、インパクトのある変更です。
ただしこれも、上級者向けモデルが徐々に460ccに近づいてきていたここ数年の流れからすると、ある程度予見されていたとも言えます。
やさしくなった、Z585ドライバー!
2018年のZシリーズドライバーは、これまでのスリクソンのドライバーとがらっと変わっています。まず、ヘッド体積が同じになったことで、ターゲットゴルファー層を広げてきたことは察知できます。実際、プレスリリースでも同様のことが説明されています。
これにより従来のメインターゲットであったシリアスにゴルフに取り組むコアユーザーから、やさしく飛ばせるクラブでゴルフを楽しみたいというライトユーザーまで、幅広いゴルファーに適したドライバーとなりました。
(引用)https://golf.dunlop.co.jp/newsrelease/2018/s88.html
ゼクシオで培われたカップフェースを搭載!反発エリアが大きく拡大!
出典:https://golf.dunlop.co.jp/newsrelease/2018/s88.html
スリクソンにはゼクシオで搭載されているカップフェースが新たに搭載されています。念のため、ご存知の方が多いと思いますが、スリクソンはゼクシオは住友ゴムグループに属します。ゼクシオがシニア・アベレージゴルファー向け、スリクソンが中・上級者向けとなっています。
出典:https://golf.dunlop.co.jp/newsrelease/2018/s88.html
フェース面上で高い反発を持つエリアが、従来モデルと比べて176%と大きく拡大していますので、オフセンター時の許容性が増しています。
アップライトでつかまりの良さが感じられる
Z785ドライバーと比べて、トゥ側が高くアップライトになっています。構えた時につかまりの良さを感じられます。
ヘッド後方が下がり、低重心に
ヘッドの後方はZ785よりも下がっていますので、低重心でボールのあがりやすさが意識されています。
ロフト角調整機能は無い
Z585ドライバーはスリーブのロフト角調整機能は搭載されていません。Z785の方には搭載されています。
Z585 ドライバーの試打・評価
マーク金井氏による試打
サウンドリブが搭載されていて、打音が良く、ヘッドターンがありつかまりも良いモデルになっています。
練習場での試打と感想
屋外の練習場で試打していますので、サウンドリブ搭載でどのような打音になったかを確認できます。また、どのぐらいのヘッドスピードが良いかについても最後に総評で紹介されています。
スリクソン Z585ドライバーのスペック
ロフト角 | 9.5/10.5° |
ライ角 | 58° |
ヘッド体積 | 460cc |
標準シャフト | Miyazaki Mahana カーボンシャフト Miyazaki MIZU 6 カーボンシャフト |
長さ | 45.25インチ |
ロフトは9.5°、10.5°の2種類が用意されています。これまでアスリート向けと言われていたスリクソンがゼロベースで作り上げた2018年モデルのZシリーズドライバー。Z585ドライバーはさらに優しいモデルとなります。
ゼクシオで物足りないゴルファー、ヘッドスピードが遅くないゴルファーが使えるとの評価が聞こえてきますので、これまでスリクソンに憧れながらも敬遠してきた方。試打してみることをおすすめします。
スリクソンZ585ドライバーの販売価格と発売日
スリクソンZ585ドライバーの発売開始日は2018年9月22日です。メーカー公式サイトで紹介されているシャフトは2種類ありますが、販売価格は夫々63,000円となっています。