キャロウェイのROGUEサブゼロフェアウェイウッドについて取り上げます。
目次
ROGUEサブゼロフェアウェイウッド
ROGUEはキャロウェイから2018年に発売のモデルです。前年はGBB EPICが発売されていますが、それとは異なるモデルです。
フェアウェイウッドにもJAIL BREAK テクノロジーを搭載
JAIL BREAKテクノロジーは、フェースの直ぐ後ろに2本の柱を設け、ヘッドの剛性を高め、無駄なたわみを抑えてくれます。
GBB EPICで登場したテクノロジーで、フェアウェイウッドにはROGUEで初めて搭載されています。
ヘッドが小振りになると搭載が難しくなるようですが、サブゼロは3番と5番のみのため、両方に搭載されています。
ウェイトはソール前方に1つ
サブゼロの代名詞的な特徴として、ウェイトはソールの前方に搭載されています。
ソール前側に重量負荷を掛けることで、低重心を保ちながら、重心深度を浅くしています。また、重心距離を短くする効果もありますので、スピン量を抑えるのに加えて、操作性も高められています。
極薄フェースとフェースカップで飛距離アップ
フェース素材にはカーペンター455スチールが採用され、極薄フェースとなっています。そして、フェースカップテクノロジーも採用されていて、センターヒット、オフセンターヒットに関わらず、ボール初速がアップします。
前重心・低重心設計
ROGUEサブゼロフェアウェイウッドは、前重心・低重心となっています。低重心による打ち出しが高くなり、前重心により低スピン効果が働き強い弾道が生み出されます。
ロフト角調整機能は搭載されていない
前年に発売のGBB EPICのサブゼロフェアウェイウッドには、可変スリーブが搭載され、ロフト角・ライ角の調整機能を有していました。
しかし、ROGUEサブゼロフェアウェイウッドでは、すっきりとしたペンシルネックとなっていまして、調整機能がありません。
一見、デメリットに思われる方もいるかもしれませんが、フェアウェイウッドでロフト角の調整が不要であれば、無い方がすっきりしていて構えやすく、余分な重量もありませんのえ、ツアープロでもペンシルネックを好むゴルファーがいます。
ROGUEサブゼロフェアウェイウッドの試打・評価
レアモデルのためか、ROGUEフェアウェイのサブゼロの試打動画は、殆どありませんでした。こちらは貴重な動画です。
ROGUEサブゼロフェアウェイウッドの試打・評価
ボディは、意外にもシャロー気味でしたね。想像以上にストレッチバックで、これにはちょっと驚きました。
ティアップしての試打ですが、球の上がりはまずまず。グングン前に行く強弾道でした。
打感は、ソリッド系。弾き感とボールのつぶれ感が、いい感じに混ざった感じでしたね。音は、やや低めに感じました。
引用:https://golftaiken.nikkansports.com/2018/06/14353.html
ROGUEサブゼロフェアウェイウッドのスペック
番手 | 3 | 5 |
---|---|---|
ロフト角(°) | 15 | 18 |
ライ角(°) | 58.0 | 58.5 |
ヘッド体積(cc) | 167 | 155 |
クラブ長さ (インチ) | 43 | 42.5 |
番手は3(15°)、5(18°)の2種類です。ツアープロの使い方としては、2本ともバッグに入れるというより、例えば石川遼プロの場合は、ROGUEサブゼロフェアウェイの3番とXフォージド UT アイアン(21°)という組み合わせです。
ROGUEサブゼロフェアウェイウッドのシャフト
ROGUEサブゼロフェアウェイウッドは、当初、発売がありませんでしたが、キャロウェイ公式サイトにてCE扱いで掲載があります。
シャフトはSpeeder EVOLUTION for CW 50(S)とTour AD F-65(S)の2種類が掲載されています。