タイトリストのTSシリーズから発売のTS2ドライバーのUSモデルについて、詳しく取り上げます。
目次
TS2ドライバー USモデル
TS2ドライバーはアベレージゴルファ~セミアスリート向け
出典:タイトリストHP
タイトリストはこれまでツアープロの意見を元にクラブ開発をしていると言われていました。しかし、2019年にTSプロジェクトが発足し、スピードに拘ったモデルを開発し、従来の915、917といったシリーズとは違った全く新たなモデルとしてTSシリーズをリリースしました。
TSシリーズは、TS1、TS2、TS3、TS4の4種類のドライバーがあります。TS1は軽量ドライバー、TS2はアベレージ~セミアスリート、TS3はセミアスリート~上級者、TS4は上級者向けと言われています。
ソール後方にウェイトを搭載
TSシリーズのドライバーは、ウェイトの搭載箇所に特徴が表れています。
TS2ドライバーでは、ソール後方のセンターに搭載されています。ウェイトが深い位置に搭載されることで、高MOIが実現されています。
打点のバラツキに対して許容性を発揮してくれますので、フェースをワイドに使っている方が恩恵を受けられやすく、安定した弾道が出やすくなっています。
ロフト角のラインナップが豊富
TS1、TS3、TS4ドライバーは、ロフト角のラインナップが3種類ですが、TS2ドライバーは4種類のロフト角が用意されています。
アマチュアゴルファーにとってはスタンダードな位置づけとも言えますので、幅広いゴルファー層で利用しやすくなっています。
また、タイトリスト特有のロフト角・ライ角の独立式調整機能が搭載されていますので、ロフト・ライを自由度高く変更することができます。
弾道は高打ち出し・低スピン
モデル | TS1 | TS2 | TS3 | TS4 |
---|---|---|---|---|
高さ | 高 | 高 | 中 | 中 |
スピン | 中 | 少 | 少 | 超少 |
TS2ドライバーの弾道の特徴としては、打ち出しが高く、低スピンで飛ばすことができます。
TS2ドライバーのスペック
- ロフト角:8.5、9.5、10.5、11.5°
- ライ角:58.5°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:45.5インチ
標準シャフト
USモデルでは、以下の5種類のシャフトが公式サイトで紹介されています。
- Mitsubishi KUROKAGE Black Dual Core SFW 50
- Mitsubishi Tensei AV Series Blue SFW 55
- Project X HZRDUS Smoke Black 60
- Project X HZRDUS Smoke Yellow 60
- Project X Even Flow T1100 White 65
TS2ドライバーのUSモデルと日本モデルの違い
ロフト角のラインナップはUSモデルの方で11.5°があり、1種類多くなっています。ライ角、クラブ長さ、ヘッド体積については、公表値が同じ値となっています。
シャフトはUSと日本で共に公式サイトで5種類掲載されていますが、種類は全て異なっています。
なお、シャフトスペックについては、USモデルの場合、同じフレックスでも1フレックス硬いと言われています。USモデルを購入する場合、このあたりを考慮して普段より1つ柔らかめを選択すると良いと言われています。
TS2ドライバーのUSモデルの購入・価格
価格については、一般的にUSモデルの方が安いケースが多く見受けられます。
タイトリストでは公式サイトで発売がないため、小売価格の表示がありませんので、アマゾンで調べてみましたところ、日本モデル、USモデル共に、当記事執筆時点では3万円弱で購入できるようです。
USモデルを購入したいという方で、ショッピングモールでの購入が不安という方は、フェアウェイゴルフUSAさんがオススメです。
アメリカ国内の各メーカから直接仕入れた正規品(正規ライセンス商品)を取り扱われていますので、安心して購入することができます。