ブリヂストンから満を持して発売のPHYZ ドライバー 2019について、試打の感想を含めてモデルの特徴・発売日などを取り上げます。
目次
PHYZ ドライバーは今作で5代目となる!
PHYZと言えば、宮里藍プロが被っていたキャップを思い浮かべる方もいると思います。ブリヂストンから2019年に発売のPHYZドライバーは、今作で5代目となります。ここまで継続して発売されているということは、多くのゴルファーに支持されていることの現れと言えます。
ヘッドスピード38m/s以下のゴルファーを対象に開発されている
メーカー担当者によりますと、PHYZドライバー 5代目2019年モデルは、「ヘッドスピードが38m/sぐらいの人が使えるクラブ」を開発コンセプトとしているとのことです。
PHYZは幅広いアベレージゴルファーを対象としたモデルでして、興味深かったのは、少し前はヘッドスピード40m/sぐらいと考えていたのが、最近では低下していて38m/sと捉えているそうです。
PHYZドライバーは前作より10g以上、軽量化されている!
出典:https://www.bs-golf.com/bs-products/club/driver/phyz5.html
今回のファイズドライバーは、クラブ重量が前作より約10g、最大で19g軽量化されています。これは、先ほど触た対象ヘッドスピードが低下していることに関連していると思われますが、ゼクシオ10やMグローレよりも軽いため、シニアやヘッドスピードが遅くなってきたゴルファーには、とても扱いやすいクラブとなっています。
シャフトは軽量モデルを選択できる
今回、ファイズが軽量化に拘ってきたと感じさせる点の一つがシャフトです。前作ではR、SR、Sとフレックスの異なるシャフトを用意する一般的なスペックラインナップでしたが、今作では、同じRシャフトでより軽量化されたものが選べるようになっています。
- PZ-409Wシャフト R:49g / トルク7.1 / 中調子
- PZ-409Wシャフト RーLIGHT:45g / トルク7.3 / 中調子
重心角が32度と大きく、抜群のつかまりを発揮してくれる
出典:https://www.bs-golf.com/bs-products/club/driver/phyz5.html
スライスに悩むゴルファーが多い中、ボールのつかまりというのはドライバーに関する最大の関心事の一つです。重心角の大きなドライバーと言うと、ヤマハのインプレスUD+2ドライバーが33度あり、注目されています。
そしてPHYZは32度ですから、大きな違いはありません。ちなみに一般的なドライバーの重心角は22~23度と言われていますので、32度というのがボールのつかまり、つまり、スライサーを強く意識して設計されていることが分かります。
5代目 PHYZ ドライバー 2019を試打–倉本昌弘プロ
倉本プロによる試打の様子です。ボールスピードコントロールが上手ですね!という動画なので、残念ながらPHYZドライバーの解説はありませんでしたが、発売前の貴重な実物動画とうことで取り上げました。
PHYZドライバーのスペック
ロフト角 | 10.5 |
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ライ角 | 59 |
ヘッド体積 | 460 |
シャフト長さ | 45.75 |
クラブ重量 | R:270g、R-LIGHT:266g |
クラブ重量は軽いため、レディースゴルファーも使えるか?
- ヘッドは軽いがシャフトは男性向けのため、女性の方にはまた改めて(レディースクラブが出る?)ということになる。
- ゴルファーの高齢化に向けて真摯に向き合って、ヘッドスピード38m/s以下のクラブとして、PHYZを導入した。