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XXIO ゼクシオ X(エックス)ドライバー 試打・評価・徹底解説

ゼクシオは2020年で11代目となります。

海外ブランドのドライバーが軒並み調整機能やボールスピードを高める技術を編み出していますが、ゼクシオは基本コンセプトを堅持したまま進化を繰り返しています。

令和初のモデルでは、調整機能などの目新しい技術はありませんでしたが、セミアスリート向けの新たなモデルがリリースされました。

従来のMiyazakiモデルを明確的に独立させたゼクシオ X(エックス)ドライバーについて取り上げます。

目次

ゼクシオX(エックス)ドライバーの特徴を徹底解説

ヘッドにカーボン複合構造を採用

出典:http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sp/2019_p03.html

ゼクシオのドライバーは響き渡る金属音のチタンヘッドが特徴の一つですが、ゼクシオX(エックス)ドライバーは、ボディーにカーボン複合素材が採用されています。

カーボンを用いることで余剰重量が生み出され、ヘッド後方にウェイトとして配分されています。

しっかり振り抜きたい人向けということで、つかまりや球の上がりやすさが気になる方もいると思いますが、このあたりの基本性能は、ゼクシオレギュラーモデルと大きな差はありません。

しっかり振り抜きたい人向けの打音

ヘッド内部にはサウンドリブが搭載され、残響が抑えられています。

ゼクシオ特有の金属音が響き渡るものではなく、しっかり振り抜きたい人の好みに合わせて、引き締まった打音になっています。

ウェイトプラス テクノロジーを搭載

ゼクシオ11の大きな特徴の一つが、グリップエンド側に重量を加えた「ウェイトプラステクノロジー」です。

出典:http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sp/2019_p03.html

グリップエンド側を重くすることで、ヘッドが軽く感じられ、スイングプレーン、トップ位置が安定するという効果があります。

このテクノロジーはゼクシオX(エックス)ドライバーにも搭載されていますので、スイングの安定感を感じてもらえると思います。

前作とのクラブ重量の比較

ゼクシオはこれまで軽量化が図られてきましたが、2020年のゼクシオドライバーはクラブ全体の重心設計にメスが入り、全体重量がアップしています。

  • 【2018年モデル】ゼクシオ10ドライバ―:270g
  • 【2018年モデル】ゼクシオ10ドライバ― Miyazakiモデル:294g
  • 【2020年モデル】ゼクシオ11ドライバ―:280g
  • 【2020年モデル】ゼクシオX(エックス)ドライバー:299g

レギュラーモデルでは10g、しっかり振りたい人向けのMiyazakiモデルとX(エックス)では5g、クラブ全体の重量がアップしています。

ただし、2020年モデルはゼクシオ11ドライバ―で10g、ゼクシオXドライバーで6g、グリップエンド側にシリコンラバーブッシュが搭載されています。

グリップ側が重くなることで、カウンターバランスになり、ヘッドは相対的に軽く感じられますので、試打してみた感覚としてはクラブの重さは気にならないレベルでした。

ゼクシオX(エックス)ドライバーの試打・評価

シャフトを変えられるなら使いたいと思えるヘッド。

40、50代を対象としたドライバー。

ゼクシオX(エックス)ドライバーのスペック

ロフト角 8.5/9.5/10.5
ライ角 59°
ヘッド体積 460cc
長さ 45.5インチ
クラブ重量 299g(Sスペック)
標準シャフト Miyazaki AX-1 カーボン
フレックス S/SR/R
シャフト重量 47/45/44g
トルク 4.9/5.0/5.1
キックポイント

レギュラーモデルはロフトが9.5°から11.5°までですが、ゼクシオX(エックス)は8.5から10.5°までです。

まとめ

  • ゼクシオをしっかり振りたい人向けのモデル
  • 40~50代のゴルファー向け、ヘッドスピード40m/sぐらい
  • つかまり、球の上がりやすさ、ミスの許容性など、ヘッド性能はレギュラーモデルとほぼ同じ

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