テーラーメイドの2020年モデルの「SIM」から発売のSIM MAXアイアンについて、試打・評価をまとめました。
目次
SIM MAXアイアンは、ヘッドサイズがややコンパクト
SIMシリーズから2種類にアイアンが発売されています。左が本記事で取り上げているSIM MAXアイアンで、右がSIM MAX OSアイアンです。
SIM MAXアイアンがスタンダードなアイアンだとすると、SIM MAXアイアンはヘッドサイズが大きく、クラブ重量は軽く、ロフトはストロングなモデルです。
テーラーメイドの公式サイトでは、SIM MAXアイアンについて以下の通り説明されています。
テーラーメイドの「スピードブリッジ」テクノロジーを採用した高弾道・高初速・優れた打感・クリーンなルックスを兼ね備えたSIM MAXアイアン。
ちなみに、M5アイアンはどうだったかというと、とても似た内容です。
テーラーメイドの新テクノロジー「スピードブリッジ」を採用した高弾道・高初速・優れた打感・クリーンなルックスを兼ね備えたM5アイアン。
みんなのゴルフダイジェストの記事で、M5アイアンに相当するのはP790アイアンという話があったのですが、商品説明だけみると、M5アイアンに相当するのはSIM MAXアイアンに思えてしまいます。
この辺りの疑問点もありましたので、SIM MAXアイアンの試打・評価をまとめました。
SIM MAX アイアンの特徴を解説
SIM MAXアイアンについて、打ラボしだるチャンネルでお馴染みの石井プロにより、試打した感想・評価が述べられています。
- 打った感じ、構えた感じ、M6アイアンに似ているが、打感が違う。
- エコーダンピングシステムという黒いゴムのようなものが搭載されていて、M6と比べると打った時の音が静かで、振動が柔らかい。
- 軟鉄鍛造の柔らかさとは違うが、打感を良くしてくれている。
- 球がすごく上がりやすい。
- スピンが少ない分、大きく飛んでくれる。
- 初級者・中級者にとって夢のようなアイアン。
- 距離が落ちてきた年配の方も使える。
- 距離系のアイアンで球が上がりづらい方におすすめ。
SIM MAXアイアンを試打
SIM MAX アイアンのKBS MAX 85 JPが装着されたモデルを試打した動画です。
- トップブレードは飛び系アイアン特有の厚さだが、ヘッドの横幅が長くないので、構えやすい。
- 7番アイアンでロフト角は28.5°。同程度のロフト角のアイアンと比べると、そこまで飛ぶアイアンではなく、球が上がりやすく、バックスピン量が多い。
- 弾道が高く、つかまりも良い。右方向へのミスを抑えられるので、スライサーにおすすめ。フッカーには使いにくい可能性がある。
- 打点がズレても打ち出し方向は一定なので、やさしい。
- 打感は、一般的なポケットキャビティーアイアンと比べると、手に伝わる振動が少なく、打音も低い。軟鉄鍛造と比べると厳しい。
- 打感はP790に近い。弾き感は少ない。
SIM MAXアイアンの試打・評価コメント
構えてみるとこんな感じ。トップラインが厚めな分、扱いやすさを感じそうです。イメージ的には、やっぱり「M6」アイアン
メチャクチャ球が上がるし、つかまりも良い感じ。
スピン量も少なめの棒球系です。オートマチック系アイアンだと思います。
フッカーは、ちょっとつかまりすぎてしまうかもしれません。それと、やはりミスヒットの寛容性が高いです。
引用:nikkansports.com
打感がいい! 軟鉄鍛造のような重くズシっと来る感触とは違いますが、軽やかで振動の少ない、ピシッといった感触で、体にやさしい?打感です。
打点ズレは左右だけでなく上下にも強いです。特にフェース下部への打点のズレに対してはスゴいです。
操作性に関しては、“ほぼない”といってもいいかも。
引用:kakakumag.com