テーラーメイドのSIM2 MAX DドライバーのUSモデルについて、詳しく取り上げます。
目次
SIM2 MAX Dドライバー USモデル
ドローバイアス設計
SIMからSIM2になり、アルミ素材の採用とカーボン素材の多用により、徹底した軽量化が進められています。
SIM2 MAX Dドライバーは、前作同様にドローバイアス設計になっていて、ネック近くに固定ウェイトが搭載され、さらに、イナーシャジェネレータそのものもヒール寄りに設けられています。
ヒール寄りに重心が寄ることにより、重心距離が短く・重心角が大きくなりますので、フェースをスクエアに戻しやすく、また、ヘッドが自然にスクエアに返る効果があります。
SIM2シリーズの3種類のドライバーの中で、最もスライスが抑えられます。
スピードインジェクションの注入口がサイドに移動
素材・構造面以外は、前作同様のテクノロジーが搭載されています。
貫通型スピードポケット、ツイストフェース、スピード・インジェクションが搭載され、ミスへの強さ、フェースの広い面での反発性能の高さが発揮されます。
特に、スピード・インジェクションは樹脂の注入口がフェース面からトゥ側の側面に移動したため、フェースもすっきりしています。
SIM2 MAX Dドライバーのスペック
- ロフト角:9、10.5、12°
- ライ角:56°
- ヘッド体積:460cc
- クラブ長さ:45.75″
標準シャフト
Fujikura Air Speeder
硬さ | 重量 | トルク | 弾道 | スピン量 |
---|---|---|---|---|
S | 51g | 6.3 | 高 | 中~多 |
R | 49g | 6.5 | 高 | 中~多 |
A | 47g | 6.5 | 高 | 中~多 |
SIM2 MAX DドライバーのUSモデルと日本モデルの違い
ロフト角、ライ角、クラブ長さなど、基本的なスペックは日本とUSで同じ値となっています。ウェイトの重量を日本モデルのみ軽くするメーカーもありますが、SIM2 MAX Dドライバーの後方ウェイトは同じ22gです。
標準シャフトは、日本モデルはTENSEI BLUE TM50 (’21)なのに対して、USモデルはFujikura Air Speederです。
シャフトそのものはUSモデルの方が2~4gほど軽いですが、バランスは日本モデルがD2.5、USモデルがD4です。
USシャフトは、同じフレックスでも1フレックス硬いと言われていますので、普段より柔らかいスペックを選択すると良いでしょう
SIM2 MAX DドライバーのUSモデルの購入・価格
価格については、一般的にUSモデルの方が安いケースが多く見受けられます。
公式サイトでのSIM2 MAX Dドライバーの掲載価格を見てみますと、USは$529.99、日本は76,000円となっています。1ドル105円で計算すると約2万円ぐらいの差があります。
USモデルはネットで簡単に購入できる
USモデルの購入については、特に難しい点はありません。日本の小売りでも取り扱いが増えていて、ネットでも多数出品されています。
特にオススメなのが、フェアウェイゴルフUSAさんです。アメリカ国内の各メーカから直接仕入れた正規品(正規ライセンス商品)を取り扱われていますので、安心して購入することができます。