テーラーメイドのSIM2 MAXドライバーのUSモデルについて、詳しく取り上げます。
目次
SIM2 MAXドライバー USモデル
アルミニウムをヘッド素材に用いて軽量化を実現
SIM2シリーズでは、ドライバーヘッドにアルミニウムが用いられています。サイドから後方にかけて組み込まれているブルーのパーツが該当します。
クラウンとソールにはカーボンが用いられ、ヘッド全体の軽量化が図られています。
余剰重量が生み出され、ヘッド後方に24gのタングステンウェイト、そして、前方ヒール寄りにも固定ウェイトが搭載され、大きな慣性モーメントによる寛容性の高さと低スピンが実現されています。
スピード・インジェクションのポートがフェースから側面に
反発性能を最大にチューニングするスピードインジェクションは、ジェルの注入ポートがフェース面から側面に移動しています。
これにより、フェース面に余分な穴やネジが無くなり、M3・M4の頃のきれいなフェース面に戻っています。
SIM2 MAXドライバーのスペック
- ロフト角:9、10.5、12°
- ライ角:56°
- ヘッド体積:460cc
- クラブ長さ:45.75″
標準シャフト
Fujikura Ventus Blue
硬さ | 重量 | トルク | 弾道 | スピン量 |
---|---|---|---|---|
S | 55g | 3.9 | 中~高 | 中 |
R | 54g | 4.1 | 中~高 | 中 |
A | 53g | 4.3 | 中~高 | 中 |
SIM2 MAXドライバーのUSモデルと日本モデルの違い
ロフト角、ライ角、クラブ長さなど、基本的なスペックは日本とUSで同じ値となっています。ウェイトの重量を日本モデルのみ軽くするメーカーもありますが、SIM2 MAX Dドライバーの後方ウェイトは同じタングステンの24gです。
標準シャフトは、日本モデルはTENSEI BLUE TM50 (’21)なのに対して、USモデルはFujikura Ventus Blueです。
日本モデルではSIM2 MAXとSIM2 MAX-Dでシャフトが同じですが、USモデルではSIM2 MAXがVENTUSでSIM2 MAX-DがAir Speederになっていて、USモデルの方がより対象ゴルファーに合わせたシャフト設定になっています。
バランスは日本モデルがD3、USモデルがD4となっています。
USシャフトは、同じフレックスでも1フレックス硬いと言われていますので、普段より柔らかいスペックを選択すると良いでしょう
SIM2 MAXドライバーのUSモデルの購入・価格
価格については、一般的にUSモデルの方が安いケースが多く見受けられます。
公式サイトでのSIM2 MAXドライバーの掲載価格を見てみますと、USは$529.99、日本は76,000円となっています。1ドル105円で計算すると約2万円ぐらいの差があります。
USモデルはネットで簡単に購入できる
USモデルの購入については、特に難しい点はありません。日本の小売りでも取り扱いが増えていて、ネットでも多数出品されています。
特にオススメなのが、フェアウェイゴルフUSAさんです。アメリカ国内の各メーカから直接仕入れた正規品(正規ライセンス商品)を取り扱われていますので、安心して購入することができます。