タイトリストのTSiシリーズに、TSi1、TSi4が追加されました。
ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッドに新たに追加されたモデルについて取り上げます。
目次
TSiシリーズに追加されたTSi1・TSi4
2020年の後半に発売されているタイトリストのTSiシリーズ。
発売当初はTSi2、TSi3の2種類のモデルでしたが、前作のTSシリーズと同様に、TSi1、TSi4が追加となりました。
本投稿時点では、USモデルの存在は確認されていますが、日本モデルの方は確認されていませんので、USモデルの情報を取り上げます。
TSi1はフェアウェイウッド・ハイブリッドも発売
TSi1については、ドライバー・フェアウェイ・ハイブリッドの3種類が発売となっています。
一方、TSi4については、ドライバーのみとなっています。
TSシリーズではフェアウェイウッド、ハイブリッドはTS2・TS3のみでしたので、TS1の市場ニーズを確認したということかもしれません。
そう考えると、軽量のニーズはアジア市場の方がポテンシャルが高いと思いますので、TSi1の日本での発売も可能性が高いのではないかと思います。
TSi1ドライバー
ヘッド形状
特徴・適合ゴルファー
TSi1ドライバーは、前作と同じく軽量が特徴となっています。
ヘッド形状は丸型で、ウェイトはソール後方の中央に装着されています。
このヘッド形状のドライバーの特徴としては、低重心・深重心で、球が上りやすく、直進性が高い弾道が出ます。
適合ゴルファーとしては、弾道を高くしたい方、スピンが入らずどっぷ気味になりやすい方、290~300gのヘッドが重いと感じるようになった方が挙げられます。
TSi1ドライバーの解説動画になります。英語バージョンですので、翻訳機能を使ってご覧になってください。
スペック
ヘッドサイズ | 460cc |
ロフト角 | 9.0°・10.0°・12.0° |
ライ角 | 59° |
ヘッド形状 | モダンエアロ |
弾道 | 高 |
スピン量 | 中 |
クラブ長さ | 45.75インチ |
TSi4ドライバー
ヘッド形状
特徴・適合ゴルファー
TSi4ドライバーは、シリーズの中で唯一ヘッドが小ぶりで430ccです。
ヘッド形状もツアープロが好む洋ナシ型のディープフェースです。浅重心でスピン量が抑えられますので、ヘッドスピードが速いゴルファーが思い切り叩きに行けます。
ヘッドの操作もしやすい形状になっていますので、思い通りの弾道を繰り出したい上級者に適しています。
スペック
ヘッドサイズ | 430cc |
ロフト角 | 8.0°・9.0°・10.0° |
ライ角 | 58.5° |
ヘッド形状 | クラシックツアーピア |
弾道 | 中 |
スピン量 | 超低 |
クラブ長さ | 45.5インチ |
TSi1フェアウェイウッド
ヘッド形状
特徴・適合ゴルファー
TSi1フェアウェイウッドは、ドライバーと同様に打ち出しが高く、スピン量も中程度です。
こちらも軽量に仕上げられていますので、軽いヘッドで楽にスイングしたい方に適しています。
USの公式サイトでは標準のフェアウェイウッドよりも50g軽量と紹介されています。
スペック
番手 | 3 | 5 | 7 | 9 |
ロフト角 | 15° | 18° | 20° | 23° |
ライ角 | 56.5° | 57.5° | 58° | 58.5° |
ヘッド形状 | モダン | モダン | モダン | モダン |
弾道 | 高 | 高 | 高 | 高 |
スピン量 | 中 | 中 | 中 | 中 |
TSi1ハイブリッド
ヘッド形状
特徴・適合ゴルファー
TSi2、TSi3のハイブリッドは、ソールウェイトが前方に搭載され、スピン量を抑えた強い弾道が出やすく設計されています。
一方、TSi1ハイブリッドは、ドライバー、フェアウェイウッドと同じく一貫してソール後方に搭載されています。
スピン量を抑え過ぎず、ミスへの寛容性を高め、球の上がりやすさを備えています。
スペック
番手 | 4 | 5 | 6 | 7 |
ロフト角 | 20° | 23° | 26° | 29° |
ライ角 | 58° | 58.5° | 59° | 59.5° |
クラブ長さ | 40インチ | 39.5インチ | 39インチ | 38.5インチ |
弾道 | 高 | 高 | 高 | 高 |
スピン量 | 中 | 中 | 中 | 中 |
「TSi」関連記事