ヤマハから発売のインプレス UD+2シリーズの2021年モデルについて、ツアーワールドGSシリーズについて、全モデルの特徴・スペックについて取り上げます。
目次
インプレス UD+2 2021シリーズ
ヤマハのインプレス UD+2シリーズは、初代の2017年モデルがヒットし、ヤマハの人気シリーズの一つです。
特にアイアンはストロングロフトの「+2番手の飛び」という分かりやすいキャッチフレーズで、アイアンで飛距離を求めるゴルファーのニーズをつかみました。
ウッドについても、大きな重心角によるスライス改善を分かりやすくアピールしていて、こちらも人気商品となっています。
3代目となる2021年モデルも、コンセプトは変わらず、ドライバーは大きな重心角、アイアンはストロングロフトで、アベレージゴルファーのど真ん中の悩みにストライクなモデルとなっています。
inpres UD+2ドライバー 2021
特徴
スライス改善に効果を発揮してくれる重心角は、33°から34.5°に更に大きくなっています。
また、慣性モーメントも4,650g・cm2から5,020g・cm2に大幅にアップしていますので、寛容性が高く、左右のブレが抑えられた直進性の高い弾道となっています。
スペック
- ロフト角:9.5、10.5°
- ライ角:61°
- フェース角:0°
- ヘッド体積:460cc
- クラブ長さ:45.75インチ
- クラブ重量:279g(SR)
inpres UD+2フェアウェイウッド 2021
特徴
ドライバーと同様に重心角と慣性モーメントが大きく、つかまって曲がらない弾道が特徴です。
特に3番ウッドでは、ソールに高比重合金が採用されていますので、球が上りにくいという方にオススメです。
スペック
番手 | 3 | 5 | 7 | 9 |
---|---|---|---|---|
ロフト角 | 14.5 | 17 | 19 | 21.5 |
ライ角 | 58 | 58.5 | 59.0 | 59.5 |
フェース角 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ヘッド体積 | 189 | 164 | 150 | 138 |
クラブ長さ | 43.5 | 42.75 | 42.25 | 41.75 |
クラブ重量(SR) | 291 | 297 | 301 | 305 |
inpres UD+2ユーティリティ 2021
特徴
ユーティリティもドライバーと同様に重心角と慣性モーメントが大きく、つかまって曲がらない弾道が特徴です。
ヘッド形状はウッド型で、ドライバー、フェアウェイウッドからのつながりを重視する方にも適しています。
また、ロングアイアンが苦手と言う方にも、フェアウェイウッドの7番・9番も含めて、このレンジの選択肢を増やしてくれます。
スペック
番手 | U4 | U5 | U6 |
---|---|---|---|
ロフト角 | 19 | 21.5 | 24 |
ライ角 | 59.5 | 60.0 | 60.5 |
フェース角 | 0 | 0 | 0 |
ヘッド体積 | 126 | 126 | 126 |
クラブ長さ | 40.5 | 40.0 | 39.5 |
クラブ重量(SR) | 314 | 318 | 323 |
inpres UD+2アイアン 2021
特徴
前作・前々作と変わらず超ストロングロフト仕様が特徴のアイアンです。
7番アイアンのスペックは、ロフト角が25°と強烈にフェースが立っていて、長さは38インチで長尺です。
ロフトが立つことで、前に強く飛ぶ力が強く飛距離が出ますので、アイアンに飛距離を最優先に求める方には、とても適したスペックです。
なお、長尺に不安感がある方、弾き系の打感が得意ではない方は、一度、一度、試打されることをオススメします。
スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ |
---|---|---|---|
5 | 21 | 60.75 | 39 |
6 | 23 | 61 | 38.5 |
7 | 25 | 61.25 | 38 |
8 | 28 | 61.5 | 37.5 |
9 | 32 | 61.75 | 37 |
PW | 37 | 62.25 | 36.5 |
AW | 42 | 62.75 | 36 |
AS | 48 | 62.75 | 36 |
SW | 55 | 63.25 | 35.75 |
インプレス UD+2 2021の発売日
インプレス UD+2シリーズの3代目となる2021年バージョンの発売日は、2020年10月6日です。
<発売価格>
- ドライバー:88,000円
- フェアウェイウッド:50,600円
- ユーティリティ:41,800円
- アイアン:4本セット(7~PW)は105,600円、単品(5、6、AW、AS、SW )は26,400円