ダンロップのゼクシオ9ドライバーについて取り上げます。
目次
XXIO ゼクシオ9ドライバー
ゼクシオ9ドライバーは、ゼクシオのレギュラーモデルとして9代目となるドライバーです。シニアや初心者を中心に、やさしく爽快に使える点が支持されているドライバーです。
ゼクシオ9ドライバーの特徴はスイング軌道
ゼクシオ9ドライバーは、「軌道は力だ。」のキャッチコピーが付けられて発売されています。そして、ここ最近のゼクシオと言えば、「DST」の文字がヘッドに記載されていて、今回も記載されています。
Dual Speed Technologyは引き続き継承され、ヘッドとシャフトの両方にスピードアップを実現する仕組みが採用されています。
軽くてしなかやなシャフト、ゼクシオ史上最も重いヘッドがスイングを速くする
出典:https://golf.dunlop.co.jp/newsrelease/2015/s26.html
ゼクシオ9ドライバーは、ゼクシオ史上で最も重いヘッドとなっています。そして、シャフトは軽量化を図りながらもしなやかに仕上がっています。
これにより、前作のゼクシオ8とゼクシオ9でヘッド軌道を比べると、トップでの切り返しからヘッドが重さとシャフトのしなやかさで残り、体の近くを回ってくれます。
ここからはゼクシオ8のスイング慣性モーメントの理論で、ヘッドが体の近くを通るとスイングがコンパクトになり、回転が速くなります。
いつものスイングでヘッドスピードが上がり、ヘッドの重さも増していますので、飛距離がアップするというメカニズムになっています。
ゼクシオ8より、重心が深く・低くなっている!
丸いバッジ型のウェイトの位置が、写真左のゼクシオ9では、15mm後方に移動しました。これにより、深重心・低重心となり、ボールが上がりやすくなっています。
ゼクシオ8からの変更点
ゼクシオ8から買い替えをされる方は、スペックの変更点が気になるところだと思います。ロフト角、ライ角、シャフト長さといった基本的なスペックは変わっていませんが、注目したい点は2点あります。
一つ目は前にも触れましたが、ウェイトバッジの位置が後方になったら、深重心・低重心になっています。ボールの上がりやすさに影響する設計変更となります。二つ目はヘッド重量です。クラブ重量は変わっていませんが、ヘッド重量は2g重くなっています。その分、シャフトが2g軽くなっています。
ゼクシオ9ドライバーの試打・評価
2種類のシャフトで試打
MP-900シャフトとMiyazakiシャフトの2種類のシャフトを試打した動画です。
練習場での試打を測定器で計測して評価
左右のブレが少なく、スライサーに向いているとの評価です。
ゼクシオ9ドライバーのスペック
ロフト角 | 8.5/9.5/10.5/11.5/12.5° |
ライ角 | 58° |
ヘッド体積 | 460cc |
標準シャフト | MP-900カーボン |
長さ | 45.5インチ |
フレックス | S/SR/R/R2 |
シャフト重量 | 46/44/41/40g |
クラブ重量 | 272g(Rスペック) |
トルク | 6.2/6.3/6.4/6.5 |
キックポイント | 中 |
ロフトは8.5°から12.5°まで1°刻みで5種類ありますので、ボールが上がりやすい人、上がりにくい人に合わせて選ぶことができます。そして、シャフト柔らかめのR2まで用意されていますので、例えば10.5°のRを使っていて、もう少しシャフトのしなりが欲しいという方は、R2を選択することができます。
ゼクシオ9ドライバーの販売価格と発売日
ゼクシオ9ドライバーの発売開始日は2015年12月5日です。販売価格は、標準シャフトのゼクシオ MP900 カーボンシャフトが装着されたモデルで、88,000円(税抜き)となっています。