スリクソンのアスリート向けモデルとして発売されているZシリーズ。ドライバーのラインナップとこれまでのヘッドサイズの変遷についてまとめました。
スリクソン Zシリーズ歴代モデルのヘッドサイズの変遷
発売年 | Z5系 | Z7系 | Z9系 |
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2012 | 460cc(Z525) | 425cc(Z725) | 380cc(Z925) |
2013 | 420cc(Z725LM) | ||
2014 | 460cc(Z545) | 430cc(Z745) | 400cc(Z945) |
2016 | 460cc(Z565) | 445cc(Z765) | |
2017 | 460cc(Z565TG) | 440cc(Z765LM) | |
2018 | 460cc(Z585) | 460cc(Z785) |
2013年、2017年の7系のLMはLimited Modelの略です。
2017年のZ565TGのTGは、チタングレーの略です。ヘッドがより大きく見え安心感がまるよう、レギュラーモデルとは異なりチタングレーのカラーリングとなっています。
スリクソンは徐々にやさしくなっている!
ここ数年のゴルフメーカー全体の開発動向を見渡しますと、難しいと言われるクラブが市販されず、徐々にアベレージゴルファー向けモデルにスペックが近づいている傾向が続いています。
そして、スリクソンでも2018年モデルのZシリーズでは、「ゼロスリクソン」というキャッチコピーを掲げ、従来のアスリートゴルファーだけでなく、ゴルフを楽しみたい層も新たにターゲットとしているとプレスリリースにて述べられています。
2018年モデルでは遂にヘッドサイズが460cc一種類となり、ヘッドサイズからもやさしさを取り入れている様子が伝わってきます。
ただし、あらためてヘッドサイズの変遷、そして、7、9の発売状況を見ますと、どれも年々ヘッドサイズが大きくなっていて、2016年は9系が市販されず、2018年は7系が460ccに達しています。
スリクソンのZシリーズは、2018年に一気にやさしくなったということではなく、常にやさしい方向に寄り添ってきていたことが分かります。