ゼクシオから2020年に11代目モデルが発売されました。
そこで、最新モデルのゼクシオ11ドライバーと1世代前のゼクシオ10ドライバーについて、モデルの特徴や違いから適合ゴルファーについて取り上げます。
目次
ゼクシオ11ドライバーとゼクシオ10ドライバーの違い
ゼクシオはこれまで軽量化をずんずんと進めてきました。これはレディースゴルファーやシニアゴルファーに人気という側面があり、また、ゴルファーの高齢化も影響しているとも言われています。
そんな路線を歩んできたゼクシオは、ゼクシオ10でレギュラーモデルとしてはシリーズ最軽量となる270gを実現しています。
そして、11代目はどうなるのかという注目の中、ゼクシオが持ってきた答えは重量アップという予想外の結果でした。
ゼクシオ11ドライバーは、10g増えた280gとなっていますが、単なる重量増ではなりません。
カウンターバランスというグリップエンド側の重量バランスを高めたことで、クラブヘッドの重さを感じさせず、一方でグリップエンドの重量増により安定感が増すことで、手元側の軌道を安定させるという仕組みが採用されています。
それでは、ゼクシオ10とゼクシオ11の両ドライバーについて、どのようなゴルファーに適しているか見ていきましょう。
クラブフィッターによる解説
- ゼクシオ11は、カウンターバランスにより、少ない力でヘッドを走らせやすい。ゼクシオ10の方がヘッドが重く効いてるため、少し触れる人によい。
- ゼクシオ10とゼクシオ9では、ゼクシオ9はシャフトがしなってプレーンに乗ってくれるので、手元がしなった方が良い人にはゼクシオ9が良い。
ティーチングプロによる解説
- 形状の違いは殆どない。
- ゼクシオ10ドライバーは、クラブ重量が軽い。軽いだけでは飛距離は伸びないので、シャフトの手元が柔らかいことで、タメがしっかり作られるようになっている。体にまきついたようになってヘッドが下りてくることで、ヘッドが走るようになっている。
- ゼクシオ11ドライバーは、手元側に重りを入れることで、スイングを安定するようになっている。手元側が重いことで、テイクバックで同じ位置に上げやすくなっている。
ゼクシオ11ドライバーとゼクシオ10ドライバーの試打・評価
ゼクシオ11ドライバーの試打・評価
ゼクシオ10ドライバーの試打・評価
まとめ
ゼクシオ10とゼクシオ11について、二方の解説を取り上げました。クラブ重量に関する評価については、異なる方向への解説となっているようです。
スペック値として参考になるものとして、スイングウェイトというものがあります。バランスと呼ばれる場合もあります。
この値は、ゼクシオ10がSRでD6、ゼクシオ 11がSRでD3となっています。ゼクシオ11ドライバーの方がカウンターバランスによりヘッドが軽く感じられるということになります。
実際にどのように感じられるかは、スイング軌道やスピードによっても変わってくると思いますので、実際に試打されてみて違いを感じられると良いと思います。