スリクソンからZXシリーズが発売となっています。これまでの「Zシリーズ」から「ZXシリーズ」に名前が変わった新たなモデルについて取り上げます。
目次
ZXシリーズ
ZXシリーズは、スリクソンの2020年の新たなモデルで、2018年のZ85シリーズの後継となります。そして、今回からシリーズ名そのものが、ZからZXに改称しています。
クラブの種類は、ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド、ユーティリティアイアン、アイアンまであり、アイアンはSWまでありますので、一通りZXシリーズで揃えることもできます。
なお、ドライバーとアイアンに関しては、ZX5、ZX7の2種類のモデルがありますので、自分の弾道・体力・技量に合わせて選ぶことができます。
それでは、ZXシリーズのドライバーとアイアンについて、特徴とスペックを見ていきましょう。
ZX5ドライバー
概要
剛性の高い層、低い層を繰り返した4層構造の「REBOUND FRAME」が採用され、大きな撓みが実現されています。
ZX5ドライバーは、しっかりつかまえて、高い弾道で飛ばすことができ、投影面積も大きく、やさしさと飛距離性能を兼ね備えています。
スペック
ロフト角 | 9.5° | 10.5° |
ライ角 | 59° | |
ヘッド体積 | 460cc | |
クラブ長 | 45.25″ | |
バランス | D2 | |
クラブ重量 | 304g(S) |
ZX7ドライバー
概要
ZX5と同じく、剛性の高い層、低い層を繰り返した4層構造の「REBOUND FRAME」が採用され、大きな撓みが実現されています。
ZX7ドライバーは、ディープ形状で、ウェイトが深すぎない位置に搭載されていますので、低スピンで弾道の高さを抑えた強い弾道で飛ばすことができます。
操作性にも優れていますので、中・上級者に好まれるドライバーです。
スペック
ロフト角 | 9.5° | 10.5° |
ライ角 | 59° | |
ヘッド体積 | 460cc | |
クラブ長 | 45.25″ | |
バランス | D2 | |
クラブ重量 | 309g(S) |
ZX5アイアン
概要
ZX5アイアンは、ポケットキャビティ形状のアイアンで、フェースはクロムバナジウム剛が用いられ、ボディは軟鉄鍛造となっています。打感の良さがありつつ、大きく飛ばせ、方向安定性に優れています。
フェースは中央部分が偏肉設計で、その周りを取り囲むようにスピードグルーブが施され、大きな撓みが生み出され、ボールスピードをアップしてくれます。
スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | バンス角(前) | バンス角(後) | FP | クラブ長さ |
4 | 22 | 60.5 | 12 | -8 | 2.8 | 38.5 |
5 | 24 | 61 | 13 | -6 | 3 | 38 |
6 | 27 | 61.5 | 14 | -6 | 3.2 | 37.5 |
7 | 31 | 62 | 15 | -5 | 3.5 | 37 |
8 | 35 | 62.5 | 16 | -5 | 3.8 | 36.5 |
9 | 39 | 63 | 17 | -3 | 4.1 | 36 |
PW | 44 | 63.5 | 18 | -3 | 4.4 | 35.5 |
AW | 50 | 63.5 | 18 | -2 | 4.9 | 35.5 |
SW | 56 | 63.5 | 9.5 | 9.5 | 5.3 | 35.5 |
ZX7アイアン
概要
ZX7アイアンは、キャビティーバック形状のアイアンですが、ZX5よりはソールやキャビティーが薄く仕上がっています。
軟鉄鍛造により吸い付くような打感が得られ、キャビティー形状のためオフセンターヒット時も打感の良さが損なわれにくくなっています。
スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | バンス角(前) | バンス角(後) | FP |
3 | 20 | 60 | 19 | -4.5 | 31 |
4 | 22 | 60.5 | 19 | -4.5 | 3.3 |
5 | 25 | 61 | 19 | -4 | 3.4 |
6 | 28 | 61.5 | 19 | -4 | 3.6 |
7 | 32 | 62 | 19 | -3.5 | 3.9 |
8 | 36 | 62.5 | 19 | -3.5 | 4.4 |
9 | 41 | 63 | 20 | -3 | 4.8 |
PW | 46 | 63.5 | 20 | -3 | 5 |
AW | 51 | 63.5 | 20 | -2 | 5.4 |
SW | 57 | 63.5 | 26 | -1 | 6 |