(2021-07-08更新)
テーラーメイドから300ミニドライバーが発売となりました。
往年の300シリーズを現在のミニドライバーとして再現した注目のモデルについて、テクノロジーやスペックなどを紹介します。
目次
300ミニドライバー
出典:https://www.instagram.com/p/CO8HptcNwxx/
新たなミニドライバーが発売されるという情報が、かなり前から出ていました。
当初の予想通り、「300ミニドライバー」がテーラーメイドから正式に発表されました。
古くからテーラーメイドに馴染みのある方は、このフォルム・名前から懐かしさを感じているかもしれません。
300Tiドライバーをオマージュ
出典:テーラーメイド
300ミニドライバーは、往年の300Tiドライバーをオマージュしたモデルで、特徴的なソール形状はしっかりと採用されています。
Vスチールソールを採用し、直ドラでも使える
300シリーズを踏襲して、50gのスチールソールプレートが採用されています。
芝との接触面積が抑えられますので、直ドラでも振り抜けが良く、ドライバーとして、また、フェアウェイウッドとしても扱いやすくなっています。
また、低重心化にも大きく寄与していますので、球が上がりやすくなり、高弾道で飛ばすことができます。
ロフト角の調整機能を搭載
Original Oneミニドライバーと同様に、可変スリーブが搭載されています。
シャフトを挿す向きを変えることで、ロフト角・ライ角・フェース角を調整することができます。
スピードポケットとツイストフェースを搭載
ミニドライバーと言えど、テーラーメイドの最新のテクノロジーが搭載されています。
ソール前方には貫通型のスピードポケットが搭載され、フェース面にはツイストフェースが搭載されています。
どちらも、打点のブレに強さを発揮してくれますし、スピードポケットは特にフェースの下目でのヒットの際に効果がありますので、直ドラでの安心感にもつながります。
ヘッド体積は307cc
ヘッド体積は307ccとなっています。直近の最新モデルであるSIM2やSIMグローレは460ccですから、2/3ぐらいのヘッド体積となります。
2年前に発売されて話題となったオリジナルワンミニドライバーは275ccでしたので、10%ほど大きめなヘッドとなります。
300ミニドライバーのスペック
- ロフト角:11.5°
- ライ角:56°
- ヘッド体積:307cc
- クラブ長さ:43.75インチ
- シャフト:TENSEI SILVER TM50 MD
- フレックス:S、SR
- クラブ重量:318g、315g
- シャフト重量:55g、53g
- トルク:4.0、4.4
- バランス:D2
- 調子:中
- グリップ:TM TOUR VELVET 360 MD(径60、47.5g)
300ミニドライバーをプロが試打・評価
試打ラボしだるTVさんにて、トラックマンを使って300ミニドライバーを試打されています。
併せて、同じくテーラーメイドの1つ前のミニドライバーであるOriginal Oneミニドライバーも試打されています。
両者の違いについて、球のつかまりや対象ゴルファーについて解説されていて、300ミニドライバーの方がやさしいと評されています。
300ミニドライバーの発売価格
300ミニドライバーの発売価格は、税込み63,800円です。シャフト選択もありませんので、1プライスとなります。