初心者におすすめのキャビティアイアンについて、2018~2019年モデルを中心に紹介します。
目次
キャビティアイアンが初心者におすすめな理由
アイアンは形状からマッスルバック、中空、キャビティの3つに分類されます。この中で最もやさしいのがキャビティアイアンとなります。キャビティアイアンはバックフェースがえぐられた形状になっていて、ヘッド周辺部が肉厚になっています。
特徴としては、ミスに強く、飛距離性能にも優れ、芝に刺さりにくくなっていますので、初心者にはデメリットが無いと言ってもいいでしょう。
※3種の形状の違いと特性については、下記記事で詳しく解説しています。
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初心者に使いやすいキャビティアイアンについて、おすすめモデルを5つランキング形式で紹介します。
第1位 ヤマハ インプレス UD+2アイアン
ヤマハから発売されているインプレスUD+2アイアンの2代目モデルです。「+2」には「2番手上の飛び」という意味が込められ、ストロングロフトのディスタンス系アイアンとして、初代も2代目も人気のモデルとなっています。
キャビティアイアンの特徴であるヘッド周辺への重量配分は、2019年モデルでさらに進化しています。センターを外してもミスが許容されますので、飛距離ロス、弾道のブレが抑えられます。
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第2位 プロギア RS REDアイアン
PRGRから発売されているRS REDアイアンです。RSアイアンの後に発売され、ストロングロフトになっているアイアンです。7番アイアンで比較しますと、RSアイアンが29°なのに対して、RS REDアイアンでは27°となっていまして、ロフトが2°立っています。ロフトが立っている分、前に飛ばす方向にインパクトエネルギーが使われますので飛距離が出ます。
ソールも更に厚くなっていますので、初心者でもダフリが出にくい形状となっています。
第3位 ゼクシオ10アイアン
日本で最も人気のあるモデル、ゼクシオの10代目アイアンです。シニアやレディースを中心に人気のモデルですが、最近ではドライバーにヘビータイプもリリースされ、ツアープロにも使われることで、更に幅広いゴルファーに使われています。
ソールも厚みがありながら、すっきりしていますので、構えやすく振り抜きやすいアイアンです。
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第4位 テーラーメイド M4アイアン
テーラーメイドのM4アイアンです。テーラーメイドのMシリーズはドライバーもアイアンも人気で、後継のM6 アイアンはもとより、前作のM2アイアンも息の長い人気のモデルです。
フェース後方の両サイドにはリブコアと呼ばれる剛性を高める構造が採用されていまして、反発を強めてくれます。
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第5位 ゼクシオクロスアイアン
こちらはゼクシオから2019年に発売されているディスタンス系アイアンのゼクシオクロスアイアンです。飛距離性能と直進性に拘ったモデルで、7番で25°というかなりのストロングロフトになっています。
フェースはゼクシオのチタンアイアン史上で最薄となっていますので、反発性能に優れています。そして、高比重の金属ウェイトがトゥ側下部に搭載されていますので、ミスに強く、球が上がりやすくなっています。
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まとめ
以上、キャビティアイアンで初心者におすすめのモデルを5つ紹介しました。最近はロフトが立っているストロングロフトのモデルが増えています。アイアンで飛距離が出にくいという方は、ストロングロフトを選択すると良いでしょう。
ストロングロフトのデメリットとして、上の番手で距離が出過ぎる分、下の番手にしわ寄せが来ます。番手間の飛距離の差が大きくなりがちなので、ラウンドの際にはウェッジの選択に配慮すると良いでしょう。